1,800円以上の注文で送料無料

蘭の館(下) の商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/06/02

図書館で。 なんとも風変わりな育てられ方をした姉妹のお話…らしい。今回は長女のお話と言う事で。姉妹それぞれの個性が面白いし、これがシリーズとしてどうつながっていくのかが楽しみ。パパはあの男の子じゃないの?と思ったけど…年が合わないか? 正直、イザベラ視点になった時に中だるみする...

図書館で。 なんとも風変わりな育てられ方をした姉妹のお話…らしい。今回は長女のお話と言う事で。姉妹それぞれの個性が面白いし、これがシリーズとしてどうつながっていくのかが楽しみ。パパはあの男の子じゃないの?と思ったけど…年が合わないか? 正直、イザベラ視点になった時に中だるみするかなぁと思っていたのですが、そんなこともなく読み進められました。が。ロマンスパートは正直ちょっと…うん、ちょっと長いかなぁ。マイアも言ってたけど旦那さんに同情するというか、彼自身は悪い人じゃなかったし。 ロマンスよりも謎解き要素が面白かったです。続きも借りてこようっと。

Posted byブクログ

2020/02/27

6人の孤児が自分のルーツを捜すシリーズのようで、長女マイアの下巻。このペースだと合計14冊になるようで、生きてる間に読めるのでしょうか。ルーツはブラジルにあり、解りやすく、というよりそれほど専門的でなく、さらりと読むにはほどよい情報の量かと思う。それにしても、自分が野蛮なせいかと...

6人の孤児が自分のルーツを捜すシリーズのようで、長女マイアの下巻。このペースだと合計14冊になるようで、生きてる間に読めるのでしょうか。ルーツはブラジルにあり、解りやすく、というよりそれほど専門的でなく、さらりと読むにはほどよい情報の量かと思う。それにしても、自分が野蛮なせいかと思うが、ちょっとご都合的にロマンスロマンスしていて、男性が読むには辟易すると思う。一昔前の喫茶店に置いてある少女漫画みたいで、息苦しい。長女がウジウジキャラだったのでウンザリしたが、次女は爽やかスポーツウーマンらしく、期待したい。

Posted byブクログ

2019/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーかと思ったら、大河ドラマだった。 6人(7人)姉妹の謎はきっと最後まで持ち越されるのだろうけど、これからこんな感じで、一人ひとりの人生と背景を綴っていくのかな。 とても面白かったし、この先も気にはなるのだけど、続けて読むかどうかは自分でもわからず。 ただ、最後の大団円(決めつけ)は読んでみたい。

Posted byブクログ

2018/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題材はとても好みでかなり期待していたのだが…イザベラ編、少女漫画の王道展開で正直がっかり。上巻で先が読めて、でもきっと違う驚きの展開が、と期待したものの下巻は完全に昼ドラに進化。ベタ過ぎる悲恋話はケイト・モートンのうまい展開に比べると安直すぎるし、『リオノーラの肖像』のような悲劇性には遠く及ばず、誰にも感情移入できない。むしろグスターヴォの変態趣味とヘタレ具合を考慮しても彼が気の毒に思えたくらいだ。 マイアのルーツとしては必要かもしれないが、養子縁組には関係ないイザベラ編が必要以上に長く、長い割に中身が乏しい。唯一、ブラジルとキリスト像には興味が湧いたけど。 確かにパの秘密は知りたいが、相当先だろうな…。

Posted byブクログ

2017/12/24

【図書館】うーん、すごく消化不良なんだけど。ヒロインもその曾祖母の話も結局まだ未定、悲恋なわけで。てっきり電話してきた元カレのギリシャ人がヒーローになるんかな?と思ってたんだけど、ク●な男だったみたいね(笑)ヒロイン祖母にその生い立ちについてずっと黙っていたその父親。その点だけ見...

【図書館】うーん、すごく消化不良なんだけど。ヒロインもその曾祖母の話も結局まだ未定、悲恋なわけで。てっきり電話してきた元カレのギリシャ人がヒーローになるんかな?と思ってたんだけど、ク●な男だったみたいね(笑)ヒロイン祖母にその生い立ちについてずっと黙っていたその父親。その点だけ見直したよ。飲んだくれで依存症一歩手前だったけど。妻の残した忘れ形見の成長をどんな思いで見ていたんだろう。血が繫がらない、妻の愛した男性の子を。そして彼女の留学先で思いがけず我が子と再会した本当の父親もね。階級に左右された時代だわ

Posted byブクログ

2017/08/04

上下巻纏めて。 ほぼ一気読みだった。出生の秘密を探る旅、異国で過去に繰り広げられた悲恋物語……と、モチーフだけ見るとさほど目新しくはないのだが、実に面白かった。リーダビリティの高さや構成の妙などは、ちょっとケイト・モートンを思い出した。 『セブン・シスターズ』と題されていることか...

上下巻纏めて。 ほぼ一気読みだった。出生の秘密を探る旅、異国で過去に繰り広げられた悲恋物語……と、モチーフだけ見るとさほど目新しくはないのだが、実に面白かった。リーダビリティの高さや構成の妙などは、ちょっとケイト・モートンを思い出した。 『セブン・シスターズ』と題されていることからも、結末も、続編があることが明示されている。邦訳が途切れないことを祈ろう……。

Posted byブクログ