IT全史 の商品レビュー
知人で文系の大学の講師から、おすすめされて拝読しました。 個人的には、本書に書かれた事で知らなかった事はほぼなかったのですが、過去に自分でこうした事を一通り調べて整理した際、手こずったので、まさにこういう本が欲しかった、という感じでした。 (著者の方の文献を整理し、再構成する力...
知人で文系の大学の講師から、おすすめされて拝読しました。 個人的には、本書に書かれた事で知らなかった事はほぼなかったのですが、過去に自分でこうした事を一通り調べて整理した際、手こずったので、まさにこういう本が欲しかった、という感じでした。 (著者の方の文献を整理し、再構成する力の素晴らしさ、尊敬します) 大変よく整理されているので、保存版として蔵書したいと思いました。 IT技術者や理系でなくても、小学校高学年以上なら読める文章です。 本自体の分量やページあたりの情報量は多いものの、文章の構成も分かりやすく読みやすいし、ITだけでない当時の文化的背景なども絡めた話が書かれているので大変良いです。 内容に関しては、他のレビュアーさんが素晴らしいまとめレビューをして下さっているので、書きませんが、現代において、好む好まないに関わらず、ITは不可避の教養になってしまっているので、どんな方でも読んで損はないと思います。 余談ですが、腕木通信に関して、手軽に体験してみたい方は、ビデオゲームの、アサシンクリードのユニティ、フランス革命時代をオススメします。
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思ってたのと違うけど、面白かったです! 情報を伝達することに対して、人々の工夫と貪欲さに刺激を受けます。分野は違うにしても、こうやって切り拓いていく姿勢が自分にはたりてなかったなと反省。
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テクノロジー関係の情報をもっと深く知りたくて、 歴史の面から学ぼうと手に取った本。 中々こういう本はないので、貴重です。 スタートが腕木通信から始まるのもユニーク。 (サブタイトルにあるように、 「情報伝達」の技術がどのように発展していったのかについて語られているため、 そうな...
テクノロジー関係の情報をもっと深く知りたくて、 歴史の面から学ぼうと手に取った本。 中々こういう本はないので、貴重です。 スタートが腕木通信から始まるのもユニーク。 (サブタイトルにあるように、 「情報伝達」の技術がどのように発展していったのかについて語られているため、 そうなってるんですな、と後から気がつく。。) 後半のテクノロジーの歴史が前半部分と比べ少し駆け足感はあるのもの、 大まかな全体像が見えた点はとてもよかったです。 こういう本に興味のある人はあまり多くはないと思いますが、 ビビビとくる人はパラパラめくって楽しんでも良いのではないでしょうか。
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テクノロジー、情報史の間の話で、そもそも情報技術にかなり興味がないと読み切れないかもしれない。 他書とは違う切り口と思うので、読んで見て欲しい。
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p297 3W=ソフトウェア・ハードウェア・ネットワーク hardWare softWare netWork 情報技術の発展は3Wの発展に依存する 情報技術の水準は3Wのボトルネックに準拠する 情報技術の水準向上はボトルネックの発展に依存する
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未使用情報は21世紀のデジタル情報時代におけるフロンティア。未使用の情報からメッセージを作りだす過程は、デカルトが示した明晰な思考態度をそっくりそのままなぞっている。
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ユリウスロイター(ロイター通信社)、ベルンハルトヴォルフ(ヴォルフ通信社) いずれも翻訳係としてアヴァス通信社に就職 デービッドサーノス ラジオミュージックボックス計画 RCA radio corporation of america RCA ラジオ専門放送会社としてNBC...
ユリウスロイター(ロイター通信社)、ベルンハルトヴォルフ(ヴォルフ通信社) いずれも翻訳係としてアヴァス通信社に就職 デービッドサーノス ラジオミュージックボックス計画 RCA radio corporation of america RCA ラジオ専門放送会社としてNBC設立 NBCが分割されてABCできる 発明家とは他人を富ませる人である(デービッドサーノス) 帰納的思考(induction) 演繹的思考 (deduction) 仮説設定(abduction)
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ITの厳密な定義は知らないけど、 ITの中でも通信技術に特化した歴史の本だった。 (自分の中ではITはもっと広い範囲のイメージ) 知らない人がほとんだと思われる腕木通信だけじゃなく、 電信、電話、ラジオ、テレビといった技術も、 あまり知らないエピソードが盛りだくさんで面白い本だ...
ITの厳密な定義は知らないけど、 ITの中でも通信技術に特化した歴史の本だった。 (自分の中ではITはもっと広い範囲のイメージ) 知らない人がほとんだと思われる腕木通信だけじゃなく、 電信、電話、ラジオ、テレビといった技術も、 あまり知らないエピソードが盛りだくさんで面白い本だった。 電話も、最初は電話番号はなかった、というエピソードは なるほど、と思った! 学術的に見せようと無理に小難しい考察を付け加えられているように感じられ、 それが読みづらくしているのが残念だった。
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