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フェルメールの街 の商品レビュー

3.2

14件のお客様レビュー

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2023/05/02

フェルメールと絵画と史実と幼馴染みのレーウェンフックとの友情等々。盛り沢山でやや消化不良気味かと思いながらも楽しく読んだ。フェルメールがぐっと身近に感じられて実際の絵もこのシチュエーションで描いたのかと面白かった。

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2022/02/20

史実に忠実であるのかもしれないが、一番知りたい絵画についてや、ミステリー性が弱かったので、流し読み。

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2018/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすいんだけれども中途半端。フェルメール、高価な顔料、デルフト陶器と当時の東洋陶磁の競合、当時のオランダ、デルフトの状況、その辺りのことを交えて書きたいという著者の意図はよく分かるが、残念ながらどれもテーマとして大きすぎて全部中途半端になっている。中途半端感が残るので、文芸としては星は少なめ。でも英蘭戦争やデルフト陶磁、この時代のオランダとイギリスの東インド会社の競争をオランダ視点で書いている本はあまりないように思えるので、興味の入り口としては面白いかなと思う。

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2018/02/04

デビュー作が大変に面白かったので… フェルメール… 本人の事は一切知らなかったので 楽しめました。

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2018/01/19

デビュー作がおもしろくて、2作目が待ち遠しかった櫻部さん。 期待に違わず、今作もおもしろかった!! ただ、帯の「アートミステリ」という言葉はどうなんだろう。アートもミステリもそれほどではなく。 じゃあどこがよかったのかというと、これも前作同様なんだけど、登場人物と生活の描写。これ...

デビュー作がおもしろくて、2作目が待ち遠しかった櫻部さん。 期待に違わず、今作もおもしろかった!! ただ、帯の「アートミステリ」という言葉はどうなんだろう。アートもミステリもそれほどではなく。 じゃあどこがよかったのかというと、これも前作同様なんだけど、登場人物と生活の描写。これがとても魅力的。 ヨハネス、レーウ、マルク、ヤーコプの友情、師ファブリティウス、異国の少女オハナ、デルフトの風景……。 私のお気に入りは、鬼姉妹(※前作「シンデレラの告白」の登場人物。)を彷彿させるバーブラ!優しくて力持ちで働き者。惚れます♡ 巻末に年表が掲載されているのだけど、ネタバレにもなっているので、先にもしくは途中で読まないほうが楽しめます。

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2018/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 有名な画家・ヨハネス・フェルメールと、幼なじみでのちの微生物学の父・アントニー・レーウェンフック(レーウ)との話。  二人の住むオランダのデルフトでは陶器製造が主要産業。その窯で働く職人の失踪が相次いでいる。画家のフェルメールがガキ大将とか、画家という職業のイメージとは違う姿に戸惑うが、レーウと二人で事件の真相に立ち会う。実在する人物に実際起こった出来事を重ね、一つの物語になってるのが面白かった。

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2018/01/11

人間味あふれるフェルメール。 画家としてフェルメールどんな人物だったか、というよりは、一つの物語の絵が抜群に上手い一主人公として描かれている。

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2017/12/05

真珠の首飾りの少女が来日して話題になったのは記憶に新しい。もう少し遡るとスカーレットヨハンソンで映画化されたこともあった。 来年は大掛かりなフェルメール展もあるようだし、なんだか最近のフェルメール人気はすごい。 この小説もこのブームにあやかってのものなのかもしれない。 フェルメ...

真珠の首飾りの少女が来日して話題になったのは記憶に新しい。もう少し遡るとスカーレットヨハンソンで映画化されたこともあった。 来年は大掛かりなフェルメール展もあるようだし、なんだか最近のフェルメール人気はすごい。 この小説もこのブームにあやかってのものなのかもしれない。 フェルメールの知識を全く持たない私にとって、入門編として興味深くそして楽しく読むことができた。 ただ謎の多いフェルメールなんだから思い切ってもっとフィクション色を強くメリハリのあるストーリーにしてしまうのも手かなぁとも思うけれど、その辺りのさじ加減が難しいんだろうなぁ。 実在した画家を小説にすると言えば、原田マハを抜きにしては語れない。彼女の史実とフィクションを絶妙に織り交ぜた作品群とこの作品を比べてしまうとやや劣るのは致し方ないか… とはいえ、この時代のオランダの人々の暮らしぶりや文化、街の様子、その辺りが生き生きと描かれていて非常に興味深かった。 まだ前述した映画も見てないし、私のフェルメール熱が冷めないうちに見ないと! 来年のフェルメール展も行きたいけど、これまた大混雑だろうなぁ、まいるな…

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2017/11/24

読みやすくて面白かった。 けど、どうも私は画家よりも音楽家の方が好きなのかもしれない、と最近気づく。

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2017/11/17

光の魔術師と呼ばれたフェルメールは本業の職業画家の仕事の傍ら、親の残した宿屋メーヘレン亭の主人でもあった。デルフトで幼馴染たちと楽しく過ごしていた彼のまえに、娼館に出入りする良家の娘カタリーナが現れる。 小説としての読ませどころもしっかりとあり面白い作品には仕上がっているが、あと...

光の魔術師と呼ばれたフェルメールは本業の職業画家の仕事の傍ら、親の残した宿屋メーヘレン亭の主人でもあった。デルフトで幼馴染たちと楽しく過ごしていた彼のまえに、娼館に出入りする良家の娘カタリーナが現れる。 小説としての読ませどころもしっかりとあり面白い作品には仕上がっているが、あと一押しが足りない気がする。

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