禅僧が教える 心がラクになる生き方 の商品レビュー
自分とは何か? それは、①自分自身の記憶と、②他人からの承認だけ。例えば、朝起きて今までの記憶が無くなったら私は存在しない。あるいは、周りの人全てが、あなたの事を別人だと言い出したらどうするか? そのくらい自分とはもろいもの。 その自分を受け入れるために、人間の最大の欲求は他人...
自分とは何か? それは、①自分自身の記憶と、②他人からの承認だけ。例えば、朝起きて今までの記憶が無くなったら私は存在しない。あるいは、周りの人全てが、あなたの事を別人だと言い出したらどうするか? そのくらい自分とはもろいもの。 その自分を受け入れるために、人間の最大の欲求は他人からの承認なのです。 無理に他人のために生きていくのではなく、自分に折り合いをつけてやり過ごす生き方も大切
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タイトルがアレなのであまり期待していなかったんだけど、結構よかった。1番大きな収穫は、「私の人生、辛いことがあってもいいのだ」と思えたこと。私は「苦しみたくない」という思いの中で苦しんでいたし、苦しみをできるだけ回避しようとしていたけど、それって無理じゃん?と気づけたのが良かった...
タイトルがアレなのであまり期待していなかったんだけど、結構よかった。1番大きな収穫は、「私の人生、辛いことがあってもいいのだ」と思えたこと。私は「苦しみたくない」という思いの中で苦しんでいたし、苦しみをできるだけ回避しようとしていたけど、それって無理じゃん?と気づけたのが良かった。最終的には大槻ケンヂの「これでいいのだ」「それでも生きていかざるをえない」じゃないか!大槻ケンヂすごい、となったのもオマケでよかった。
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いろんな捉え方でよい。たまたま生まれてきただけ・・・ 頭と体を切り離す ものごと、出来事にこだわりや執着を捨て、いかに割り切ったものの見方が出来るか。 そのくらい俯瞰して自分を見て扱えたら確かに楽に生きられるんだろうなぁ。 考え方に違う角度で教えられた。でもなんだか合理的にも感...
いろんな捉え方でよい。たまたま生まれてきただけ・・・ 頭と体を切り離す ものごと、出来事にこだわりや執着を捨て、いかに割り切ったものの見方が出来るか。 そのくらい俯瞰して自分を見て扱えたら確かに楽に生きられるんだろうなぁ。 考え方に違う角度で教えられた。でもなんだか合理的にも感じた。
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読んでいて、心が軽くなりました。 こういう生き方もあるんだなと参考になりました。 辛いときにまた読もうと思います。
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必ずしもすべての意見に納得したわけではないけれど、自分の見方とは別の視点で物事を見ると気持ちが楽になるというのはわかる気がした。自分がいっぱいいっぱいの時に「果たして真実は本当にそうか」と一歩引いて冷静に考えるようにしたいと思う。
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特別な自分なんて無い、誰もが偶然生まれ持った人生なのだから思い悩む必要も無いという、ある種の諦念に満ちた本。 詰まるところ、人間に共通するのはただ一つ「死」のみであり、その過程に存在する様々な悩みや思考は、大海の中の波に過ぎないという論理。 故に、感情の波を昂らせすぎて溢れさせることの無い程度に自分自身の感情と向き合っていこうという姿勢、特に一センチ四方の紙に一センチの円を描けば大きく感じるが、紙を1メートル四方にすれば些事であるという例えにはなるほどと思わされた。 生きる目的や崇高な精神など必要ないというのは確かに諦めにも見えるし、反感も買うかもしれないが、でもだからこそ私にとっては「そういう見方も有るのか」と今までの追われ続けていた生き方を省みる機会になってくれた。 ある意味凄く大切な一冊と言えるかも。
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曹洞宗の僧侶、南直哉氏の著書。 著者はかつて「永平寺のダースベイダー」と呼ばれていたと別の本で読んだ。修行に対する厳しい姿勢と、袈裟がベイダー卿のパワードスーツのように見えたからだとか。 内容は「刺さる言葉」や「なぜこんなに生きにくいのか」と重なる部分が多いが、より平易に書かれて...
曹洞宗の僧侶、南直哉氏の著書。 著者はかつて「永平寺のダースベイダー」と呼ばれていたと別の本で読んだ。修行に対する厳しい姿勢と、袈裟がベイダー卿のパワードスーツのように見えたからだとか。 内容は「刺さる言葉」や「なぜこんなに生きにくいのか」と重なる部分が多いが、より平易に書かれている。 2017年の本なのでそれまでの著書よりも最近の話題にも言及している。 例えば、ミニマリストも「自分の思うようにしたい」という欲求に忠実なだけで、過剰にシンプルな部屋はゴミ屋敷と変わらないという指摘は腑に落ちる。
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・心をラクにする方法は、簡単ではありません。それは、私たちが縋りついてきたよりどころが、たよりないこと、役にたたないことを認めることから始めなければならないからです。 南 直哉さんの著書には『老師と少年』で出会いました。寓話のように優しい言葉で綴られている本でしたが、物語が表...
・心をラクにする方法は、簡単ではありません。それは、私たちが縋りついてきたよりどころが、たよりないこと、役にたたないことを認めることから始めなければならないからです。 南 直哉さんの著書には『老師と少年』で出会いました。寓話のように優しい言葉で綴られている本でしたが、物語が表そうとしている境地には、簡単に到達することができません。そこは、心が苦しい状態を心身の力で乗り越えてきた人だからこそ描ける世界だからです。 私たちの心の苦しみは、自分を愛したい、でも愛せない、自分を守りたい、でも守れない、という葛藤から生まれているのだと思います。誰よりも大切なはずの自分を自分自身で愛し、守ることは、思いのほか難しい、だとしたら、自分の次に大切な人を、愛して守ればよいのかもしれません。 何よりも、家族に恵まれるということが、いかに幸せなことなのか、噛みしめている毎日です。なぜならば、そこには自分以外の誰かのために、自分の時間を使うという行為が自然に行える仕組みがあるからです。 孫のため、それは娘のため、そして妻のため、家族が少しでも安心して暮らせる方向へ、ほんの少しでも舵を当てる、それができる自分であることが「ありがとう」と言われる前から、ありがたい。
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福井県の永平寺での20年の修行生活。 頭で渦巻く感情や思考は、 意志の力でコントロールできない。 沈静化させる方法として、 座禅や五感に集中するのがおすすめ。 感情や思考を遮断することで、 状況を新しい視点で捉え直すことができる。 朝いつもの時間に起きて、ルーティンな作業をする...
福井県の永平寺での20年の修行生活。 頭で渦巻く感情や思考は、 意志の力でコントロールできない。 沈静化させる方法として、 座禅や五感に集中するのがおすすめ。 感情や思考を遮断することで、 状況を新しい視点で捉え直すことができる。 朝いつもの時間に起きて、ルーティンな作業をすることも平常心に戻るのに効果的。 日々行う時に、思考や感情の根に気づくことや、ルーティンな作業のメリットを意識すると楽しめそうです。
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自分についての考え方が変わる。 自分はたまたま自分という存在になって生まれてきただけだから、そこまで気負いして生きる必要はないなって思わされた。 所々まだ理解できてない部分もあるので、また読み返したい本✨
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