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極楽プリズン の商品レビュー

3.3

10件のお客様レビュー

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2025/10/18

・小説の構造自体は、正直よくあるものであって、最初から最後まで特に衝撃を受けたり、心を動かされるような展開はなかった。オチもすぐに予想できてしまった。 ・いやしかし、勘違いをしてはいけない、木下半太の小説の真髄はそこではないし、それを求めて読んだわけでもない。 ・とにかく、めちゃ...

・小説の構造自体は、正直よくあるものであって、最初から最後まで特に衝撃を受けたり、心を動かされるような展開はなかった。オチもすぐに予想できてしまった。 ・いやしかし、勘違いをしてはいけない、木下半太の小説の真髄はそこではないし、それを求めて読んだわけでもない。 ・とにかく、めちゃくちゃに読みやすいのである。気負うことなく低カロリーで読み始められるし、エコに読み進められるし、読んでいてまったく疲れないのである。 ・それでいて、ちゃんと安定して面白いのである。 ・(大変失礼でもあるが、)名作はないけど、駄作もない。ホームランゼロ本のアベレージヒッター的な存在。 ・大作や名作は衝撃作は得てカロリーが高いから、読み終わったときに満足感と比例して、どうしても疲れてしまう。 ・いわば、フルコースのお口直し。定食のつけもの。カレーの福神漬け的な存在なのであって、私の読書のポートフォリオになくてはならない大切な小説家なのだ。 ・木下半太を時々挟むことで、また気合を入れ直し、未知なる本の樹海へと足を踏み入れるのです。

Posted byブクログ

2025/05/10

木下半太の長篇小説『極楽プリズン』を読みました。 ここのところ、木下半太の作品が続いています。 -----story------------- バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。 男は「恋人を殺した無実の罪で投獄されたが、今、脱獄中だ」と打ち明け...

木下半太の長篇小説『極楽プリズン』を読みました。 ここのところ、木下半太の作品が続いています。 -----story------------- バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。 男は「恋人を殺した無実の罪で投獄されたが、今、脱獄中だ」と打ち明ける。 そして、飲酒OK、ジムやシアタールームまであり、「出入り自由」な刑務所の話を始める。 「死んだ彼女を救うため、脱獄を繰り返す奇妙な男」の真相に近づいたとき、理々子が目にした恐ろしいものとは――? ----------------------- 幻冬舎発行の月刊PR誌『PONTOON(ポンツーン)』に連載後、2017年(平成29年)に刊行された作品です。 中盤までは、ケン・グリムウッドの『リプレイ』や、乾くるみの『リピート』のような、何度も過去へ遡り歴史を変えようとする"時間ループモノ"かな……と思わせるような展開でしたが、、、 その後、意外な刑務所の正体が判明……そりゃ、極楽ですよねー 意外性のあるどんでん返しとハートフルな結末が愉しめました。 一気に読ませる独特のスピード感が木下半太の作品らしかったですね。

Posted byブクログ

2023/11/16

恋人殺しの冤罪で投獄中の男が、恋人の事件を未然に防ぐため脱獄してきたと言うタイムリープ物。路地裏のバーでその男と出会った理々子。二人の立場と関係性は想像つくものの軽い感じで一気に読めました。

Posted byブクログ

2021/01/05

愛する人を救うためにタイムトラベルをする青年のミステリーファンタジー。 恋人を殺害した冤罪で刑務所に収監された柴田。 しかし、そこは自由にあふれた楽園のような刑務所・極楽プリズン。 何度も脱獄して、人生をやり直し、愛する明日香を守ろうとするが、最後は救えなくて、極楽プリズン...

愛する人を救うためにタイムトラベルをする青年のミステリーファンタジー。 恋人を殺害した冤罪で刑務所に収監された柴田。 しかし、そこは自由にあふれた楽園のような刑務所・極楽プリズン。 何度も脱獄して、人生をやり直し、愛する明日香を守ろうとするが、最後は救えなくて、極楽プリズンに戻ってきてしまう。 そのうち、囚人仲間の小林やトンボの正体がわかり、その柴田の物語を聞かされていた理々子もまた。 時を超えて浮遊する愛情劇と、どんでん返しの気持ちの良い作品。

Posted byブクログ

2019/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすく、飽きずに最後まで読めました(*^o^*) 最後はポジティブに終わるのでスッキリした気分です

Posted byブクログ

2019/06/14

火事の渋滞に巻き込まれ、横浜の宿泊をあきらめてバーに入ったシングルマザー理々子。隣り合わせた男が、妙な話を始めます。あまりにもありえない、不思議な話に暇つぶしのつもりが、すっかり夢中になり自分の境遇や過去にも思いを馳せる彼女…。木下さんの話には無駄がありません。どれもこれもが伏線...

火事の渋滞に巻き込まれ、横浜の宿泊をあきらめてバーに入ったシングルマザー理々子。隣り合わせた男が、妙な話を始めます。あまりにもありえない、不思議な話に暇つぶしのつもりが、すっかり夢中になり自分の境遇や過去にも思いを馳せる彼女…。木下さんの話には無駄がありません。どれもこれもが伏線で、最後に綺麗につながるのです。今回もぶっとんだ設定ですが期待通り綺麗にピースが繋がり、満足、といいたいところですが…うーん、決して悪くはないですが、普段の木下作品と比べるとインパクトは薄いです。お薦めするなら別のを薦めるかな。

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2018/12/23

バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。男は「恋人を殺した無実の罪で投獄されたが、今、脱獄中だ」と打ち明ける。そして、飲酒OK、ジムやシアタールームまであり、「出入り自由」な刑務所の話を始める。「死んだ彼女を救うため、脱獄を繰り返す奇妙な男」の真相に近づ...

バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。男は「恋人を殺した無実の罪で投獄されたが、今、脱獄中だ」と打ち明ける。そして、飲酒OK、ジムやシアタールームまであり、「出入り自由」な刑務所の話を始める。「死んだ彼女を救うため、脱獄を繰り返す奇妙な男」の真相に近づいたとき、理々子が目にした恐ろしいものとは――?

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2017/12/30

なんでもありの半太さん、もう多少のことではこっちも驚きません。 今回の主人公はバツイチの理々子。終電を逃してふらり立ち寄った路地裏のバーで、柴田という男の話に思わず聞き入る。柴田は恋人を殺した無実の罪で服役中で、今は脱獄中。彼が投獄されているのは極楽のような刑務所で、脱獄も自由...

なんでもありの半太さん、もう多少のことではこっちも驚きません。 今回の主人公はバツイチの理々子。終電を逃してふらり立ち寄った路地裏のバーで、柴田という男の話に思わず聞き入る。柴田は恋人を殺した無実の罪で服役中で、今は脱獄中。彼が投獄されているのは極楽のような刑務所で、脱獄も自由。んなアホな。来るで来るで半太節、と思ったけれど、既視感のある映画や本を混ぜた感じ。 しかしなんでしょうね、悪夢も極限も極楽ももうええって!と思うのに、気づけば私はまた半太を読んでいます。軽さと無茶振りと平和なオチに引かれてしまうのか。

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2017/10/20

死んだ彼女を救うため、出入り自由な刑務所から脱獄を繰り返す男。 恋人殺害の冤罪で投獄されたが、脱獄中だ。-渋谷、恵比寿近くのとあるバーで会話は始まる。 とうとうこういう設定にまで来てしまったか... 木下節というよりは、今回はちょっととっちらかっちゃった感が強いな。 ある種...

死んだ彼女を救うため、出入り自由な刑務所から脱獄を繰り返す男。 恋人殺害の冤罪で投獄されたが、脱獄中だ。-渋谷、恵比寿近くのとあるバーで会話は始まる。 とうとうこういう設定にまで来てしまったか... 木下節というよりは、今回はちょっととっちらかっちゃった感が強いな。 ある種、希望を含む輝かしくポジティブな一冊かもしれんが。

Posted byブクログ

2017/10/19

いつもの雰囲気押さえ目で、設定の妙で魅せにくる。前半は狙いが上手くハマっていたと思うけど、後半がちょっと平凡過ぎたかな。

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