昭和と師弟愛 の商品レビュー
小松政男さんといえば、自分の世代(50代半ば)はテレビで大活躍の方で、かなり親しみがあるし、ギャグもいまだに口をついて出る(じょーずだねじょーずだね、あんたはエライなど)。 本書はいかにもライターさんが書きましたという感じだが(巻末の参考文献と何回かの取材でできたっぽい)、彼自身...
小松政男さんといえば、自分の世代(50代半ば)はテレビで大活躍の方で、かなり親しみがあるし、ギャグもいまだに口をついて出る(じょーずだねじょーずだね、あんたはエライなど)。 本書はいかにもライターさんが書きましたという感じだが(巻末の参考文献と何回かの取材でできたっぽい)、彼自身のエピソードはもちろん、植木等さんのエピソードが読めてうれしい。 私も一度だけ植木さんにインタビューしたことがある。 履歴書送付のみを含め出版社系の会社百数社に就活、ことごとく落とされ、約1年近い就活を余儀なくされてややもすると落ち込んでしまう時期、浅草の映画館でクレイジーキャッツの深夜3本立て、4本立てを観て元気を取り戻していた私は植木等という役者に特別な思いを持っていたのだ。 大学4年の冬、ようやく内定をもらった編集プロダクションに就職。ある雑誌で著名人インタビューの企画があり、植木さんにお願いしようと思って連絡をとった。 担当者さんから「舞台の稽古場に来てください」と言われ、カメラマンさんと赴く。会社の会議室にあるような折りたためる長テーブルで待ってたら植木さん登場。開口一番、「そこ、真央ちゃんの席だよ」と注意される(大地真央さんとの舞台の合間の取材だった)。 「わ、気難しい人だ」と思い、緊張しつつインタビューが進むうち、だんだん打ち解けて「うはははは」というおなじみの笑い声もあがり、ほっとしたことがある。 て、俺は何を書いているのかといえば、思い出話ではなく本の感想なのであって、そういうわけで当時の小松さんを取り巻く登場人物の話は我々世代にとっては懐かしい。 クレイジーの映画と言えば「パレさん」こと古澤憲吾監督だが、古澤監督は先日読んだ池部良さんのエッセイに助監督として登場している。同時代を生きた複数の役者さんの自伝を読むと登場人物が重なっており、その時代が重層的に立ち上がってきて面白い。
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子どもの頃見ていた小松の親分さんのエッセイ。 植木等さんへのあふれる愛が伝わってきます。 昭和的な師弟愛、わかります!
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小松政夫 著「昭和と師弟愛 植木等と歩いた43年」、2017.9発行。昭和39年1月、植木等の付き人兼運転手に採用され、植木等にとても可愛がられ、やがて独り立ちして活躍する小松政夫の人生、そして師匠植木等への思いが詰まった本です。ドリフターズはリーダーのいかりや長介だけが大人で、...
小松政夫 著「昭和と師弟愛 植木等と歩いた43年」、2017.9発行。昭和39年1月、植木等の付き人兼運転手に採用され、植木等にとても可愛がられ、やがて独り立ちして活躍する小松政夫の人生、そして師匠植木等への思いが詰まった本です。ドリフターズはリーダーのいかりや長介だけが大人で、クレージーキャッツはリーダーのハナ肇だけが子供だったとかw。「お呼びでない? こりゃまた失礼しました!」流行りました。電線音頭の「チュチュンがチュン」は昭和51年だったんですね。
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「のぼせもんやけん3」をずっと待ってるのだけど、もう出ないのかな。これは「のぼせもんやけん2」で詳しく書かれていた、植木等の付き人時代のことと、その後の師匠と自分についてざっと語ったもの(実際に語りおろしかもしれない)。 「のぼせもん2」の最後に「その話はまたの機会に」と書かれ...
「のぼせもんやけん3」をずっと待ってるのだけど、もう出ないのかな。これは「のぼせもんやけん2」で詳しく書かれていた、植木等の付き人時代のことと、その後の師匠と自分についてざっと語ったもの(実際に語りおろしかもしれない)。 「のぼせもん2」の最後に「その話はまたの機会に」と書かれていた、芸人としての浮き沈み喜怒哀楽を、前のような勢いで書いてほしいなあ。前のに比べると、ちょっとだけ説教臭い感じもする。
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植木等のやさしさ、それに応えた小松政夫。1を聞いて100を知る、ような働きをするんだろうナ。感動の一冊。
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師弟愛がとても伝わってくる。 回顧される時代が昭和の経済成長期とあって、ピンとこない部分もあった。50代以上の方には時代背景も含めて共感できる部分が多いかと思います。
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