1,800円以上の注文で送料無料

盤上の向日葵 の商品レビュー

4

405件のお客様レビュー

  1. 5つ

    102

  2. 4つ

    182

  3. 3つ

    76

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/02/04

坂口健太郎くん主演映画ということでよみました。序盤であまりのれずにとまり、将棋の場面はちんぷんかんぷんで流し読みする始末。時間かかりました。 ですが、読了後の満足感足るや!! 因果な運命を辿る上條に、柚月さんそこまでしないで、、と。 映画楽しみです。

Posted byブクログ

2025/02/02

今年映画になると知って読みました。前にドラマで観た!でも、断片的にしか覚えてなかった〜苦笑。 しかし、本を読んで『何でこんなにいいのに覚えてなかったの?』と思ってしまいました。 理不尽!切ない!でも、目に浮かぶ情景はとても綺麗。本当に良かったです。映画が楽しみ!

Posted byブクログ

2025/01/29

2025/01/13 読了。 分厚いけどどんどん読み進めてしまう。 2人の対比みたいなのがもっと書かれてるかと思ったのが少し残念。

Posted byブクログ

2025/01/22

「砂の器」に代表される昭和的ミステリー(社会派ではないが)の影を強く感じる。人によっては新鮮に受け止められるのでしょうか。

Posted byブクログ

2025/01/03

かなりの長編でしたが、過去と現代が交互に描かれていて、ぐいぐいと引き込まれました。 過去で出てくる少年には、なんとか過酷な環境を乗り越えて幸せになってほしいと願いながら読みました。 現代につながったときには、やっばりか…と。 将棋にはこんなすごい力があるのだとも知りました。 これ...

かなりの長編でしたが、過去と現代が交互に描かれていて、ぐいぐいと引き込まれました。 過去で出てくる少年には、なんとか過酷な環境を乗り越えて幸せになってほしいと願いながら読みました。 現代につながったときには、やっばりか…と。 将棋にはこんなすごい力があるのだとも知りました。 これを書ける作家さんはすごいとしか言いようがないです。

Posted byブクログ

2024/12/18

むむー最後まで読まされました、展開や構成が面白くグイグイ読めて楽しかったです。設定自体はなかなかトリッキーでしたが楽しめました。これ書けるひとすごいやなー。

Posted byブクログ

2024/12/14

久々の長編への挑戦でした。 老若コンビ刑事、勝負師達、見ず知らずの少年を温かく育てあげた夫婦、無さそうでありそうな物語に後半引き込まれました。 人には体に心が宿っているため、自分自身でコントロールが効かなくなる生き物です。ましてや親ガチャ、上司ガチャ、ありますがそこを超えて尚自分...

久々の長編への挑戦でした。 老若コンビ刑事、勝負師達、見ず知らずの少年を温かく育てあげた夫婦、無さそうでありそうな物語に後半引き込まれました。 人には体に心が宿っているため、自分自身でコントロールが効かなくなる生き物です。ましてや親ガチャ、上司ガチャ、ありますがそこを超えて尚自分で掴み取らなければいけないのが人生かもしれません。 不幸な幼少期を過ごした主人公ではありますが、波乱万丈の人生の中で出会った人たちとの出会いにより生まれた人生もまた彼が引き寄せた運命なんだろう、とか思ってしまいました。

Posted byブクログ

2024/11/26

学校 ★☆☆  大人 ★★☆ 山形県天童市でその日将棋のタイトル戦、竜昇戦が行われていた。 対戦は若き天才棋士・壬生と奨励会を経ずプロ棋士となった異例の経歴を持つ棋士・上条。 その天童市の駅に二人の刑事が殺人の捜査のために来ていた。 被害者は山中で白骨化した遺体で見つかった。...

学校 ★☆☆  大人 ★★☆ 山形県天童市でその日将棋のタイトル戦、竜昇戦が行われていた。 対戦は若き天才棋士・壬生と奨励会を経ずプロ棋士となった異例の経歴を持つ棋士・上条。 その天童市の駅に二人の刑事が殺人の捜査のために来ていた。 被害者は山中で白骨化した遺体で見つかった。 そして遺体とともに見つかったのは将棋の駒。 その駒は初代菊水月作の大変高価な駒であることが分かった。 二人の刑事はその駒の持ち主を捜査していた。 物語はその二人の捜査の行方と、母を亡くし父親に虐待を受けていた少年の成長との二つの物語で進んでいく。 その二つの物語がつながった先にあるものとは。 高校生には重い話だと思う。将棋好きの生徒にもちょっと気軽にはすすめにくい。 ただ少年の成長の行方が気になって話に引き込まれていく作品だった。

Posted byブクログ

2024/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018 本屋大賞2位 山中で発見された白骨死体 現場に残された手がかりは伝説の名駒だった 将棋をベースにした刑事もの? 中盤から凄く面白かった

Posted byブクログ

2024/10/17

初めての柚月裕子さん作品。警察小説は個人手にそんなに好みではなくて、それでも読み応えがすごく、満足感ある作品だった。 名駒の持ち主を佐野と石破コンビが探していき、少しずつ持ち主に近づいていくところが臨場感あって、不動産屋の菊田さんが見つかった場面はこちらまで「よっしゃ!」と興奮し...

初めての柚月裕子さん作品。警察小説は個人手にそんなに好みではなくて、それでも読み応えがすごく、満足感ある作品だった。 名駒の持ち主を佐野と石破コンビが探していき、少しずつ持ち主に近づいていくところが臨場感あって、不動産屋の菊田さんが見つかった場面はこちらまで「よっしゃ!」と興奮した。 唐沢さんはとにかく良いひとで、でも作品の中では佳介に名駒を渡す恩人でしかなく、それ以降登場せずだったので寂しかった… 東明は最初からうさんくさくて、名駒持って旅行しに行ったところはもう展開が読めまくっててお金持ち逃げしたときは「ああ……」てなったしこちらまで憎くなったのに、憎みきれずに最期を迎えて、柚月さんは魅力的なひとを書くのも上手だなと思った。 あくまでミステリーではなく警察小説だからか驚きの展開とかはなく真実に少しずつ肉薄していくのだけど、心の底でやっぱちょっと驚きを期待してたのか、佳介が反則で負けた後の終盤は物足りなさがあった…中盤がおもしろすぎた。 盤上の向日葵、タイトルもとても素敵。向日葵なのに哀しみや暗さがしっかりとこちらにまで思い描かれた。

Posted byブクログ