アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー
あとがきにも書いてありますが、暗殺者や超能力者が出てこない著者の作品はかなり珍しいのではないでしょうか。 時間軸をズラしながら、短編の中に繋がりを持たせていくやり方は、伊坂節が効きまくっていて、読んでいて楽しかったです。 ただ、これは完全に好みの問題ですが、自分は暗殺者や超能力者...
あとがきにも書いてありますが、暗殺者や超能力者が出てこない著者の作品はかなり珍しいのではないでしょうか。 時間軸をズラしながら、短編の中に繋がりを持たせていくやり方は、伊坂節が効きまくっていて、読んでいて楽しかったです。 ただ、これは完全に好みの問題ですが、自分は暗殺者や超能力者が出てくる作品の方が、よりクレイジーで好きです。
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子どもを抱っこ紐に入れながら、図書館で立ち読みした思い出の本 短編なのに繋がっていて、面白かった 登場人物がみんな魅力的だった
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伊坂さんの恋愛小説。ふわーっとして幸せになる作品。連作短編で、最終章でいろいろ伏線が回収されて、おーっ、という感じになった。 斉藤和義さんとコラボ(?)のようで、本作から新しい楽曲が誕生したみたい。斉藤さんを意識してだろうが、「斉藤さん 一回百円」という謎の路上占い師?アーティ...
伊坂さんの恋愛小説。ふわーっとして幸せになる作品。連作短編で、最終章でいろいろ伏線が回収されて、おーっ、という感じになった。 斉藤和義さんとコラボ(?)のようで、本作から新しい楽曲が誕生したみたい。斉藤さんを意識してだろうが、「斉藤さん 一回百円」という謎の路上占い師?アーティスト?が出てきて、悩みを打ち明けるとその答えになるような斉藤和義の楽曲を再生してくれるという。彼が全編に登場して本作のエッセンスになっているのが良かった。 特に後半、時系列の行ったりきたりがすごくて、ちょっとついていけなかったかなあ。誰か読解力を分けてください。
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ひとつひとつが繋がって、でもその驚きが緩やかな感じなのがすごく好きです ドキドキする感情も、わざとらしくなくて柔らかい
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とにかく面白かったし、すごく好きな一冊だった。 短編集の形をとりながら、それぞれの物語が少しずつ繋がっていて、別の話で見た人物や出来事がふと顔を出す瞬間がある。 「あ、これさっきの」「この人、あのときの」 その小さな気づきが積み重なって、物語の世界が静かに広がっていく感覚が心地い...
とにかく面白かったし、すごく好きな一冊だった。 短編集の形をとりながら、それぞれの物語が少しずつ繋がっていて、別の話で見た人物や出来事がふと顔を出す瞬間がある。 「あ、これさっきの」「この人、あのときの」 その小さな気づきが積み重なって、物語の世界が静かに広がっていく感覚が心地いい。 登場人物それぞれの視点から描かれる人生を追っていくうちに、世界は思っているよりずっと狭いのかもしれない、と思った。 直接交わらなくても、どこかで同じ時間を生き、同じ出来事を共有している人たちがいる。その事実が、なぜだかとても愛おしい。 作中でふと浮かんだのは、テレビ番組のことだった。 ボクシングやお笑いなど、誰もが知る番組を、全国の人たちが同じ時間に見ている。 けれど、それぞれが置かれている場所や記憶、感情はまったく違う。 同じものを見ているはずなのに、心に残る風景は一人ひとり違う。 その当たり前のようで不思議な事実に、妙に感慨深い気持ちになった。 一話一話はとても読みやすく、気づけばすぐに読み終えてしまう。 それでも、読み終わったあとには、世界や人との距離が少しだけ近くなったような感覚が残った。 静かで優しくて、でも確かに心に残る。 そんな読書体験だった。
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章を跨ぐ伏線回収が多く伊坂幸太郎ワールドを存分に感じることができた。 伏線回収の多くがハートフルなものが多いことが個人的な伊坂幸太郎の良さだと思う。 個人的には物語の軸ともなる"ライトヘビー"の話がお気に入りだ。 これまた伊坂幸太郎の魅力であるあっと驚くどん...
章を跨ぐ伏線回収が多く伊坂幸太郎ワールドを存分に感じることができた。 伏線回収の多くがハートフルなものが多いことが個人的な伊坂幸太郎の良さだと思う。 個人的には物語の軸ともなる"ライトヘビー"の話がお気に入りだ。 これまた伊坂幸太郎の魅力であるあっと驚くどんでん返しを食らうことができた。 最終編のナハトムジークではそれまでの異なる軸での物語の伏線を全て回収していくような様子が読んでいて楽しかった。 大丈夫のサインや喧嘩の仲裁など人同士の関わり以外の伏線回収と多いのも良かった。 個人的なお気に入り伏線回収は"ドクメンタ"で記帳をするシーンだ。 それぞれ5年に1度という共通点こそあるもののドクメンタというタイトルで免許更新という内容は繋がりが無さすぎるかと感じたが、ドクメンタの意味の1つのである記録と通帳の記帳でかかっていたのは驚きだった。 自分も佐藤と同じく出会いに理想を求めるタイプだったが、出会い方ばかりにこだわらず身の回りに転がっている出会いに気づき、この人に出会って良かったな思えるようになりたい。
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面白かったんだけど、すごく時間をかけて読んでしまったから誰が誰だかわからなくなってしまった、、 読み直す
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
珍しく恋愛が絡んだお話で、特殊な環境は無し。 なので最初は掴みどころが無くて、登場人物も多いし、いろんな場面があって???となっていたけど、読み進むとやっぱり伊坂幸太郎。進むにつれて暖かくサラッと繋がってくる人達の物語の世界に自分も参加していたような幸せな気持ちになれて面白かった。
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面白かったです。こういう気楽に読める感じの短編作品も伊坂さんならではという感じがして、好きです。ひとつひとつの話も面白いですが、連作短編なので、登場人物がそれぞれの話しで関連しているのがまた面白い。人との出会いの中で自分がその出会いに対してどう向き合っていくかは自分の選択次第、ま...
面白かったです。こういう気楽に読める感じの短編作品も伊坂さんならではという感じがして、好きです。ひとつひとつの話も面白いですが、連作短編なので、登場人物がそれぞれの話しで関連しているのがまた面白い。人との出会いの中で自分がその出会いに対してどう向き合っていくかは自分の選択次第、またその結果が自分の人生に与える影響も様々なわけですが、結局どうなるかはわからないわけで、器用に全てがうまくいくなんてなかなか無いわけですから、色々な出会い自体は大切にしつつ、あまり気負い過ぎずに楽しんで生きていけたら一番良いですね。
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