少子高齢化時代の私鉄サバイバル の商品レビュー
2020.03.07 ほぼ同じ問題意識。良く調べられているし、良く足を使って確認されていて本当に素晴らしいと思う。 著者ご本人も解は見つけられなかったと締めくくっている。ただ、ヒントはコミュニテイとストーリーだそうだ。とてもとても参考になった。
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目次を目にしただけで、山積みの課題に目がくらみそうになる。人口減少、都心集中、高度成長期の負の遺産。サバイバルなどありえるのか。 だが著者は、旅客人員の変遷や、定期・定期外別増減のグラフを元に、スカイツリー開業、タワマン需要と、活性化要因をもひもといてゆく。 田園調布や成城...
目次を目にしただけで、山積みの課題に目がくらみそうになる。人口減少、都心集中、高度成長期の負の遺産。サバイバルなどありえるのか。 だが著者は、旅客人員の変遷や、定期・定期外別増減のグラフを元に、スカイツリー開業、タワマン需要と、活性化要因をもひもといてゆく。 田園調布や成城をはじめとする、かつての沿線高級地の変貌を取材し、阪急、東急の創業時代までさかのぼって、「まちづくり」の思想を考証する。 数世代分の変遷を踏まえて、職住接近や在宅勤務、女子会や地域密着型など、現代のスタイルを見すえた、住みたい沿線の考察。生き残り策は、まだまだありそうなのである。
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