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神の涙 の商品レビュー

4.4

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2025/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アイヌであることに誇りを持つ敬蔵のもとに弟子入りした雅比古。 最初はルーツを探しているだけだと思っていたが実は犯罪者であった。 雅比古の過去を知り、アイヌの理を教える敬蔵。アイヌの言葉が身に染みる。 単なるアイヌの話ではなく、単なる原発の話ではなく、2つがうまく融合していて引き込まれた。 敬蔵の悠への気持ちも過去への思いも胸打たれるものがある、過去は変えれないが今からでも自分を変えることができる。 アイヌの神、大自然で大きな力で見守っている。人の罪を罰するのは神様の仕事。人にできるのはゆるすことだけ。

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2025/11/14

「少年と犬」でひさしぶりに名前を聞いたと思った馳星周さん。 大昔「不夜城」読んだなと思うも、あまりに作品の毛色が違うので、あれ?記憶違い?と調べ直したらそれがデビュー作だったと知る。尖った作品だったなぁ。 そんな事を思っていたら目に飛び込んで来た 「神−カムイ−の涙」 前知識ゼ...

「少年と犬」でひさしぶりに名前を聞いたと思った馳星周さん。 大昔「不夜城」読んだなと思うも、あまりに作品の毛色が違うので、あれ?記憶違い?と調べ直したらそれがデビュー作だったと知る。尖った作品だったなぁ。 そんな事を思っていたら目に飛び込んで来た 「神−カムイ−の涙」 前知識ゼロ。だけど表紙を見ただけで、これは当たりだと頭の中で声がしてしまった。 アイヌである事を誇りに思う祖父、敬蔵 アイヌの娘である事を嫌う孫、悠 そこに雅比古という青年が現れ、二人きりの生活に少しずつ変化をもたらしていく。 この3人の生活が続いてほしいとこちらが願えばそうならないのがセオリーで。 3人の行く末を見届けた後は泣きそうになった。 良かった〜と読後感に浸りながら「少年と犬」読もう。忘れてたけど、ゴールデンカムイ(アニメの方)もやっぱり見よう、けど長いのよ…と思うのでした。 時間が足りない…。

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2024/03/23

アイヌという自分のルーツによって各々が悩み苦しみ生きていく中、最後は一つの家族として強いアイヌの血で結ばれていく感動の物語でした。

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2024/01/26

今でも北海道では、アイヌの子孫の方が息づいているんですね。北海道好きにとって「はんかくさい」だとか方言が読んでいて心地良く響いていました。熊との死闘のシーンなどは手に汗握ってもう興奮してしまいました。涙あり感動あり大自然を感じながら読む手が止まらず400ページあまりがあっという間...

今でも北海道では、アイヌの子孫の方が息づいているんですね。北海道好きにとって「はんかくさい」だとか方言が読んでいて心地良く響いていました。熊との死闘のシーンなどは手に汗握ってもう興奮してしまいました。涙あり感動あり大自然を感じながら読む手が止まらず400ページあまりがあっという間でした。本文中に出てくる摩周湖の滝霧が見てみたい。

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2023/07/05

アイヌの文化、東日本大震災、殺人事件、家族の繋がりと色々な要素が綿密に組み込まれたストーリー。個人的には殺人事件に関わった雅比古の異常性を所々に感じてしまった。

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2022/10/31

アイヌ問題、東日本大震災問題。様々な葛藤を抱える人物たちが相まみえて、人として再生していくという話?と言っていいのかな。 本州にいると意識することはないんですが、やっぱり北海道だと、今でもアイヌに対する差別や偏見ってあるんですかね?感覚的に良くわからないのですが、この作品を読む...

アイヌ問題、東日本大震災問題。様々な葛藤を抱える人物たちが相まみえて、人として再生していくという話?と言っていいのかな。 本州にいると意識することはないんですが、やっぱり北海道だと、今でもアイヌに対する差別や偏見ってあるんですかね?感覚的に良くわからないのですが、この作品を読む限り、その問題は、いまも継続している様ですね。アイヌが差別されたり、偏見を受けたりする必要はないと思うんですけどね。 加えて、東日本大震災の問題も、あれですね。被災地では無いところにいると、記憶には残っているけど、10年以上昔の話という感覚になりがちですが、現地ではまだ続いている話なのでしょうね。 物語として、アイヌの血を引くおじいさんの暮らしには、非常に興味をひかれました。面白かったです。

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2022/01/27

「不夜城」「夜光虫」など、とにかくダークで尖ってる世界観にハマってた頃より早20年、久々に手に取った馳星周氏の作品は、差別など人間の醜い部分をしっかりと描きつつ、全体としては人にも地球にもとても優しいちょうどいい感じに仕上がってて、自分的には迷わずの⭐️5つでした。 ちょっと時間...

「不夜城」「夜光虫」など、とにかくダークで尖ってる世界観にハマってた頃より早20年、久々に手に取った馳星周氏の作品は、差別など人間の醜い部分をしっかりと描きつつ、全体としては人にも地球にもとても優しいちょうどいい感じに仕上がってて、自分的には迷わずの⭐️5つでした。 ちょっと時間は掛かったけど、直木賞取れた理由もわかる気がします。

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2020/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんとなく終わりは予想できたが、作者のアイヌへの愛情と登場人物の魅力で読み進んでしまった。人は気付き、やり直せる

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2020/10/27

泣いた。おじいちゃんの孫を思う気持ちも、悠の外に出たいと願う気持ちも、尾崎のルーツ探しも、みんな丸く収まってよかった。 ウポポイ行って、アイヌのこともっと知りたいな。 「はんかくさい」って言葉がいっぱい出てきたけど、意味がわかったようなわからなかったような。 北海道出身者にこん...

泣いた。おじいちゃんの孫を思う気持ちも、悠の外に出たいと願う気持ちも、尾崎のルーツ探しも、みんな丸く収まってよかった。 ウポポイ行って、アイヌのこともっと知りたいな。 「はんかくさい」って言葉がいっぱい出てきたけど、意味がわかったようなわからなかったような。 北海道出身者にこんど解説してもらおう。

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2020/08/21

この作品を読み終えた瞬間は、著者である馳星周さんに興味があったのが、ファンになった瞬間だった。 北海道の、屈斜路湖や摩周湖を抱く大自然の中でおりなされる、家族の、今を生きる物語。それに殺人事件が絡んでいて、でもサスペンスではなくヒューマンドラマで、ストーリーや展開が、私が求めてい...

この作品を読み終えた瞬間は、著者である馳星周さんに興味があったのが、ファンになった瞬間だった。 北海道の、屈斜路湖や摩周湖を抱く大自然の中でおりなされる、家族の、今を生きる物語。それに殺人事件が絡んでいて、でもサスペンスではなくヒューマンドラマで、ストーリーや展開が、私が求めていたのと一致したような感覚だった。この物語の世界に入り込んで、読み終えた後、興奮して寝れなかった(笑)。それぐらい、ワクワクする、夢中になるものでした。

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