1,800円以上の注文で送料無料

騙し絵の牙 の商品レビュー

3.7

274件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    114

  3. 3つ

    85

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2018/01/29

編集者の本、しかも電子化が進む今の話。 だけど、それより、速水さん! 登場人物の動きが目に浮かんで、おもしろかった。 大泉洋さん、ぜひドラマでやってください!

Posted byブクログ

2018/01/28

社内政治に翻弄される編集者。 折からの出版不況。 信念を貫けるか。 楽しく読んだ。 が、創作部分と出版不況ってこういう風に厳しいんですという感じの解説部分(?)の乖離を感じてしまった。 後半は一気呵成。 が、ここでも前半と後半の雰囲気のギャップを感じてしまった。 塩田さんは大好き...

社内政治に翻弄される編集者。 折からの出版不況。 信念を貫けるか。 楽しく読んだ。 が、創作部分と出版不況ってこういう風に厳しいんですという感じの解説部分(?)の乖離を感じてしまった。 後半は一気呵成。 が、ここでも前半と後半の雰囲気のギャップを感じてしまった。 塩田さんは大好きなんだけれど。

Posted byブクログ

2018/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなりスピーディー、ボケッとしてると置いていかれる、そんな小説です。 文芸に対する愛、想いが伝わり、こんな編集者いたら、そりゃ有名人だろうなと思った。 たしかに大泉洋を当て書きした、と書いてありますが、ほんとにピッタリ!

Posted byブクログ

2018/01/20

最後の一個手前の章まではそこそこ 最後の章 騙し絵の解説がとってつけた内容 タイトルそものもが蛇足というww そして単調すぎて次が分かりやすすぎてワクワクがないままの不完全燃焼

Posted byブクログ

2018/01/18

ある講演会で筒井康隆氏が褒めていたので読んでみた。 誰からも好かれる「人たらし」編集者が、担当雑誌の廃刊阻止、ベテラン作家・パチンコ業界との交渉、同期ライバルとの暗闘、そして家庭崩壊の危機などに奮闘しながら、社内政治に翻弄される慌ただしい日々を描いた物語。 大泉洋で「あて書き」さ...

ある講演会で筒井康隆氏が褒めていたので読んでみた。 誰からも好かれる「人たらし」編集者が、担当雑誌の廃刊阻止、ベテラン作家・パチンコ業界との交渉、同期ライバルとの暗闘、そして家庭崩壊の危機などに奮闘しながら、社内政治に翻弄される慌ただしい日々を描いた物語。 大泉洋で「あて書き」された主人公の魅力がメインであるが、苦境に立たされている出版業界の様子がリアルで大変面白かった。

Posted byブクログ

2018/01/14

大泉洋をイメージして読むと、最後のどんでん返しはぽくない感じが個人的にはするのですが、大泉洋を離れたら、なかなか面白い終わりでした。 スマートなことをやってのけても、その中身は実に泥臭いことの積み重ねなんだよね、と。 2018.1.14

Posted byブクログ

2018/01/14

廃刊の瀬戸際に立つ雑誌『トリニティ』の編集長である速水の悲喜交々を描きつつ、昨今の出版業界の寂しい事情も織り混ざった物語でした。 出版業界はとにかく不況なのですが、まあどこも仲が悪くお互いが利権を主張し合っているのでそりゃそうなるわなという話なのですが、それはさておき。 大泉洋...

廃刊の瀬戸際に立つ雑誌『トリニティ』の編集長である速水の悲喜交々を描きつつ、昨今の出版業界の寂しい事情も織り混ざった物語でした。 出版業界はとにかく不況なのですが、まあどこも仲が悪くお互いが利権を主張し合っているのでそりゃそうなるわなという話なのですが、それはさておき。 大泉洋を想定して当て書きしたという本作。 大泉さんの影がちらつかなければまた違う評価なのですが、大泉さんありきでないと成り立たない作品でもあるので大泉さん好きな人でも微妙な評価になるのは仕方ないでしょうね。 ウィットにとんだ会話の応酬というのはセンスによる物が大きいのでそこは期待しすぎました。 この部分では大泉さんではあまりないですね。 その他のモノマネが得意って所は大泉さんがやってるって思うと笑えるかなーって感じで。 なので、あまり大泉洋成分を期待しすぎると肩すかしを食らうと思います。 最後のオチは大どんでん返しって感じなのですが、うーむ伏線回収なのかこれは…とちょっと悩みます。 ただ、こういう風になると面白いねっていう風にも思えますからこれはこれで良いのかも。 個人的には映画『アフタースクール』みたいだなと思ったので、作者の方もあの映画好きなのかもしれません。 そう思うと同じファンとして親近感が湧きますね。 塩田さんの本を読んだのは初めてでしたが、とても読みやすかったです。 前に本屋大賞候補にノミネートされた?作品も読んでみようと思いました。

Posted byブクログ

2018/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後は「えー!そういうこと!?」と思わず声に出てしまう展開。 伏線がテンポよく回収されていく様は痛快でもありました。 ただ、最後の最後は「あれ、え?これで終わり?」と少々拍子抜け感もありました。 あと、自分の中では主人公の速水が当て書きされた大泉洋さんとあまりシンクロしなかったです。 他の俳優さんで速水にもっとハマる人がいるかと問われると困るけれど、100%大泉さんっていうのはちょっと違うかな…とモヤモヤ。 主人公はさておいて、他の登場人物は誰が演じたらいいかなーと考えながら読めたのは楽しかったです。 二階堂先生は名高達郎さん、秋村は山中崇さん、小山内は渋川清彦さんか平山浩行さんがいいなぁ…

Posted byブクログ

2018/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「罪の声」が好みだったのと「大泉洋」に惹かれて読んでみた。 途中まで、山あり谷ありながら、大泉洋の姿で脳内で動いていた主人公だったが、エピローグで一転、確かに騙し絵のように躱されたが、個人的には心地いい感じでなかった...! う〜〜ん、なんだか大泉洋イメージではもっとカラッと躱してほしかったな=! 急にシリアスで、まあそこが影の部分なんだってのは分かるんだが。 ほかの方のレビューで「沢村一樹では」というのを見て、徐々に脳内のイメージがすり変わりつつある。沢村さんなら、あのエピローグもあり。 大泉さんは娘溺愛だから、あの展開はあまりに辛いだろうなぁ。

Posted byブクログ

2018/01/08

洋ちゃん当て書きの小説。あちらこちらに洋ちゃんの写真。うーーん、当て読みし過ぎて、うまく楽しめなかったな。 編集者モノが続いていたのも不運。もう一回読める機会に期待。 2017/12/5読了

Posted byブクログ