その「もの忘れ」はスマホ認知症だった の商品レビュー
物忘れ外来を開設して日に100名以上の相談に乗っているが、ここ5年くらい、働き盛りの若い世代の来院が増えてきた。IT機器のヘビーユーザーが多く、情報量のあまりの多さに脳がオーバーワークになって、脳過労の状態になっている。 スマホのよい使い方・悪い使い方がありそうなことはわかった...
物忘れ外来を開設して日に100名以上の相談に乗っているが、ここ5年くらい、働き盛りの若い世代の来院が増えてきた。IT機器のヘビーユーザーが多く、情報量のあまりの多さに脳がオーバーワークになって、脳過労の状態になっている。 スマホのよい使い方・悪い使い方がありそうなことはわかったけれど、感覚論から科学へと体系化されていくのだろうか。変化に追いつけるのだろうか。
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集中力の低下 記憶力の低下は年齢だけでなく スマホなどデジタル機器の影響と考え メモや日記など 書くなど努力はしていたが この本を読んで 再検討したいと思った。
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あまりに楽に情報得られるようになったために、「脳があまり考えなくなってきた」「脳があまり学ぼうとしなくなってきた」と言う傾向が見られるようになってきている デフォルトモードネットワークは、何もせずにぼんやりしているときに働く気ので、「集中/ぼんやり」「働く/休む」などの切り替え...
あまりに楽に情報得られるようになったために、「脳があまり考えなくなってきた」「脳があまり学ぼうとしなくなってきた」と言う傾向が見られるようになってきている デフォルトモードネットワークは、何もせずにぼんやりしているときに働く気ので、「集中/ぼんやり」「働く/休む」などの切り替えをコントロールしているのはシステムです。ところが、普段からスマホにべったりと依存していたり、ぼんやりする暇もない位忙しい生活を送っていると、このシステムが正常に機能しなくなり、集中したいときに集中できなくなったり、休みたい時に休みなくなったりするようになる。
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最近、 ・記憶力の低下 ・深い洞察が出来ない ・脳の処理能力(回転スピード)が落ちている ・細かなミスが増えた ・やる気が起きない といった症状を感じることが多くなった。 そこで巡りあった本書。 本書は、 ・スマホ、PCを外部記憶装置とすることで生じる脳の老化 ・考えたり判断...
最近、 ・記憶力の低下 ・深い洞察が出来ない ・脳の処理能力(回転スピード)が落ちている ・細かなミスが増えた ・やる気が起きない といった症状を感じることが多くなった。 そこで巡りあった本書。 本書は、 ・スマホ、PCを外部記憶装置とすることで生じる脳の老化 ・考えたり判断したりするのは前頭前野 ・脳の働き具合を良くする為に気をつけること ・脳の機能を回復する為に今日からできること といった、問題と解決策が書かれている。 私の場合、仕事上のメモはノートではなくPCに全て記憶させているため、自らの記憶に関する機能低下に該当するのではないかと思われる。 有益な書でした。
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そうだったのか! ここ5年くらい、極力覚えない、考えない、を通して脳に負担をかけないようにしてきたのだが、 真逆だったのかな。。。
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スマホがある時代とない時代では、 情報の受け取る量は、 どれくらい変わったのだろうか? そして、この変化が、 自分達の脳や思考、はたまた生活にまで、 どう影響を及ぼしているのだろうか? 自分が、日々食べる物には気にするのに、スマホから見る、聞く、知る「情報」の 量や質に、無関...
スマホがある時代とない時代では、 情報の受け取る量は、 どれくらい変わったのだろうか? そして、この変化が、 自分達の脳や思考、はたまた生活にまで、 どう影響を及ぼしているのだろうか? 自分が、日々食べる物には気にするのに、スマホから見る、聞く、知る「情報」の 量や質に、無関心で良いのだろうか? では、自分達の脳は、 スマホの登場と共に、 進化したのだろうか? スマホから、日々、 提供される情報に対応できているのだろうか? 答えはNOだろう。 脳疲労という言葉が、広まっている。 それは、はっきり医療現場から感じとれることなのだろう。 脳疲労にして、その定義から、対策までの、 研究は始まったばかりだ。 スマホが、どのように人体に影響を及ぼすのか、 これは、まだはっきりとエビデンスがある、 つまり因果関係がはっきりとして、その負の面は提示されていない。 恐らくは、私たちが思う以上に、 「取り扱うのに、気をつけるべきもの」なんだろうと思う。 著者曰く、「今、毎日、主体的にぼっーとする時間が必要」。 以前なら、ぼっーとする時間なんて、日常のどこにでもあったが、 これからは、主体的に意識して、ぼっーとする時間を作らなければいけない。 アマゾンは、便利なモノだけど、ついつい余計なものまで買ってしまう、 YOUTUBEは、面白いけど、ついつい、何時間を見てしまう、 SNSは、伝達に便利だけど、実際、自分の時間を奪う、最悪、 自分の人生を奪うモンスターになるかもしれない。 上記のサービスは、全て情報だけど、 自分達は、なんで、こんなものに、一喜一憂して、疲れ果てたり、 喜んだり、悲しんだり、絶望したりするのか、 よくよく、考えてみると、恐ろしいモノだと思う。
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・スマホへの依存は脳の機能を低下させる ・あえて遠回りして時間をかけることが脳には良い影響を与える。
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スマホ依存はよくないだろうと、本を読まずとも思っていましたが、この本はその理由をとてもわかりやすく説いていてくれて、納得、腹落ちしました。 スマホ検索や、パソコンのネットサーフィンばかりしていると、脳の一時記憶置き場、ワーキングメモリの部分だけを酷使してしまい、深く思索する部分は...
スマホ依存はよくないだろうと、本を読まずとも思っていましたが、この本はその理由をとてもわかりやすく説いていてくれて、納得、腹落ちしました。 スマホ検索や、パソコンのネットサーフィンばかりしていると、脳の一時記憶置き場、ワーキングメモリの部分だけを酷使してしまい、深く思索する部分は使わないまま、鈍ってしまうとのこと。 情報メタボという言葉を使っていましたが、ビジュアルとして目に浮かび、すごく怖くなりました。 ジャンクフードや合成甘味料のジュースばかりを大量に摂取して、運動もせず健康的な排泄もせず、ただただ食べ続けていたら、当然病気になりますね。 脳も同じこと。アウトプットも深い思考にもつながらない情報、自分にはあまり関係のないネットのニュースやゴシップ、口コミや投稿などをインプットしても、脳の記憶一時置き場はあふれて、取っ散らかって、収集がつかず、ヘトヘトになっていく。(だから必要な情報が取り出せない「もの忘れ」も頻発する) 対策に挙げられていたことは、マインドフルネスや瞑想、自分の本当にやりたいことを見つけるために自己と対話すること、自然体験やリアルなコミュニケーションをすることでひらめきを得ること、寝る前にスマホやパソコンは見ないで睡眠の質を上げることなど、他のビジネス書や自己啓発書、健康関係の書籍でもよく目にすることで、やはりそれが真理なのだなぁと実感しました。
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