激動の日本近現代史1852-1941 の商品レビュー
いやー、危険な本である。 なぜ危険かと言うと、対談なので骨子の部分、触りの部分しか語られておらず、「詳しくは拙著『 』に書いたのですが」という感じになるので、その「詳しい」部分が気になってしまい、読みたい本がどんどん増えてしまうという…(苦笑) しかし、この本を含めて、近現代の...
いやー、危険な本である。 なぜ危険かと言うと、対談なので骨子の部分、触りの部分しか語られておらず、「詳しくは拙著『 』に書いたのですが」という感じになるので、その「詳しい」部分が気になってしまい、読みたい本がどんどん増えてしまうという…(苦笑) しかし、この本を含めて、近現代の国際関係史はこの20年くらいの間に大きく通説か覆されているのですね…未だに教科書には反映されていないことが多数と思いますが。 例えば、どうやら私の知る「韓国併合」の背景もがらっと認識を改めなければならなさそうです。ほんと、外交は二国間関係だけでみてはいけませんね。背景にある多国間関係を見ないと。
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日米の近代の歩みを理解するには、この程度の期間を踏まえないといけません。国内事情や人物中心に論じたものでは、この激動は掴めません。渡辺氏を知ったのは「日本1852」を読んだ時ですが、日米関係に関する労作が多くあります。日本が好戦的な侵略国家かどうかは、様々な文献にあたり自ら考えま...
日米の近代の歩みを理解するには、この程度の期間を踏まえないといけません。国内事情や人物中心に論じたものでは、この激動は掴めません。渡辺氏を知ったのは「日本1852」を読んだ時ですが、日米関係に関する労作が多くあります。日本が好戦的な侵略国家かどうかは、様々な文献にあたり自ら考えましょう。独が焚き付けた黄禍思想や米のマニフェストデスティニーなど、平時には表に出ない思想があります。また、米は高平・ルート協定のように、国力を見極めて太平洋に線を引いた過去があります。今を知る対談本でもあります。
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「勝てば官軍」と言われるように、歴史というものは、勝者の視点で編まれるのです。 歴史修正主義、結構ではないですか。 埋もれていたというか、誰かが埋めてしまった事実を丹念に掘り起こし、多角的に歴史を見直してみる、そして、どう感じるかは読者に任せればいいのです。 ということで、 第1...
「勝てば官軍」と言われるように、歴史というものは、勝者の視点で編まれるのです。 歴史修正主義、結構ではないですか。 埋もれていたというか、誰かが埋めてしまった事実を丹念に掘り起こし、多角的に歴史を見直してみる、そして、どう感じるかは読者に任せればいいのです。 ということで、 第1章 日本を深く研究していた欧米 第2章 英国自由貿易帝国主義と日米の戦い 第3章 日本とアメリカが作った朝鮮開国 第4章 ルーズベルトが仕掛けた日米開戦 最終章 若い人たちに伝えたいこと あとがき だいたい、日本史、世界史という分類の仕方がおかしいわけで、古代にしても、中世にしても、近現代にしても、全世界的な視点・動きを分析するということが大切だと改めて思いました。
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