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蝶の力学 の商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2023/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第7弾。今回は鷹野主任が負傷して離脱したので、如月さんはじめ11係の皆さんが今まで鷹野主任に頼りすぎていたかも…やるぞ!と気合の入り方がいつもと違いました。そこが面白かった。 離脱直前の鷹野主任は動揺してたにしても言い過ぎな気がするので、殉職した後輩の沢木さんのことは随分と心残りなんだろうな。 しかし!そのシーンでの如月さんの「鷹野さん」呼びを搬送中からずっと考えていたり、毎度おなじみの河上さんに気をもむところはやっぱりこう。。 今回の事件は猟奇性ありの劇場型犯罪とはいえ、その全ては捜査を撹乱するためというのがう〜ん…でした。やりたいからやって欲しかった、というのを犯罪者に求めるのはフィクションとはいえどうかしていますが。看護師の元同僚と美術商の方はかなりびびったと思います…美術商はともかく、看護師さんの方はただの良い人だった。 沢木さんの事件も追っていくのか、続きも楽しみです。 この巻はドラマ化されているけど改変がかなりあったんだなぁ。沢木さんにあたる人のお姉さんが菊地凛子さんだった時点でただでは済まないと思っていたけれど。。

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2023/04/28

ドラマ→本書 いやはや、ドラマと全然違うやないかーい!笑 ドラマではこのシリーズで鷹野主任が居なくなってしまうので、その辺どうなるのだろうと思いながら読んでいました。 最初からいつも通りじゃない鷹野主任。 鷹野主任からお荷物扱いのようなことを言われる塔子。 ギクシャクする2人。...

ドラマ→本書 いやはや、ドラマと全然違うやないかーい!笑 ドラマではこのシリーズで鷹野主任が居なくなってしまうので、その辺どうなるのだろうと思いながら読んでいました。 最初からいつも通りじゃない鷹野主任。 鷹野主任からお荷物扱いのようなことを言われる塔子。 ギクシャクする2人。 そんな折に鷹野主任は負傷し、今度は尾留川とコンビを組むことになった塔子。 今作で尾留川の刑事としての働き、中々関心しました。 舐めてた。ごめんね尾留川さん。 最後に鷹野主任と話す所超イイネ!!! 『主任』と『さん』 別にどっちでもいいけど……とか言いつつ『さん』で呼んで欲しいんだろわかってるって!! 本当に毎回この2人にはニヤケさせてもらってますありがとう。 次回も楽しみ。

Posted byブクログ

2023/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第7作目。 今回は資産家が自宅で殺害されている事件から始まる。 遺体の首が損壊されておりデイジーの花が挿されている猟奇的事件。 被害者の妻が行方不明で誘拐が疑われた中、大手新聞社にクラスター16と名乗る人物から犯行を仄めかすメールが届く。 今回は主人公塔子の相棒である鷹野主任が捜査中に負傷し捜査から離脱する。 その中で先輩刑事のびるかわとコンビを組みその他いつもの先輩達の協力もありながら事件の解決に挑む。 事件の内容は変わっても安定の面白さ。 文章も読みやすく一気読みできました!

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2022/07/16

シリーズ第7弾。 住宅街で発生した強盗殺人事件。 被害者の妻も負傷した状態で拉致されたと見られ、妻の消息を追う塔子達第十一係のメンバーたち。 そんな中、新聞社に犯行声明のメールが届く。 「クラスター16」と名乗る犯人は、第2の殺人として拉致した妻の遺体を公園に遺棄する。 犯行声明...

シリーズ第7弾。 住宅街で発生した強盗殺人事件。 被害者の妻も負傷した状態で拉致されたと見られ、妻の消息を追う塔子達第十一係のメンバーたち。 そんな中、新聞社に犯行声明のメールが届く。 「クラスター16」と名乗る犯人は、第2の殺人として拉致した妻の遺体を公園に遺棄する。 犯行声明に振り回されながらも、捜査を進める塔子たちだったが、この事件の少し前から鷹野の様子がいつもと違い、捜査中に二人が口論となり、別行動したことから鷹野が何者かに襲撃され、重い怪我を負う。 捜査から外れてしまった鷹野の代わりに、塔子は今作で初めて尾留川とコンビを組むことに。 鷹野の鋭い筋読みが無い分、やはり面白さも半減。 尾留川と組むことで、新しい一面も見れたと言えば、見れた気もするが、シリーズも回を重ねると犯人のパターンも読めて来てしまうので、それはしようがないのかなぁ。 「遊撃班」と言う名の捜査の一貫性の無さや、ミスリードしているのがばればれで、トリックに凝っていた割にはイマイチ。辛口でごめんなさい!

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2022/03/05

警察小説として、捜査の過程やシリーズものならではの人間関係など楽しみどころが沢山あったけれど、犯人の行動は知識も咄嗟の判断力も実行力も高すぎて、それはないだろうと思ってしまう。

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2022/02/04

面白かったけど、犯人わかって真相が分かったときこの人こんなに頭良い設定だったっけ?って思った。 こんなに上手くいくもんかねぇと。

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2021/04/17

「ワンパターンか?」と思いきや、最後はすっきりしつつ意表をつかれたラスト。二人の関係の今後の展開も気になる。タイトルの使い方も良かった!

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2021/03/01

悪意が波紋のように広がって連鎖的に大きな犯罪へとつながるバタフライ効果。 サウンドノベル、アドベンチャーゲームのような心地よさ。ファミコンのポートピア連続殺人事件とかにも合いそうな作品。(妄想) ドラマ版のイメージが強すぎるので、あえて主人公の塔子には吉岡里帆あたりをイメージ...

悪意が波紋のように広がって連鎖的に大きな犯罪へとつながるバタフライ効果。 サウンドノベル、アドベンチャーゲームのような心地よさ。ファミコンのポートピア連続殺人事件とかにも合いそうな作品。(妄想) ドラマ版のイメージが強すぎるので、あえて主人公の塔子には吉岡里帆あたりをイメージしてみた。鷹野は松田翔太あたり。 説明しすぎない心理描写によい意味で余白を感じる。 あっさり味。 肝心のストーリーが面白い。なるほどー!と、いやいや、そんなことある?笑の往復。これでいいのではないかな。

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2020/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

星3.4 淡々と進む刑事系捜査ミステリ。時間が進むにつれ死体が増える、途中でバディの片割れが襲撃を受けてリリーフ選手に交代するくだりがあること、なにより台詞がなんとなくト書きの台本めいていること(※これは今回に限っては描写として下手というわけでない、文章が格別に巧み、というわけでもないが)などから、「クトゥル神話TRPGの刑事シナリオのリプレイ小説みたいな読み口だな」と感じながら読んでいた。誰かが一生懸命考えたセリフを登場人物が言ったとすればこうなった、くらいの距離感を感じた。  独りで出来すぎてしまう先輩男性刑事と、新米の自認が抜けきらない後輩女性刑事の、恋愛関係未満の微妙なバディ関係が今作から仕組まれているようだが、大成功しているという感触ではない。シリーズの中で試み始められたのだろうという点では好感が持てる作業ではあった。  いきなり『蝶の力学』から読み始めてしまったが、このノリを食べ直したくなったら同シリーズ作品も読むかもしれない。『石の繭』『蟻の階段』『水晶の鼓動』『虚空の糸』『聖者の凶数』『女神の骨格』が前作、『雨色の仔羊』がこの後の作品とのことだ。

Posted byブクログ

2022/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

様々な伏線や怪しい人物が登場し、1つの結論に繋げていくのを楽しみながら読了。 物語の最後で題名がしっくりくる作品、塔子も成長し鷹野とのコンビも強固になってきている

Posted byブクログ