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書店員X の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2017/10/06

長江さん、すぎょい! 予想してなかった内容だったけど、逆によかった!! 居場所が、ちゃんとあって・・・見つけられて、というか、見出されて、というか、とにかく、よかった!! 親になると、子供のことをいろいろ、はみ出しちゃうと、生き難いかなぁとか思っちゃったりして、つい自分の観念...

長江さん、すぎょい! 予想してなかった内容だったけど、逆によかった!! 居場所が、ちゃんとあって・・・見つけられて、というか、見出されて、というか、とにかく、よかった!! 親になると、子供のことをいろいろ、はみ出しちゃうと、生き難いかなぁとか思っちゃったりして、つい自分の観念の枠の中で育てようとしてしまったりするけれど、子供って、人間って、あんがい強かったりするんだよなぁ。 その強さを信じて、見守れるような親でいたいとは思うんだけど。 ちゃんとわかってくれる人との出会いが、もれなくあるといいんだけど、そこがなかなか難しいんだよねぇ。。。 長江さんもすぎょいけど、さわや書店さんもめっさすぎょいんだよね、これがwww 世の中を生き難いと思っている人に読んでもらいたいな、みんな自由に生きられたらいいのにな~。。。

Posted byブクログ

2017/08/07

2017年37冊目。 自分で勝手に作り上げている「小さな輪郭」をもっと広げる、そのためのヒントになる一冊だと思う。 著者の長江さんは、ユニークな企画を通じて地方から全国規模のベストセラーを多数生み出してきた名物書店「さわや書店」の書店員さん。 あるノンフィクション作品に衝撃を...

2017年37冊目。 自分で勝手に作り上げている「小さな輪郭」をもっと広げる、そのためのヒントになる一冊だと思う。 著者の長江さんは、ユニークな企画を通じて地方から全国規模のベストセラーを多数生み出してきた名物書店「さわや書店」の書店員さん。 あるノンフィクション作品に衝撃を受け、「同じ体験を他の多くの人にもしてほしい」という強い思いを持つ。 その想いの末に去年(2016年)実施され大きな話題になったのが、タイトルも著者名も隠し、長江さんのこの本に対する想いと値段だけを書いたカバーを巻いて販売する「文庫X」という取り組み。 この企画が大ヒットとなり、全都道府県600以上の書店に取り組みが拡散、その書籍も30万部を超えるベストセラーになった。 感銘を受けたのは、この取り組みは「何の本だか隠して売ってみたい」という「企画ありき」ではなく、「力技になってでも、この本を多くの人に読んでほしい」という「想いありき」だったということ。 「デザインや著者名を隠すとは何事」と批判もあったそうだが、「この形でなければ、絶対にこの本には出会えなかった」「自分では絶対に選ばないタイプの本だった」という読者が多かったそう。 『書店員X』では、「文庫X」の取り組み内容だけでなく、それ以上にこの「先入観を取り除いて、未知のものに出会うこと」の価値が説かれている。 検索アルゴリズムが発達し、ネットではどんどん自分好みの情報ばかりが集まるようになってきたこの時代、便利な一方で、「自分の関心ごとの範囲内」にしか留まれないリスクも高くなる。 そんな中で、長江さんは、未知のもの・分からないものに出会うことは、自身の輪郭を広げていくきっかけになるという。 (まさに「文庫X」の読者がそうだった) そういう意味で、過度な「共感」に縛られすぎないように、という意見は面白い。 そうして未知との出会いを増やし、先入観や常識を打ち破っていく先に、「普通」に縛られる生きづらさがほどかれていく、そのことが長江さん自身の体験ともリンクして語られている。 読後純粋に、「あえて」無関心だったこと・食わず嫌いだったことに身を委ねてみる時間を作っていこう、と思えた。 ちなみに長江さん、年に200〜300冊読み、毎回3000〜5000字のレビューを、15年書き続けてきたそう。頭が下がる。

Posted byブクログ

2017/07/17

「文庫X」の仕掛け人による、どちらかというと「生き方」について書かれている一冊。予想外の内容でした。

Posted byブクログ

2017/07/16

消費者が求めているのは、モノではなく、未来の私。 永遠のゼロも、思考の整理学もさわや書店なのかー。 失敗できる風土があるってのはうちと似てるなぁ コンセプトは共感されすぎちゃいけないが(されてたらとっくに、誰かやってる)、巻き込むには共感が必要、というのは同感。 全体的には...

消費者が求めているのは、モノではなく、未来の私。 永遠のゼロも、思考の整理学もさわや書店なのかー。 失敗できる風土があるってのはうちと似てるなぁ コンセプトは共感されすぎちゃいけないが(されてたらとっくに、誰かやってる)、巻き込むには共感が必要、というのは同感。 全体的には文章が冗長で、あまり力強いものではなかったかなぁ。「文庫X」がどういう背景の元に生まれたか知るだけで良かった。 他の本の引用が多くて、大学生の卒論みたいで、 副題の「常識」に殺されない生き方は正直言い過ぎ。

Posted byブクログ

2017/07/08

昨年の夏から冬まで日本中の本屋で話題書として積まれた「文庫X」の仕掛け人、さわや書店の長江氏が語る本と本屋と自分について。 なぜ長江氏は「文庫X」を産みだすことになったのか。彼は何を求め、何を求めなかったのか。 世間の「普通」圧迫に押しつぶされずに生きていくためのエッセンス。

Posted byブクログ