1,800円以上の注文で送料無料

クリスマスがちかづくと の商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ほしが地上におりたようなかざりつけや、ふゆのしろい息のように、ゆげのたつごちそう。クリスマスがちかづくと、だれしも、むねがおどります。」 なんと素敵な冒頭! クリスマスのお話だけど、落ち着いた色合い。 お話も落ち着いていて、もうちょっとキラキラがほしいと思ってしまうけど、まぁそういうことじゃないんだろうな。 子どもたちのために立派な仕事をしていて、でも、自分の子どもにさびしい思いをさせる……。サンタをあっさりやめてしまおうとするお父さん、すごい。 いいなと思った、サンタクロースのことを語ったジュナのセリフ。 「かぞくでもないのに、どこかで、だれか、見まもってくれるひとがいる。そうおもえるから」

Posted byブクログ

2023/12/08

クリスマスが近づくと、世界じゅうがワクワク、ソワソワ楽しみにするものです。でも、中には、いろんな事情で、クリスマスに悲しみを感じる人もいる。サンタクロース、プレゼント、家族と過ごす温かな時間、そうあるべきだとされることが、心を痛める原因になる。そんなことを考えてしまう本です。 大...

クリスマスが近づくと、世界じゅうがワクワク、ソワソワ楽しみにするものです。でも、中には、いろんな事情で、クリスマスに悲しみを感じる人もいる。サンタクロース、プレゼント、家族と過ごす温かな時間、そうあるべきだとされることが、心を痛める原因になる。そんなことを考えてしまう本です。 大切な人が、幸せを感じてくれることを望む、クリスマスがそういう日でありますように。

Posted byブクログ

2023/11/13

少年セロのお父さんの仕事はなんと、サンタクロース! だから11月頃から忙しくしていて、クリスマスの夜は必ずいないため、セロは寂しくて… 斉藤凛さんの話は、ユニークで暖かみがあって好き。

Posted byブクログ

2022/04/27

読み聞かせに選びました。一人の男の子の心の成長の話。やさしい気持ちになれました。 文字量の多い絵本?童話?でしたが最後まで楽しんで聞いてくれました。

Posted byブクログ

2023/05/04

時期はずれもいいところなのですが、最近気になっている、斉藤倫さんの作品だったので、図書館で借りました。 絵本ですが、割と文字が多めの物語となってます。 クリスマスに何を求めているのかは、人それぞれ違うという視点から、相手の立場や気持ちを慮り、自分も幸せな気持ちになるという、理...

時期はずれもいいところなのですが、最近気になっている、斉藤倫さんの作品だったので、図書館で借りました。 絵本ですが、割と文字が多めの物語となってます。 クリスマスに何を求めているのかは、人それぞれ違うという視点から、相手の立場や気持ちを慮り、自分も幸せな気持ちになるという、理想的な物語は、最初、自分だけの幸せで満足していた「セロ」の意識が変わっていく様子も描いており、説得力を感じました。 また、くりはらたかしさんの絵には、海外の方が描かれたような雰囲気があり、そのレトロで渋めの色合いと独特な構図には、惹きつけられるものがありました。 特に、くぬぎの下でセロとジュナが出会うシーンや、ガレージの真っ暗闇の奥に見える意外なものの絵柄などには、コンパクトな絵本においても、すごく迫力あるものを感じられました。

Posted byブクログ

2021/12/09

セロはクリスマスが嫌い。 毎年、お父さんが留守でお母さんはデパートの仕事だから。 お母さんに聞いたお父さんの秘密の仕事。 ガレージで出会ったお父さんに泣きついてしまったこと。 サンタさんがいてほしいなあと思っている友だち。 〇新しいクリスマスの本だなあと思った。  誰かのために...

セロはクリスマスが嫌い。 毎年、お父さんが留守でお母さんはデパートの仕事だから。 お母さんに聞いたお父さんの秘密の仕事。 ガレージで出会ったお父さんに泣きついてしまったこと。 サンタさんがいてほしいなあと思っている友だち。 〇新しいクリスマスの本だなあと思った。  誰かのために少しだけがんばる。大人がホロリとくるかも。

Posted byブクログ

2021/12/04

10歳のセロの家では、毎年クリスマスになると両親ともに忙しくて一人ぼっちで過ごす。ある日お母さんにグチを言うと、お父さんはサンタクロースなのだと打ち明けてくれる。 なんともファンタジックなお話だ。子どもの反応を見てみたい。

Posted byブクログ

2020/12/17

クリスマスの日はいつも、おとうさんはるすで、おかあさんはデパートのおしごと。 そんなセロは、「クリスマスなんてだいきらい」 10歳になり、どうしてお父さんは冬になると家に帰ってこなくなるのかとお母さんに聞いたセロ。内緒の約束を守れるなら、とお母さんが言ったのは 「おとうさん...

クリスマスの日はいつも、おとうさんはるすで、おかあさんはデパートのおしごと。 そんなセロは、「クリスマスなんてだいきらい」 10歳になり、どうしてお父さんは冬になると家に帰ってこなくなるのかとお母さんに聞いたセロ。内緒の約束を守れるなら、とお母さんが言ったのは 「おとうさんは、サンタクロースなの」 あまり類のない、斬新な創作童話だと思いました。

Posted byブクログ

2018/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【図書館】クリスマスが近づくとお父さんは帰ってこなくなる。それには理由があった。だが、セロは寂しくて仕方がない。クリスマス、やっぱりサンタはいてほしいと思います。

Posted byブクログ

2018/08/27

「おとうさんは、サンタクロースなの」 「おかあさん、ぼくはしんけんなんだよ」 冒頭の、どこかとぼけた母と子の会話がとても好き。 「おとうさんは、ぜんぜんサンタに、にてない。ひげもないし」 「はえるのよ」 「ふとってないし」 「ふとるのよ」 このあたりが最高である。 実際にどうなの...

「おとうさんは、サンタクロースなの」 「おかあさん、ぼくはしんけんなんだよ」 冒頭の、どこかとぼけた母と子の会話がとても好き。 「おとうさんは、ぜんぜんサンタに、にてない。ひげもないし」 「はえるのよ」 「ふとってないし」 「ふとるのよ」 このあたりが最高である。 実際にどうなのかは最後までぼかしていくのかな、と思っていたけど思いのほかあっさり明かされておどろいた。

Posted byブクログ