崩れる脳を抱きしめて の商品レビュー
余命何ヶ月といった小説は苦手です でもこれは面白かった やはり現役医師ならではの描写がいい ミステリーっぽいのもいい ちょっとからくりが複雑だけど 冴子さん、かっこよすぎです 十分楽しませてもらいました ≪ 広島弁 葉山の海にも 響いてる ≫
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twitterのTLでやたらと出てくるので読まざるを得ないような強迫観念に犯され初読の著者であったが読んでみた。題名と著者が医師ということで医療事件ものかと思っていたら第1章はユカリさんの安楽椅子探偵ものようであったし、第2章はややネタバレ気味の入れ替わりの謎解きであった。この物...
twitterのTLでやたらと出てくるので読まざるを得ないような強迫観念に犯され初読の著者であったが読んでみた。題名と著者が医師ということで医療事件ものかと思っていたら第1章はユカリさんの安楽椅子探偵ものようであったし、第2章はややネタバレ気味の入れ替わりの謎解きであった。この物語で肝心なのは紙カルテであるが、今時電子カルテを導入していないのは個人病院ぐらいしかないのではないだろうか。電子カルテは今世間を騒がしているような改竄はできないし、修正を加えても修正記録が残ってしまい本作品は成立しないことになる。
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個人的には恋愛モノはあまり好きではなく、最初はうーんと言った感じでしたが後半60ページほどから「!?」が止まりませんでしたね。 とにかく騙されまくりました笑 描写がとても綺麗ですっと頭に浮かぶ事ができました。
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後半からはえっ~ という感じで 物語が進み面白かった。 お金について いろいろ考えさせられました、 泣けるような展開を 期待していたのですが うるっと来るという感じでは なかったです。
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ミステリー仕立ての純愛もの。 題名に違和感を覚え、やや手を出しにくかったが、読んでみればなるほどと思わせる。
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「無」から「有」を産み出す苦しみは経験したものしかわからない。今、彼らのたくさんの苦しみや辛さが多くの人たちを魅了する「有」になったことを心から祝福したい。
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あらま、ずいぶんと幸せなエピローグだこと。冴子の立場を思うと、いい感じに成長して惚れ直した元カレに最後尽くして、ちいと切ない気もするけど、まああのキャラならどおってことないし。葉山の岬病院の蒼馬に対する隠蔽工作はあんまりにも無茶で、どう流れるのかと推理しつつ、さすがに結末は分から...
あらま、ずいぶんと幸せなエピローグだこと。冴子の立場を思うと、いい感じに成長して惚れ直した元カレに最後尽くして、ちいと切ない気もするけど、まああのキャラならどおってことないし。葉山の岬病院の蒼馬に対する隠蔽工作はあんまりにも無茶で、どう流れるのかと推理しつつ、さすがに結末は分からなかった。蒼馬が打算的にも打ち込んだ部活がなんだったのか、ああいった形で披露してくれたのも痛快で楽しめた。
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感動とか騙されるとかは大袈裟だった。恋愛ストーリーとしてはそこそこ。ミステリとしては有りがちであった。メインのミステリよりも主人公の父親の失踪に対する謎解きの方が面白かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
単なる胸キュンなのかと思ったら二重三重にも仕掛けがあった。本屋大賞候補ということで読んでみたけれど、この頃の傾向はラノベ(?)と思わせるものも多くなってきているようで本格好みの人は一瞬手に取るのがためらわれるのでは。 この本もそんな一冊だったけれどスキマ時間にちょうどいいかと読み始めたけれど正解でした。 出版業界がこんな中、ラノベもしょうがないでしょうが、この作家さんはちゃんとしたミステリーも書けそうなので大人路線にも幅を広げてみたらいいのに・・・と老婆心ながら。
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借金を残し自分たちの元を離れ、違う女の元へ行った父のことを憎んでいた主人公。 実は父は自分たちのことを思ってくれていた。という真実をしり胸が熱くなった。 それにしてもそんな切手が高額だなんて普通気づかない(笑)
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