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名馬を読む の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2025/02/28

競馬ファンの間では、しばしば「顕彰馬」に関する論争が巻き起こる。あの馬はどうして選ばれなかったのか、というような論調だ。 日本競馬の歴史も長くなり、エポックメイキングな活躍というのはなかなか難しい。かつて、どの馬かが通った道、作った道、成し遂げたことであったりする。 本書では...

競馬ファンの間では、しばしば「顕彰馬」に関する論争が巻き起こる。あの馬はどうして選ばれなかったのか、というような論調だ。 日本競馬の歴史も長くなり、エポックメイキングな活躍というのはなかなか難しい。かつて、どの馬かが通った道、作った道、成し遂げたことであったりする。 本書では32頭の物語が描かれる。まさしく、その道を作り、競馬界の歴史を変える偉業を成し遂げ、時代を作った「どの馬か」たちがほとんどである。 現役時または繁殖入りしてからの、もしくはその両方の活躍で日本競馬の歴史をつくり、日本競馬を支え、日本競馬を、競馬界に限らず日本を盛り上げてきた優駿たち。 その優駿たちから、現在の競馬への繋がりも感じることができ、馬の血統、人の思いが受け継がれていく競馬の面白さを、本書を読むことを通じて、改めて感じました。

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2021/09/19

自分の競馬の全盛期は90-00年代中頃までだけど、ダビスタやギャロップレーサーのおかげも相まって、全頭興味深く読めた。

Posted byブクログ

2018/10/21

2017年6月現在までの顕彰馬32頭の足跡をノンフィクションライターの著者が書いた一冊。 クモハタからジェンティルドンナまで1984年に制定されてから執筆当時までの32頭について競走成績ではなく、その馬の環境や時代背景を中心に書かれていて競馬の歴史の変遷を読んで感じることが出来...

2017年6月現在までの顕彰馬32頭の足跡をノンフィクションライターの著者が書いた一冊。 クモハタからジェンティルドンナまで1984年に制定されてから執筆当時までの32頭について競走成績ではなく、その馬の環境や時代背景を中心に書かれていて競馬の歴史の変遷を読んで感じることが出来ました。 本書では該当馬を所有や管理することになった背景について書かれていることが多く、新しく知ることも多くありました。 また、32頭の中にはアラブ種であるセイユウや障害馬のグランドマーチスなども選出されていたり、外国産馬が競争を規制されている背景などから同じ年代から何頭か選出されていたりなど本書を読んで知る競馬というものも多くありました。 本書に掲載されている32頭は何れ劣らぬ成績を持っていることはもちろん後世に繋がる歴史を切り拓いてきた名馬も多くいました。 またこれから国内のみならず海外での活躍も一層増えていくことも充分ありえますし、これから顕彰馬になる馬がどのような成績を残していくのかという夢も読んでいて想像していました。 本書は競馬の深みを一段と感じることのできた一冊でした。

Posted byブクログ

2018/10/21

ノンフィクションライターが、日本中央競馬の顕彰馬について書いた本。1頭1頭よく調べていると思う。顕彰馬は競馬博物館でも見たことはあったが、古い馬が多いため、実際に見たことはないし、あまり興味もなかった。本書は、それぞれの顕彰馬について感動的に説明してくれている。なぜ、顕彰馬になっ...

ノンフィクションライターが、日本中央競馬の顕彰馬について書いた本。1頭1頭よく調べていると思う。顕彰馬は競馬博物館でも見たことはあったが、古い馬が多いため、実際に見たことはないし、あまり興味もなかった。本書は、それぞれの顕彰馬について感動的に説明してくれている。なぜ、顕彰馬になったかもよく理解できたし、その軌跡を知ることができたことは、大きな収穫であった。 「あっさりと三冠を達成したセントライトだが、三冠レースが確立して3年ということもあり、競馬関係者もマスコミもまだ三冠馬という意識は薄かった。「優駿」や「馬事日本」は、三栄冠馬という言葉を使って簡単に説明しているが、記事からは歴史的な大偉業がなされたという熱は感じない」p23 「(25年前、「最強馬」座談会でシンボリルドルフが選ばれた)「70歳以上の人が投票すれば間違いなくクリフジが1位になる」という意見で一致した。その中に野平祐二調教師もいた。「クリフジは最後の1ハロンを九秒台で走ったといいます」野平はまじめにそう言った」p25 「「東京都ハイセイコー様」という宛名だけでファンレターが届いたとか、「さらばハイセイコー」が35万枚を超える大ヒットとなった」p131 「(引退式後チャーター機で北海道へ)飛行機で北海道にわたった馬はあとにも先にもトウショウボーイだけである」p150 「(テンポイントの日経新春杯出走)2月23日にはヨーロッパに向けて旅立つことが決まっており、その前にもう一度、走る姿をファンに見てもらうためである。課せられたハンデは66.5キロ。粉雪舞う、ひどく寒い日だった」p159 「(マルゼンスキーの朝日杯3歳S)単勝オッズは前走の苦戦を受けて1.3倍と高かったが、これは新馬戦と並ぶマルゼンスキーの最高配当である」p164

Posted byブクログ