アイスクリームが溶けてしまう前に の商品レビュー
アメリカのハロウィンの由来、当日の様子など、時にユーモアを交えながら伝えてくれる絵本。 ハロウィン時期の読み聞かせに最適です。 でもそれだけではなくて、きっと大人が読んだらちょっと考えさせられたりしんみりエモい気持ちになるかも。 アイスクリームが溶けてしまう前の時間(子供が子供...
アメリカのハロウィンの由来、当日の様子など、時にユーモアを交えながら伝えてくれる絵本。 ハロウィン時期の読み聞かせに最適です。 でもそれだけではなくて、きっと大人が読んだらちょっと考えさせられたりしんみりエモい気持ちになるかも。 アイスクリームが溶けてしまう前の時間(子供が子供でいられる時間)は限られている。でも大人になった時にこそ、「あの時間はかけがえのない時間だったな」と愛おしく思うものなのだ。
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知らなかった。 ハロウィンにこんな歴史があったなんて。 そして、アメリカの親子がそれをどんな風に楽しんでるかも。 これは文化だ。 いや、親子で過ごすかけがえのない時間だ。 ひとつの目的に向かって、 親子でやりぬいた証の写真=思い出。 その年齢のその時にしか出来ないこと。 夢中に...
知らなかった。 ハロウィンにこんな歴史があったなんて。 そして、アメリカの親子がそれをどんな風に楽しんでるかも。 これは文化だ。 いや、親子で過ごすかけがえのない時間だ。 ひとつの目的に向かって、 親子でやりぬいた証の写真=思い出。 その年齢のその時にしか出来ないこと。 夢中になって完成させた達成感。 親が徹夜したのもまたいい思い出⁉︎ 手作りに価値を見出すこと。 それをちゃんと写真に撮って残すこと。 ハロウィンという文化が、 子ども時代を生きる我が子と、 知恵と時間を注ぎ込めながら親が関われる、 お互いに思い出深いイベントとして根付いていることがよくわかる。 ハロウィンが目的のようでいて、 実は親子が一緒に何かひとつの目的に取り組める、その目に見えない時間というものに価値を見出している。 読んでいて泣きそうになった。 これは 子どもよりも大人に刺さる本なんじゃないかな…。
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小沢健二の朗読や著作の空気感をそのまま絵本にしたような一冊。子ども向けだが大人でも感心したりクスッと笑える。大人が読むと最後は少し切なくなると思う。こういう感覚をエモいって呼ぶのかな
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ハロウィーンのお話。ハロウィーンって何か。どうやって始まったか。どんな意味があるか。どんな風に心に残るか。ハロウィーンってこんなに素敵な日だったのか。大人になっても宝物のような思い出として心に残るかけがえのないその日までの時間と特別な夜。季節の行事は大事な人を想いながら大事な人と...
ハロウィーンのお話。ハロウィーンって何か。どうやって始まったか。どんな意味があるか。どんな風に心に残るか。ハロウィーンってこんなに素敵な日だったのか。大人になっても宝物のような思い出として心に残るかけがえのないその日までの時間と特別な夜。季節の行事は大事な人を想いながら大事な人と大事な時間を過ごすためのものなのかもしれない。それぞれの行事でこんな絵本があったらきっとすごく楽しいし心に残ると思う。絵も文章も内容もさすがにカッコよい。オザケンと日米恐怖学会のユニークさが際立つ。これはオザケンの思い出なんだろうな。何ってこの表紙のオレンジと水色、好きなんだよなあ、私。
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ハロウィーンでは、なぜ「Trick or treat!」というようになったか、 ハロウィーンの暗黙の了解的なあいさつ、 家庭環境や、子どもたちがみなが通る道が、ハロウィーンの衣装で推測できたりすること、子どもをおびえさせるコツなどなど…本場のハロウィーンの様子が垣間見れて面白かっ...
ハロウィーンでは、なぜ「Trick or treat!」というようになったか、 ハロウィーンの暗黙の了解的なあいさつ、 家庭環境や、子どもたちがみなが通る道が、ハロウィーンの衣装で推測できたりすること、子どもをおびえさせるコツなどなど…本場のハロウィーンの様子が垣間見れて面白かった。 やっぱりその国のお祭りはその国に行ってみないとわからない。 ハローウィーンの魔法(子ども時代)がとけていく様子を「アイスクリームが、溶けてしまうように」という比喩表現!なんといっても、その言葉が絶妙で好きだ。 いつかはとけるからこそ、宝物のような時間! 大人になると、しみじみ感じるんだよね。 オレンジ色が映える表紙や小沢家のハロウィーンのおそすわけなど、かわいさにキュンとして、ノスタルジーを感じた一冊。
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ユーモアがあって、ハロウィンのはちゃめちゃ感があるのに、ちょっとしんみり。 日本の作品とは思えない、アメリカンな感じがgood。 予想外によかった。
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表紙とタイトルが一致せず、クソつまんなそう、とずっと思っていたけど、ある日ふと読んでみようと思い読んで見た。 知らないアメリカのハロウィン文化が学べて良かった。
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たいていの書店で面陳か平台で展開されていた本。 ハロウィンが好きで、悩まず購入。読むまでには時間が掛かったけど、絵本なので読むのに時間はかからない。 アメリカのハロウィンて楽しいな、家族中いい感じでいいな、と思った。
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先日、小沢健二さんと日米恐怖学会の「アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)」を読みました。 ハロウィンに関する絵本なんですが、ハロウィンのことを描きつつも、タイトルに、「アイスクリームが溶けてしまう前に」とあるように、「今過ごしてるこの時間は、2度と...
先日、小沢健二さんと日米恐怖学会の「アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)」を読みました。 ハロウィンに関する絵本なんですが、ハロウィンのことを描きつつも、タイトルに、「アイスクリームが溶けてしまう前に」とあるように、「今過ごしてるこの時間は、2度と戻らないかけがえのない時間なんだよ」、もしくは、「気持ちは変わってしまうから(忘れてしまうから)、今抱いているこの想いは、大切な想いなんだよ」、というメッセージが込められた絵本だなあと思ったりしました。 小沢健二さんの曲の歌詞で言うと、「さよならなんて云えないよ」の、「2度と戻らない美しい日にいると」、という歌詞とリンクしてる感じでしょうか・・・(そう考えてみると、小沢健二さんの表現は、音楽だったり、文章だったり、朗読だったり、いろんな形があるけど、表現したいことは、一貫してる部分もあるのかも・・・)。
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アイスクリームが溶けてしまう前に 小沢健二と日米恐怖学会 福音館書店 ハロウイーンを題材にしたドキュメントかな? なのに異教徒であるケルト発祥の収穫祭で 何故かアメリカで商業化されているのだということには触れずに 面白いとこどりしたお話である この本によると 大恐慌の時に大人だ...
アイスクリームが溶けてしまう前に 小沢健二と日米恐怖学会 福音館書店 ハロウイーンを題材にしたドキュメントかな? なのに異教徒であるケルト発祥の収穫祭で 何故かアメリカで商業化されているのだということには触れずに 面白いとこどりしたお話である この本によると 大恐慌の時に大人だけでなく子どもたちの犯罪的悪さがはびこり ハロウィンで警察や大人と対立するほどの度の過ぎた騒ぎになって それを治めるためにお菓子を配るお祭りにすり替えたものらしい ニホンでもこの数年で定着してきた商業的なイベントである クリスマスやバレンタイに続いてハロウィンです アメリカでは静かなクリスマスに次ぐ 100%商業的な騒がしい大掛かりな遊びになっています 只の消費ではなく親子による手作りのお祭りにする気があるならば この本が役に立ちそうだ
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