街角には物語が・・・・・ の商品レビュー
全て世は事もなし 何にもないように見える日常生活にも、物語は隠されているわけで、、。旧市街通りに並ぶ更紗商会や占いの館、洋館には、それぞれの物語が息づいている。人は物語がないと生きていけない。このお話に出てくる物語は、非現実的なように見えるけど、それぞれの現実を物語に落とし込む...
全て世は事もなし 何にもないように見える日常生活にも、物語は隠されているわけで、、。旧市街通りに並ぶ更紗商会や占いの館、洋館には、それぞれの物語が息づいている。人は物語がないと生きていけない。このお話に出てくる物語は、非現実的なように見えるけど、それぞれの現実を物語に落とし込むことで、人は現実を生きていくのだと思う。
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山なしオチなし意味なしの平凡な話だけど、O.ヘンリー的な部分もあって、わたしにとっては勉強になった本でした。最初の「彼女の秘密」はゾッとしてしまうけど、「日曜日」では、それまで平凡ながらも善意に満ちたお話が、一気にダークになってしまい、ビターな味わいでした。 最後まで「めでたしめでたし」といかない。 わたしとしては、この終わり方は、唐突な気もしましたが、ほかの方は褒めているんですよね……。
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大好きな高楼さんの短編集。 ひとつの街のそれぞれの人たちの物語。 猫が社長になる話が好き。 本の中の少女と入れ替わったり、嘘つきの心を盗られたり 何度も同じ会話をくりかえしたり、不思議でちょっとコワイような話が多かった気がする。 最初の少女が最後にもでてきて、それまでのお話の人々も出てきて大まとめ、という感じ。 優しいようなちょっと不思議な雰囲気の画は梨木さんのぺんきやの人とおんなじ。 雰囲気のある街、って憧れるー。 でもいつも歩いてるまちも一本道をズレるだけで全然知らない町になったりもする。休みの日にのんびりそーゆーのを楽しみたくなった。 アウルおばさんの占い、受けてみたいなあ。
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日本じゃないのよね、この街角。 日本だとちょっと不思議な話を越えて、怪談になっちゃいそう。 表紙の絵のような街角だからこその物語なんだろうと思う。
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短編集。1話目の話の進め方が素敵で引き込まれた。ほんわかした話が多いのかと思いきや、表紙からは想像できない、闇を覗くような内容のものも。ちょっぴり不思議な話、怖い話を読みたい時に。
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