冷蔵庫を抱きしめて の商品レビュー
半分は1回読んだような。。。 あれ?全部か? 短編集 サクサクサクサク。いいね。萩原浩の本を読みたいな。と思った気分を裏切らない。
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女の人の寂しい気持ちの短編集。 DV夫と戦うためにボクシングを習う妻の話がスカっとして良かった。それ以外は、まぁ普通。
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悪くはないが「月の上の観覧車」と比べてしまうと物足りなさが否めない。作品としての毛色が違うから仕方ないかも。それでも「ヒット・アンド・アウェイ」「マスク」「エンドロールは最後まで」は読みごたえあり。でも、ハイライトはやはり「カメレオンの地色」かな。
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幸せなはずの新婚生活で摂食障害がぶり返した。原因不明の病に、たった一人で向き合う直子を照らすのは(表題作)。DV男から幼い娘を守るため、平凡な母親がボクサーに。生きる力湧き上がる大人のスポ根小説(「ヒット・アンド・アウェイ」)。短編小説の名手が、ありふれた日常に訪れる奇跡のような...
幸せなはずの新婚生活で摂食障害がぶり返した。原因不明の病に、たった一人で向き合う直子を照らすのは(表題作)。DV男から幼い娘を守るため、平凡な母親がボクサーに。生きる力湧き上がる大人のスポ根小説(「ヒット・アンド・アウェイ」)。短編小説の名手が、ありふれた日常に訪れる奇跡のような一瞬を描く。名付けようのない苦しみを抱えた現代人の心を解き放つ、花も実もある8つのエール。
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ああ、人生ってどうしてこうも生き辛いのか。 一生懸命やっているはずなのに、うまくいかない。 そんな苦境にいる人たちを、ユーモアたっぷりに描いた短編集。 毛色は様々で、応援したくなる話もあれば、ちょっと恐怖を感じる話も。 私は「ヒット・アンド・アウェイ」が好きだけど、荻原さんの多...
ああ、人生ってどうしてこうも生き辛いのか。 一生懸命やっているはずなのに、うまくいかない。 そんな苦境にいる人たちを、ユーモアたっぷりに描いた短編集。 毛色は様々で、応援したくなる話もあれば、ちょっと恐怖を感じる話も。 私は「ヒット・アンド・アウェイ」が好きだけど、荻原さんの多彩さが感じられる一冊だった。
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真剣に考えだすと重めのテーマを軽めのタッチで。「カメレオンの地色」のどうしようもない感じはよくわかる。
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全8作品の短編集。どの作品も登場人物が自分自身の「闇」「弱さ」「苦悩」と対峙しもがき苦しみ、最終的にはその問題からなんとか脱出する姿を描く。 それぞれの作品は全く繋がりはないが、現代人には共感するところも多く、主人公たちに感情移入をしたり、「もっと頑張れ!」「それはだめだ!」など...
全8作品の短編集。どの作品も登場人物が自分自身の「闇」「弱さ」「苦悩」と対峙しもがき苦しみ、最終的にはその問題からなんとか脱出する姿を描く。 それぞれの作品は全く繋がりはないが、現代人には共感するところも多く、主人公たちに感情移入をしたり、「もっと頑張れ!」「それはだめだ!」などと声をかけたくなったり、イライラしたりもする。 それぞれの苦悩を描きながらも、新たな一歩を踏み出す主人公たちを読者である私たちは応援したくなる。明るい明日を感じさせる余韻で終わる小説である。
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重いテーマの話もあったけれど,その中にユーモアが混じっていて,コミカルな感じに書かれていた。どの話もよかったけれど,「アナザーフェイス」は最後が怖かった。
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帯に「痛んだ心に効く」と書いてあって、ちょうど気持ちが沈み気味の時期だったので手に取ったのだが、読んでさらに病みそうになった(笑)話自体はどれもまあまあおもしろかったです
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全8編の短編集。『ヒット・アンド・アウェイ』なるべくなら気持ちが暗くなるストーリーは読みたくないな、と思いつつ進む展開に『やった!』と拳をあげたくなりました。『マスク』共感できる人は多いのだではないかと思える題材。8編それぞれに充実度が高くて嬉しくなりました。
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