ミレニアム4(下) の商品レビュー

ダヴィド・ラーゲルクランツ(著者),羽根由(訳者),ヘレンハルメ美穂(訳者)

2024/09/11

作者が変わりミカエルや他の登場人物の雰囲気ががらりと変わり最初は戸惑った。前巻は中々入り込めなかったが後巻でストーリーの展開のスピード感も増して入り込めた感はあった。
でもやっぱりスティーグラーソンのミカエル達が好きだなあ。

2024/08/06

ついにカミラ登場。クオリティはそんなに変わらないと思うが、三部作完結後なので、少しパワーダウンした印象

2024/06/09

上巻の終わりあたりで話が急展開を迎えてから、スピードを上げて読み終えてしまいました。
やはりキャラクターがとても魅力的で、楽しく読めました。
ブブランスキーとムーディグのスピンオフ短編集でも出ないかな、と思うくらい2人が好きです。

また、アウグストとリスベットのコンビもかなり良い……。
アウグストのサヴァン症候群の設定が、絵を描いて犯人像を示すだけではなく、楕円方程式を通じてストーリーにしっかりと関わってくれたのがわくわくしました。リスベットからの報告を受けて、誇らしげにしているアウグストや、それを見てなんだか自分を誇らしく思うハンナが微笑ましいです。

2024/03/28

原作者ではない方の作とのことで、手が伸びるのに新たに何年もかかりましたが、こうして読み終えてみると、「悪くないじゃない」というのが正直な感想です。原作３部作とくに2と3の暗く苦しいものが薄まり、言葉は悪いけどライトな感覚で主人公たちの活躍が楽しめました。特にリスベットはダークな部分が少し弱まり、それが良いことか悪いことかは別にして、読みやすくなったと思います。最後の終わり方も、ちょっとおしゃれかな。

2024/03/01

2024.03.01
偉大な作家の後を継ぐことの難しさを感じた一冊。
ちなみにこの後のシリーズを読むとだんだん筆者がこのシリーズをものにしていく過程がうかがわれる。

2023/07/02

私の理解力の問題だとは思うけど、登場人物、機関が多すぎてかなりこんがらがった。結局どこがどこと協力してるの…？って分からなくなってしまった。前作までは複雑でも所々で整理してくれていたから読みやすかったけれど、今作は進むスピードが速くて理解できないまま終わってしまった感じがする。
でも、ここまで来たら次も読んでみたい。

2022/02/10

上巻最初のミレニアムの落ちぶれぶりには、不安もあったが、読み進めるとワクワク楽しめた。
リスベットというキャラクターの魅力を違和感なく描いている。
オリジナルなストーリーということで、遺稿のほうの内容も気になるが……よい作品。

2021/06/28

ラーネルクランツにバトンが渡された4部作、前作と10年もあいてるなんて、当時みんな待ってだだろうな。最先端技術を題材にした、さらにリスベットに迫る4部作。ミカエル・ブルムグヴィストは前作までの勢いをなくして、すっかり冴えない雰囲気に変わってしまった。4部作始まってなかなか馴染めなかったけど、3／4くらいすぎてやっと面白くなってきたと共に、これはこの4では終わる話ではないなとすっきりしない残念感と、次の5部への楽しみへ。作者が変わっても、ミレニアムは奥深い作品。

2021/04/30

これはこれで面白かったけど、相続で揉めて云々というラーソンの遺稿ではどうだったの？？？
ということが気になってモヤモヤ(・・?)

2020/10/10

いやぁ〜、面白かったねぇ〜
ちょっと後半怒涛の展開で？？？って感じもありましたけど
なかなかのサスペンスな感じでかなり楽しんじゃいました。
メイントリックも非常に理系オタクには刺さる内容で非常によし
唯一残念だったのは、ちょっとエロチックというかSMチックなバイオレンス感が
かなり希薄だった点でしょうかねぇ〜
ご本人様の前期３部作はその辺が色濃くて、
それがミレニアムをただのアクションサスペンスにしていなかったので・・・
その点だけが消化不良でした。
どうやらまだ続くみたいなので、今後に乞うご期待ってことで！！