クリスマスがちかづくと の商品レビュー
クリスマス前にあちらこちらで目にした絵本。 ようやく読めた。 ほしが地上におりたようなかざりつけや、ふゆのしろい息のように、ゆげのたつごちそう。クリスマスがちかづくと、だれしも、むねがおどります。 ところが、セロはちがいました。 詩のように選ばれた言葉が印象的。 ふんわりとし...
クリスマス前にあちらこちらで目にした絵本。 ようやく読めた。 ほしが地上におりたようなかざりつけや、ふゆのしろい息のように、ゆげのたつごちそう。クリスマスがちかづくと、だれしも、むねがおどります。 ところが、セロはちがいました。 詩のように選ばれた言葉が印象的。 ふんわりとした絵もとても良い。 セロ少年の家族の秘密も、ギョッとするし。 ただ、そうかやっぱりそうくるか、な展開なのが少し残念。
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_ほしが地上におりたようなかざりつけや、ふゆのしろい息のように、ゆげのたつごちそう_ まったく、最初から私の気持ちをゆらゆらと動かしてくれる比喩表現。ここが斉藤倫さんの書く物語の大好きなところ。 10歳のさみしさ、10歳で気づく自分の世界とみんなの世界みたいなもの、思い出しま...
_ほしが地上におりたようなかざりつけや、ふゆのしろい息のように、ゆげのたつごちそう_ まったく、最初から私の気持ちをゆらゆらと動かしてくれる比喩表現。ここが斉藤倫さんの書く物語の大好きなところ。 10歳のさみしさ、10歳で気づく自分の世界とみんなの世界みたいなもの、思い出します。クリスマスや、お正月に、寂しさを感じたことある人なら、きっとセロみたいに優しく強くなれるはず。誰かのために生きる、行動するって…愛ですね! この不思議なおはなしを、どうか多くの、昔は子どもだった大人が、受け入れて、読んでくれますように。 せなか町の、小さなおはなしたちをおもいだしながら、とっても幸せに読めました。クリスマスが近づく度に毎年開きたい本になりそうです。
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全部に素敵な挿絵があって、絵本に比べると少し長めのお話だけど読みやすい。 文章も詩的で、情景がうかんできて、気持ちが動く本。 誰かが誰かのことを思う気持ち、て大事だよなあと思った。
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