北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 の商品レビュー
借りたもの。 ヨーガやマインドフルネスで注目された、瞑想のメゾットによって「今、ここ」にあることに注目し、自分を取り戻すことを提案する。 教育や福利厚生が凄く進んでいるイメージがある北欧でも心の病に苦しむ人は多いらしい…… 著者ら夫婦は、憤りや不満をため込み、それぞれ不安症とう...
借りたもの。 ヨーガやマインドフルネスで注目された、瞑想のメゾットによって「今、ここ」にあることに注目し、自分を取り戻すことを提案する。 教育や福利厚生が凄く進んでいるイメージがある北欧でも心の病に苦しむ人は多いらしい…… 著者ら夫婦は、憤りや不満をため込み、それぞれ不安症とうつ病になった。 そこから立ち直るために、自分たちでできること――セルフセラピー――を積極的に取り入れ立ち直った、生の言葉は親近感がある。 内容は仕事や家事、子育ての心構えに始まり、次第に自身の心の在り方へと内省してゆく。 個人的にはスーサンの子供の頃の体験に共感してしまう……厳しい父親から愛を感じなかった、母親も助けてくれなかった――それは「私の気持ち」に耳を傾け、まず無条件に受け入れてほしかった――という、取り返しのつかない心の叫びだった。多くの人が抱えているのだろうか、このトラウマは… その体験を見つめ直し受け止めて、赦す必要性を端的に述べている。それに苦しめられるのは確かに時間のムダだし、自分に対してもったいない…… 私はまだそこには至っていない。 田房永子『しんどい母から逃げる!!: いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった』( https://booklog.jp/item/1/4093886083 )に近い。田房氏のような怒りのプロセスは省いているけれど。
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私も同じようにうつ病を経験した。本著に書かれていることは全て大事。完璧主義でべき思考にとらわれがちな自分がいることはわかっているが、ふと気づくと考え方のクセが顔を出す。頭の中でおしゃべり(ぐるぐる)が始まり、今この瞬間の出来事に集中できないこともある。本著で記載されているいくつか...
私も同じようにうつ病を経験した。本著に書かれていることは全て大事。完璧主義でべき思考にとらわれがちな自分がいることはわかっているが、ふと気づくと考え方のクセが顔を出す。頭の中でおしゃべり(ぐるぐる)が始まり、今この瞬間の出来事に集中できないこともある。本著で記載されているいくつかのことはなかなか簡単にはできない。自分と向き合い続けることが大切。そのためにも、また本著に触れる機会を持ち、自分を振り返りたいとおもう。
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過去に感じたこと、他人にされたことを許せば今の自分を好きになれる。ということが書いてあった。 過去に感じたことを受け入れるにはどうしたよいか、そう解釈したら良いのかを知りたかった。 やはり診療心理士に相談すべきだなと感じた一冊
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ありのままの自分で良いのだ、と幼い頃の自分に声をかけてくれた人が存在していただろうか。支配的な親の元で育ったり、周りの人間の影響を強く受けて育っていると、○○が出来ない自分には価値がない、出来ないと意味がないのだ、と我々は思いがちである。 自分をそのまま受け入れることが出来るのは...
ありのままの自分で良いのだ、と幼い頃の自分に声をかけてくれた人が存在していただろうか。支配的な親の元で育ったり、周りの人間の影響を強く受けて育っていると、○○が出来ない自分には価値がない、出来ないと意味がないのだ、と我々は思いがちである。 自分をそのまま受け入れることが出来るのは、親や兄弟を除けば自分だけである。他ならぬ自分が、自分のことをありのままに受け止め、自分のしたいことに目を向け、今この瞬間の幸せに着目することができなければ、我々はずっと未来の何かを追い求め続けて、幸せになることが出来ないのだ。 「人生の義務は、ただひとつしかない。それは幸福になることだ。」この本の巻頭ページで紹介されているドイツ文学者、ヘルマン・ヘッセの言葉だ。自分の内面から出る言葉に耳を傾け、今この瞬間の幸せを精一杯感じるために、どうしたらいいか。そのための実用的な方法が書いてあるのが本書である。
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精神を病んだ経験のあるスウェーデンの夫婦が、自分を大切にするために取り組んだ考えや行動の変化を27項目にわたって共有してくれる。 タイトルに「スウェーデン式」とあるが、どのあたりがスウェーデン固有のものなのかは正直よくわからない。 ただ、今どのようなライフスタイルを送っている人...
精神を病んだ経験のあるスウェーデンの夫婦が、自分を大切にするために取り組んだ考えや行動の変化を27項目にわたって共有してくれる。 タイトルに「スウェーデン式」とあるが、どのあたりがスウェーデン固有のものなのかは正直よくわからない。 ただ、今どのようなライフスタイルを送っている人でも吸収できる内容であるため、「自分を大切にする」ということについて考えたことがないという読者にとっては、大きな気づきとなるメッセージが幾つか見つかるかもしれないと思えた。
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・スウェーデンの里子養育システム 親の保護下にあっても、「サポート家族」と一緒に時間を過ごす。親の負担を軽くし、子供達には普段とは違う暮らしを体験させる。親以外の大人のロールモデルに触れさせて、大人との触れ合いを広げさせる一つの手段。 ・ストレスレベルが高くなると いらいらしやすい⇒人の話をしっかり聞く余裕がなくなる⇒不安感、自信喪失、大切だったものがどうでもよくなる。 ・うまくいったことを考えるようにすれば、気分爽快でストレスを感じる余地など無くなる
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20170905 病気になってからタイトルに惹かれて本を買うようになった。読みやすく気楽に対処できるような内容。「自分が変わる勇気を持てば、人生はワクワクする旅に変わる」その通りだと思う。
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