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草笛物語 の商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2022/03/19

蜩ノ記シリーズ第5作目。蜩ノ記の懐かしい登場人物が出てくる。泣き虫颯太を軸に心暖まる物語。話の進め方が強引に感じるところもあったけれど終わりよければすべてよし。草笛物語の題名の意味に気がついた時、じわっと感動しました。

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2020/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとはおのれの生き方に照らしてしか他人を見ることができないものだ 毒痛みがなまってドクダミ、痛み取りが転じてイタドリになったといわれている ひとはいとおしく思っていてくれるひとがいてくれれれば、道を過たずに生きていける

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2019/08/29

「蜩ノ記」。その後の物語。 私が「蜩ノ記」を読んだのが約7年前なので、殆どうろ覚えな状態でしたが、前作で清冽な生き様を見せてくれた戸田秋谷が、その後を生きる人達の心の中にしっかりと生き続けているのが伝わってきました。 次を担う、若い世代の友情や成長も清々しく、友を呼ぶ草笛の音の...

「蜩ノ記」。その後の物語。 私が「蜩ノ記」を読んだのが約7年前なので、殆どうろ覚えな状態でしたが、前作で清冽な生き様を見せてくれた戸田秋谷が、その後を生きる人達の心の中にしっかりと生き続けているのが伝わってきました。 次を担う、若い世代の友情や成長も清々しく、友を呼ぶ草笛の音のような、心が洗われるような読後感でした。 是非「蜩ノ記」とセットで読んで頂きたいです。

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2019/07/08

7月-6。3.5点。 羽根藩シリーズ。羽根藩の跡継ぎの友人が主人公。 跡継ぎの江戸行きと同時に江戸へ。 跡継ぎ争いに巻き込まれながら、成長し強くなっていく。 葉室節。面白くホロッとさせる。 蜩ノ記の登場人物多く、続編イメージ。再読しよう。

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2019/02/05

ハッピーエンドの作品だからか軽くて爽やかな読後感だった。 忠義とは、主君とは? 大人でも答えるのが難しいことをわからないと思いながら考えてる若者達が爽やかだったからかも。

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2018/03/23

「蜩ノ記」の続編で舞台は羽根藩。 亡き戸田秋谷や源吉の生き様や思いが、遺された者達にしっかりと受け継がれている。 「蜩の記」の方が重厚だが、本書は若者の成長物語だと感じた。 さらなる続編が読めないのがとても残念。

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2018/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イッキ読み‼︎でしたぁ。 蜩ノ記から、ズッと待ってた。 やっとの続編といった内容。 蜩ノ記のアンサーBOOKかも⁉︎ 戸田秋谷という人に 改めてアタシも触れられた。 檀野庄三郎と薫。に、娘がぁ。 ほのぼのと。 草笛絡んで。 少年たちのお話。 かっこいいっーくって、キレイにまとまりすぎて… すぎすぎて…な、んだかってなぁ⁉︎って、チト思っておりますが。

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2018/03/10

内容紹介 受け継がれる思い、そして覚悟。 著者畢生の羽根藩シリーズに、新たなる感動作、誕生! 蒼天に、志燃ゆ。 『蜩ノ記』を遺した戸田秋谷の切腹から十六年。 泣き虫と揶揄される少年は、友と出会い、天命を知る。 羽根藩江戸屋敷に暮らす少年赤座颯太は、両親の他界に伴い...

内容紹介 受け継がれる思い、そして覚悟。 著者畢生の羽根藩シリーズに、新たなる感動作、誕生! 蒼天に、志燃ゆ。 『蜩ノ記』を遺した戸田秋谷の切腹から十六年。 泣き虫と揶揄される少年は、友と出会い、天命を知る。 羽根藩江戸屋敷に暮らす少年赤座颯太は、両親の他界に伴い、母方の伯父で藩校教授の 水上岳堂預けとなり帰国した。国許では、江戸で颯太が小姓を務めた同い年の世子鍋千代 を巡り、彼を推す中老戸田順右衛門と、御一門衆の三浦左近を推す一派が対立。岳堂は颯 太を騒動から遠ざけるため、親友の薬草園番人檀野庄三郎に預けることに。やがて鍋千代 が国入り、颯太は再び小姓として陰謀渦巻く城に上がるが……。 『蜩ノ記』の檀野庄三郎、戸田郁太郎たちにふたたび出会える、待望の最新刊! 平成30年3月9日~10日

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2018/02/18

葉室作品にしたら、軽めのテイスト。 がんばれ若人たち!という感じで、一生懸命な子供達(殿様も主人公も周りの小姓たちも百姓の友達も)が、まだいろいろ足りないなりにも必死に考え、行動する姿が爽やかでほほえましく、読みやすかった。 「蜩の記」の主人公の子供達が大人になり、それぞれが志を...

葉室作品にしたら、軽めのテイスト。 がんばれ若人たち!という感じで、一生懸命な子供達(殿様も主人公も周りの小姓たちも百姓の友達も)が、まだいろいろ足りないなりにも必死に考え、行動する姿が爽やかでほほえましく、読みやすかった。 「蜩の記」の主人公の子供達が大人になり、それぞれが志を持ちながら悩んでいる世代。あの名作が根底にBGMのように流れていて、この作品の品格を上げている。

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2018/02/13

蜩の記より5作目の物語。蜩の記の戸田秋谷の息子が絡んだお家騒動で、正義は勝つ、ですかね。あと友情と。簡潔な文章で読みやすかったし面白かったです。他の話しも読んでみようかと思いました。

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