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侠飯(4) の商品レビュー

3.6

43件のお客様レビュー

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2024/06/23

いやいやいやいや、面白かった。ものすごい一気読みしてしまった。 相変わらずの時代劇構成(あらすじとオチは決まっていて、シチュエーションが毎回違う)なんやけど、今回の旬一郎くんは「甘ったれな若い子」じゃなくて、めちゃくちゃ正義感も意欲もある若い子やったので、そこが今までと違ってよ...

いやいやいやいや、面白かった。ものすごい一気読みしてしまった。 相変わらずの時代劇構成(あらすじとオチは決まっていて、シチュエーションが毎回違う)なんやけど、今回の旬一郎くんは「甘ったれな若い子」じゃなくて、めちゃくちゃ正義感も意欲もある若い子やったので、そこが今までと違ってよかった。 でもまあ、小梅ちゃんの出自には 「えぇ…」 ってなったけど(笑。そういうわかりやすさもこのシリーズの面白さとはいえ)、通常国会が終わったところで読むってのもおつやった。 (おつではない) 2017年の本なんやな…。何とも言えん。 このシリーズはわりと庶民的な具材で料理をすることが多いこと思うけど、今回は最高に庶民的やったというか、家庭でもできる「ちょっとおいしく食べて飲めるコツ」が満載でよかった。 こんなふうな丁寧な暮らしがしたいわ…。 あと、行きつけの立ち呑み屋がめちゃくちゃ羨ましいわ…(笑)。

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2024/06/07

『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』 福澤徹三氏の『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』は、ドラマ化・マンガ化もされている「読むと腹が減る小説」シリーズ第4弾です。藤堂旬一郎、28歳の国会議員秘書が、立ち呑み酒屋で心の安らぎを見つける物語。今回は特に、お酒と相性抜群の簡単なおつまみレシピが豊富に...

『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』 福澤徹三氏の『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』は、ドラマ化・マンガ化もされている「読むと腹が減る小説」シリーズ第4弾です。藤堂旬一郎、28歳の国会議員秘書が、立ち呑み酒屋で心の安らぎを見つける物語。今回は特に、お酒と相性抜群の簡単なおつまみレシピが豊富に登場します。 永田町近くの立ち呑み酒屋で藤堂が出会うのは、眼光鋭く頬に傷を持つ新店長。この怪しい男が作るつまみの数々が、読むだけで腹が減り、さらにお酒を飲みたくさせる魅力を持っています。缶詰を使った簡単レシピなど、実際に試してみたくなる料理が満載です。 特にハイボールの回は、読んでいるだけでその香りが漂ってくるかのような描写で、たまりません。そして、シリーズの一貫したテーマである「正義が勝つ」物語は、今回も健在。爽快な読後感が楽しめます。 この本を読めば、心もお腹も満たされること間違いなし。料理とお酒が好きな方には特におすすめの一冊です。

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2024/04/16

今回もおいしそうだったなー。枝豆とそら豆が印象的だったかも。あとお肉!食欲を刺激する読書ってなんか好きだなあ。

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2024/04/12

今回は結構単純な構成で 何も考えず楽しむことができた ストーリーよりも柳刃さんのレシピのほうに重点を置いてしまって(^_^;) だって今回格別に美味しそうだったから 実際に作ってみたものもあります マジで美味しかった

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2024/04/11

国会議員の不正疑惑のため、今回は飲み屋で潜入調査をするお馴染みの二人組。美味しそうなレシピの数々と、柳刃の歯に衣着せぬ本質を突いた言葉が心に残る。

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2023/12/24

いいですね。 美味しいものは、あらゆるものをサポートするんですね。 この本を読んで、ハッピーになりました。

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2023/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は、いつもの二人が麹町の酒屋の角打で料理を出す。今回のターゲットは政治家、 設定はいろいろと昭和感が漂う。 語り政治家の私設秘書。彼の恋愛もテーマの一つ。 料理は角打らしく簡単にできるおつまみがメイン。

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2023/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俠飯4 魅惑の立ち呑み篇 福澤徹三 ∞----------------------∞ 大物政治家の秘書として働く旬一郎。常連として通っている酒屋には想いを寄せる小梅ちゃん。その店に男性が2人現れ、お店を立ち呑みチェーンのレシピ開発に使うという。 元々が料理を出してないお店のため、料理は安いものじゃないと常連さんが困るというわけで、前巻の300円飯のように読者にお財布に優しいレシピ満載!とはいえ手間のかかるおつまみ多め。でもお酒を嗜むものとしては気になるものばかり。 ピンチョスくらいは作ってみよう。 旬一郎は過去の主人公に比べたらダメ青年てほどではなかった。そんな過去の主人公たちは必ず次巻に現れるっていうのが、シリーズ好きにはたまらないかも。 2023/11/15 読了(図書館)

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2023/08/23

 柳刃は、任侠で桜田門一家の柳刃組4代目となっていた。なるほど、「桜田門一家」なんだね。それが、4巻目でよくわかったが、やはり正体不明だ。  藤堂旬一郎28歳は、衆議院議員 肝付泰造83歳の議員秘書だった。息子の兄、雄司は第1秘書で、主に肝付の身の回りのことをしたり車の運転手をす...

 柳刃は、任侠で桜田門一家の柳刃組4代目となっていた。なるほど、「桜田門一家」なんだね。それが、4巻目でよくわかったが、やはり正体不明だ。  藤堂旬一郎28歳は、衆議院議員 肝付泰造83歳の議員秘書だった。息子の兄、雄司は第1秘書で、主に肝付の身の回りのことをしたり車の運転手をする。政策秘書は弟の肝付邦彦だがほとんど何もしない。実質的な筆頭秘書陰元である。公設秘書に出来ないのは、配偶者と65歳以上の者。まぁ、家族運営の典型。肝付は、叩き上げの議員で、「名刺は、名が刺さると書いて名刺だ。相手の心に刺さるよう、一枚一枚気持ちを込めて配るんだ」というのが持論だった。人をたらしこむことは全てする。絵に描いた議員であるが、ダークな部分も合わせ持っている。そのダークな部分は、陰元が処理している。  肝付泰造のスキャンダルが週刊誌にスクープされそうになるのを、政治結社、炎政塾の総裁、骨田力也に妨害させるために、大きな荷物を藤堂旬一郎に運ばせる。炎政塾の構成員は100人以上に及び、機関紙の購読や多額の献金を強引に迫る。旬一郎は、国会議員の持つ金の動きについて、違和感を持っている。旬一郎は泰造に「お前の責任だ。俺は知らない」という。  そんな旬一郎の唯一の楽しみは、酒屋であり居酒屋のチドリヤ酒店で一杯やることだった。そこの経営者小梅が目当てだった。隠れ家的な居酒屋で、常連だけで成り立っていた。そこに、チェーン店をするということで、柳刃と火野が手伝いに来る。柳刃のつまみのメニューが、簡単だけど美味しそうなのだ。5分で作れる缶詰コース、北大路魯山人の考案した常夜鍋、ピンチョス、ビステッカ、豆料理など。柳刃は多国籍料理ができる。そして、レシピも書いてある。読みながら、作ってみたい料理もあった。 常夜鍋は、鍋にニンニクと生姜を一カケラ入れ、日本酒を8分目入れ、たぎってから、豚肉とほうれん草をしゃぶしゃぶふうに食べる。なるほど。  ピンチョスは、スペイン料理で、一口で食べられる串に刺したつまみ。同じくタパスは、皿に乗せたつまみ。ビステッカは、イタリアのビーフステーキのこと。豆料理は、納豆の礒部巻きがおもしろそう。手軽な居酒屋料理で、手間をかけて安く売る。  そして、この物語は、小梅は一体どんな謎を持っていたのか。柳刃と火野はどんな目的なのか。 意外な方向に進んでいくので、少し肌合いの違う侠飯になっている。

Posted byブクログ

2023/06/17

どんどん話が面白くなってきた。最初はどうしようもないやつらの成長物語だと思っていたが、どうやらそうではないらしい。

Posted byブクログ