七回死んだ男 新装版 の商品レビュー
タイトルとあらすじから最初と最後は祖父は助かって7回は死ぬ運命なんだな、と。どういうトリックがあるのかと思ったらまさかの。古い作品だけどけっこう好きでした。ドロドロの描写がすごい殺人事件と違うのもいい。ちゃんと伏線がある。
Posted by
SF本格ミステリー小説。かなり古い作品ではあるが、そのトリックは色あせない。 飲食チェーン店の会長が後継者選びに毎年新年会を開いている。会長は少し痴呆が進んでいる。故に、一堂に会する親戚達に同じ洋服を着せる。ご都合主義だが、この設定は終盤の種明かしで明らかになる。作者も解説で述べ...
SF本格ミステリー小説。かなり古い作品ではあるが、そのトリックは色あせない。 飲食チェーン店の会長が後継者選びに毎年新年会を開いている。会長は少し痴呆が進んでいる。故に、一堂に会する親戚達に同じ洋服を着せる。ご都合主義だが、この設定は終盤の種明かしで明らかになる。作者も解説で述べているが主人公が同じ一日を繰り返す映画として名作「恋はデジャヴ」から着想をしたとのことだが、私は恋はデジャヴによりこの設定をすんなり認めて読み進めていた。 作中、あまりにも多くの伏線があるがそれを全て回収していると思われるが2周目の読書以降でないと難しそう。 会長が馬券で当てたお金を元に…とのことだが、会長も実は反復落とし穴の持ち主だと想像しながら読んだ。後日談で相続問題が拗れていると語られるが、主人公と友理さんの恋はその輪に入らずに成就出来たらと願いたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ループものは苦手なはずなのに、この作品はめっちゃ楽しめた。 《同じ一日をループする》という特異体質を持つ久太郎は、祖父の死を回避しようと試行錯誤するも何故か失敗に終わる。 どうして回避できないのか。 これが一番の謎なわけですが、解けた瞬間「うっわ、そういう事か!」と。 その後、さらにもう一段階あって、もうめちゃくちゃ面白かった。 コメディ要素もあるし文章も読みやすい。 そして何よりストーリーが面白い。 この方の他作品も読んでみたい。
Posted by
同じ日を反復する性質を持つ主人公とその家族をめぐる殺人事件を解決するミステリー。 キャラクターが個性豊かで、コメディ要素 が意外と多くて面白かった。 苦手な現実離れした設定のものにしてはかなり面白かったけど、オチがなんだかなぁと言う感じだった。 オチを話す友理に対して、違和感がか...
同じ日を反復する性質を持つ主人公とその家族をめぐる殺人事件を解決するミステリー。 キャラクターが個性豊かで、コメディ要素 が意外と多くて面白かった。 苦手な現実離れした設定のものにしてはかなり面白かったけど、オチがなんだかなぁと言う感じだった。 オチを話す友理に対して、違和感がかなりあった。 ミステリーもっといろんな人の読みたいと思った!
Posted by
新鮮ではあったけどあんまり印象に残るほどではないなというのが素直な感想。 タイムリープものに慣れてるのもあるのかも。
Posted by
1日を何周もする体質を持つ高校生がその中で起きる事件に奮闘する話。シリアスな感じかと思いきや正反対で、淡々と周回する時間経過、久太郎の達観した冷静さと目の前で起きる事件がチグハグさで面白い。なんだかモヤモヤと残る違和感は最後に回収されていく。最初から最後まで楽しく読めた。この先も...
1日を何周もする体質を持つ高校生がその中で起きる事件に奮闘する話。シリアスな感じかと思いきや正反対で、淡々と周回する時間経過、久太郎の達観した冷静さと目の前で起きる事件がチグハグさで面白い。なんだかモヤモヤと残る違和感は最後に回収されていく。最初から最後まで楽しく読めた。この先も久太郎の人生は色々ありそうだな。
Posted by
ほんためとかで見て期待してたから、正直もうひとつくらいどんでん返しがあるのかと思ってしまった。それより著者のあと書きで、読点が(ほとんど)ないと知った時の方が驚き。
Posted by
同じ日を何回も繰り返す体質という設定を活かしたSFミステリー!設定は今となっては(?)よく見るネタのような気がしますがすごくおもしろかったです。違和感が散りばめられていてそれが最後きちんと回収されるのが鮮やかでした。まんまと引っかかりました。 時間を繰り返すのが高校生の男の子とい...
同じ日を何回も繰り返す体質という設定を活かしたSFミステリー!設定は今となっては(?)よく見るネタのような気がしますがすごくおもしろかったです。違和感が散りばめられていてそれが最後きちんと回収されるのが鮮やかでした。まんまと引っかかりました。 時間を繰り返すのが高校生の男の子というところもうまいなと思います。久太郎は周囲の人から精神年齢は大人とか老人とか言われているけれど、それでもやはり"子ども"であるから推理や行動に拙さや甘さがあってさらにおもしろくなっていました。そして思い込みってすごいですね、一回こうと信じてしまったものは違和感があってもなかなか気づけないんだなあと。
Posted by
主人公久太郎の言葉遣いやワードが癖になり、よりタイムリープの世界観に入り込めた。 オチも驚いた。伏線も違和感なく、うまいことできてるなあと感じた。
Posted by
「反復世界に於ける殺人事件」 主人公はある特定の日を9回繰り返すが、周囲の人は誰ひとりその状況を認識しておらず、主人公だけがこの反復現象に翻弄される。 反復落とし穴にハマった日の2周目、オリジナルの日には起こらなかった殺人事件が起こる。主人公は自分がオリジナルの人は違った行動をと...
「反復世界に於ける殺人事件」 主人公はある特定の日を9回繰り返すが、周囲の人は誰ひとりその状況を認識しておらず、主人公だけがこの反復現象に翻弄される。 反復落とし穴にハマった日の2周目、オリジナルの日には起こらなかった殺人事件が起こる。主人公は自分がオリジナルの人は違った行動をとったばかりに殺人事件が起こってしまったと思い、殺人事件を回避すべく3周目以降で様々な策を講じる。しかし、殺人は起こる。 反復現象の中で、少しずつ答えに繋がりそうなヒントが集まるので、続きが気になりテンポ良く読み進めることができた。主人公があの手この手と尽くす繰り返しの日の中で、その他の登場人物の人間模様も面白おかしく描かれており、とてもコミカルな作品。 最後の答え合わせで明かされたフックは、想定とは異なり、「そっちか。」と一本取られた感覚であった。
Posted by
