ヘンな浮世絵 の商品レビュー
2017年刊。歌川広景の『江戸名所道化尽』(全50景)の解説。絵もお笑いだが、解説も軽妙。 歌川広景は生没年不詳。『江戸名所道化尽』の刊行は1859-61年。だから、江戸末期の人というのだけは確かだが、どんな人だったのかはわかっていないらしい。 江戸の名所をお笑いの舞台にしてしま...
2017年刊。歌川広景の『江戸名所道化尽』(全50景)の解説。絵もお笑いだが、解説も軽妙。 歌川広景は生没年不詳。『江戸名所道化尽』の刊行は1859-61年。だから、江戸末期の人というのだけは確かだが、どんな人だったのかはわかっていないらしい。 江戸の名所をお笑いの舞台にしてしまう。しかも、その名所の絵の一部は広重や北斎から借りてくる。それでうまくきれいに仕上げてしまうんだもの。 個人的に気に入ったのは「浅草反甫の奇怪」の狸と、「筋違御門うち」の拡大鏡と女性の顔。「御蔵前の雪」の雪だるまは、スノーマンじゃなくて、ほんとの雪達磨じゃん。
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皮肉あり妖怪ありエロチックありユーモアたっぷりな歌川広景の浮世絵 広重などのオマージュもある あまり現代に知られてないが、当時としては評判あっただろうなと思う
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浮世絵の本見ても、さーっと流し見しかしてこなかったけど、これは説明が簡単でわかりやすくてよい。 北斎や広重のパロディっていうかオマージュっていうか本歌取りっていうか…絵は素人目には文句なしだし、クスッと笑えて軽く読めて面白かったです。
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笑って、転んで、化かされて。江戸の人々のハプニングに満ちたユーモラスな日常。(アマゾン紹介文) 風景画を得意とした歌川広重、の弟子と思われる、歌川広景の連作『江戸名所道戯尽』を収録、解説している。 いや、ちょいと待って、広景って誰だ。有名どころしか知らないとはいえ、そこそこ浮世絵の本も読んでたってのに、初耳だった。 それもそのはず、活動時期がえらく短く、(写楽と違い)、肝心の浮世絵もどこかチープなような。色刷りの問題もあるんだろうけど、師匠連と比べるとやはり見劣りがする。 ただ、「笑い」としてはそのチープさが良い味を出しているようにも思える。 260121再読
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広重ってこんなヘンテコな名所絵を描がいてたんだ。へぇ〜って思いながら眺めてたのだが、途中で歌川広重じゃなくて、歌川広景なる絵師の作品と気付く。シリーズ名は「江戸名所道戯尽(どうけづくし)」。 ベースとなる図案は、広重の名所江戸百景や北斎漫画から流用したものが多いのだが、このシリー...
広重ってこんなヘンテコな名所絵を描がいてたんだ。へぇ〜って思いながら眺めてたのだが、途中で歌川広重じゃなくて、歌川広景なる絵師の作品と気付く。シリーズ名は「江戸名所道戯尽(どうけづくし)」。 ベースとなる図案は、広重の名所江戸百景や北斎漫画から流用したものが多いのだが、このシリーズの主題は、登場している人物や動物の滑稽な姿。描画の出来はイマイチっぽく感じるのだけど、ユーモラスな構図に思わずニタニタ。 広重の人気シリーズに肖って、二匹目のドショウを狙った的な作品らしいが、今で言うパロディモノ。 作者の歌川広景なる絵師は、広重の弟子ではあるものの活動期間も短く、作品数も少ない。そして自出も不明な点があるそうで。まるで写楽のようなナゾな絵師だが作風がソフトなせいかミステリアスに感じない。
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広重の弟子らしき浮世絵師のユーモラスな浮世絵集。解説もわかりやすい。江戸時代の面白い画集として楽しめて、浮世絵にも興味がわいた。
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えどちほーのちょうにん「たーのしー!」 お笑い系の浮世絵を集めたもの。歌川広重や葛飾北斎のパロ作品として出したものだと思われる。下ネタ有り、ブラックジョーク有り。
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広重の弟子と言われている歌川広景(ヒロカゲ)が描いた有名な浮世絵のパロディ集。転んだり、引っかかったり、それを見て大笑いしたり。描かれている人たちの表情が面白い。
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