禅僧が教える 心がラクになる生き方 の商品レビュー
レビューを読んで期待したのを裏切られたので、評価は☆1。全体の調子が不統一。仏教に基づく生き方を述べるのか、著者の経験に基づく人生相談なのか、ごちゃごちゃ。たくさん書き飛ばしているせいだな。私としては、仏教の考え方に興味はあったのだが。まあ、違う本を読むべきだね。
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実生活に活かしたい内容でした。すこし自分にはかけ離れているかなとも思いましたが、読み進めていると「これだ」と思える部分が沢山ありました。実践できるように読み返したいと思います。著者のようなお坊さんにお会いしてお話ししてみたいものです。
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この本を読んで、真の意味で「天寿を全うする」とはどういうことかを考えました。 僕は死ぬことに対して、死そのものよりも痛みというものに耐えられるのか、それが一番怖いです。 90歳以上生きた方で、「人との縁」を大切にする人は、本当に心安らかに逝けるそうです。痛みが怖いという観点から言...
この本を読んで、真の意味で「天寿を全うする」とはどういうことかを考えました。 僕は死ぬことに対して、死そのものよりも痛みというものに耐えられるのか、それが一番怖いです。 90歳以上生きた方で、「人との縁」を大切にする人は、本当に心安らかに逝けるそうです。痛みが怖いという観点から言えば、90歳以上生きたいです。しかし、長生きしたくないというのも正直なところです。 今後のことは、どうなるかわからないですが、天寿を全うした人々の「共通点」が知れて面白かったです。
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別に頑張らなくてもいい 頑張る必要性なんてない そもそも生まれてきたことにも、人生にも意味なんてない 心がラクには、まぁなったかな〜?くらい こういう考えもあるから、自分が頑張りたい時だけ 楽しめる範囲で頑張ればいいよねー 頑張れない自分も許すよOKと思えたらいいかな
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こういう本は得意じゃないが、Twitterのフォロワーさんが薦めてくださったので。気にかけてくださる方がいるのはありがたい事です。 そもそも自分を大切にしようとか思っていない人間が読んでも仕方なかったかもしれない。楽になれるなんて思っていない。はやくしにたい。
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『「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本』を先に読んでいた。同じ内容が多くあったので、こちらはさらさらと読むことができた。これをやったら褒めてあげる、愛してあげると言った利害関係の取引が「家族愛」と表現されているのは、確かになと感じさせられた。
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前向きに生きることに疲れたら読む本 というタイトルで再販されている。 今の状況を変えたいと思っているなら、仏教というツールを試すのも悪くない。 仏教は人生はつらく苦しく、悲しいもの、せつないもの、だと断じている。 たとえそうでも、すべてを抱えて死ぬまで生きる。その勇気こそが尊い。いろいろあるけど生きててよかったな、生きるのも案外悪くなかった、と言ってこの世を去る。 一切皆苦、この世のすべては苦である。世の中には嬉しく楽しいことより、切なく辛いことが多い。だから人生が苦であることも生きることが居心地が悪いのも当然。それは、「夢は努力すればかなう」といった夢物語に乗れない、自分のどうしようもなさにうんざりしていた人たちにとっては強烈な救いになる。 自分自身で決められることは人生の些事だけ。決められないときは、どちらを選んでも地獄だくらいに思っているくらいでちょうどいい。焦らず待つことでどちらかを選ばざるような力が必ず働く。 「日々是好日」好日か不好日かには意味がない。毎日が好日だから、いい日も悪い日もない、毎日が良い日なら、良いも悪いもない。 「自分の言っていることはどんな場合も正しい」と思い込むのは仏教から最も遠い感情のため怒る行為をとても嫌う。苦しみを生み、悟りを妨げる三つの毒「三毒」貪り、怒り、愚かさ。怒ってしまったと思った時点で、もう一度本当に自分が正しいのか再検討する余地がある。 怒りで頭の中がいっぱいになったら、頭と体を切り離しいつも通りのふるまいを続ける。首から上=頭は感情のあらしが吹き荒れるにまかせる。首から下=体は淡々と日常生活を送る。日常のルーティンに従い決められたことをやり続けるうちに平常心が戻り、「平場」に問題を出してみることができるようになる。 P206 どうして私ばかり子どもでいられなかったのか。この本に書いてあることとは少しずれるが、この文章でものすごく涙が出た。幼いころから母親に認めてもらうことでしか自分の居場所を見つけられなかった。そうすることで自分を肯定してきたのに、最後の最期で、私ではない人を選んだ。死んではいない母親だけどこの感情がそれなんだと、はっきり認識した。 修復方法は「自分が相手を許す」ことを許せないと、できない。「許すことを許す」それができた人は過去を笑って人に話せる。 私は今でも許せていないので、この話をするとき怒っている。許せることができる日が来るのだろうか。 読んで本当に良かった。 本当は、前向きに生きることに疲れたら読む本、という新しいバージョンで読みたかったが、どちらでもいいのかもしれない。 ふと生まれてきただけの人生に、意味や価値を求める必要はない。人生とは「自分」という船で川を渡るようなもの。渡る間だけの道具。 まずは、怒ることをやめるよう、試してみようと思う。その次に許すことを許す、ようになりたい。
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死に際して、まあ、そこそこの人生だったかな、いい事も、悪いこともあったが、とりあえず生きたな、と思えれば十分!
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何者かになろうと頑張りすぎて疲れた時に読みたい本。今をおろそかにせず、幸せに気づくことが大事ですね。
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禅僧である著者が「生きる意味を見つける」という行為自体に無理があるとして、とことんネガティブなところから幸福な生き方を追求している本。全編を通じて「こだわらない」ことに焦点が当たっていると読んでいて感じた。感情に囚われず、生きる意味や夢や希望に囚われず、ありのままに現実を見る態度...
禅僧である著者が「生きる意味を見つける」という行為自体に無理があるとして、とことんネガティブなところから幸福な生き方を追求している本。全編を通じて「こだわらない」ことに焦点が当たっていると読んでいて感じた。感情に囚われず、生きる意味や夢や希望に囚われず、ありのままに現実を見る態度が求められているのかもしれない。
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