まりんこゆみ(7) の商品レビュー
完結編。 前回の続きで、さりげなく渡されるチャレンジコイン。 そして日本にとってもう一つの上陸作戦があった場所、硫黄島での慰霊祭…… 沖縄のようなむやみなバンザイ突撃、安易な肉弾攻撃の禁止。地下陣地による徹底した持久戦…… 海兵隊はたった3日間でノルマンディー上陸作戦以上の死傷...
完結編。 前回の続きで、さりげなく渡されるチャレンジコイン。 そして日本にとってもう一つの上陸作戦があった場所、硫黄島での慰霊祭…… 沖縄のようなむやみなバンザイ突撃、安易な肉弾攻撃の禁止。地下陣地による徹底した持久戦…… 海兵隊はたった3日間でノルマンディー上陸作戦以上の死傷者を出した。 その過酷な環境の中で36日間もの攻防を行った日本軍… かつて戦った国同士で合同の慰霊祭は、先人と互いの兵士への敬意があった。 戦後反省とは何だろうと思う。 「戦争をしない」という主観的なことは大事だけど、「戦争をさせない」という外交的な問題をどう解決するか?そして 「戦争が起こった場合、被害を最小限に抑えられるか」を私たちは考えられているだろうか?と思う。 モレノ氏が体験した、硫黄島の不思議…… 登り坂で背中を押してもらえた感覚があったり、突然涙が出る、といった現象があったとの事。 さて、話は変わってゆみの夢の話。 「大統領になる」にしても海兵隊にいるからなれるわけでは無い。 ゆみは将校になることを目指す。しかし学位が足りない!MBAを持っているドナからの指南としごきを受け、前巻での軍曹と同じ、士官候補生学校を目指す。 またブートキャンプ……!と思いきや、新兵訓練所はいろんなレベルの子を上官の命令を忠実に実行できるよう一定のレベルに引っ張り上げる場所だったが、士官候補生学校OCSはエリートが容赦なくふるいにかけられる……! ライバルを修羅場で率いることができるか、同期同士で互いに命令する立場になる。 座学もちゃんとしてないと、現地で自分だけでなく部下を危険に晒してしまう…… その間にリンダの除隊と結婚。それぞれの道に進む。 幕間でラインの画面でリンダの酔った時のアレ 学校敷地内のコーヒーショップで、マティス退役大将らそうそうたる面子の肖像写真が! 士官候補生のダヤとか……活躍見たかったな…… ここからは駆け足にゆみはヘリパイロット(女性将校がつける一番実戦に近い職種らしい)、ドナは兵站将校に。リタは? とんでアメリゴ大統領選出馬の話に……! 最終的にリタは曹長、ドナは中佐になってて一児の母に。 駆け足(打ち切り)すぎて、とても残念……orz OCSの話、もっと知りたかった。
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