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ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2021/03/17

カクヨム黎明期に連載されていた同名作品の書籍化。 歴史的に低評価とされてしまったゲーム作品を、厄介な、そして多大な愛を持ったゲームオタクの老人が語るという作品。 連載当時は未来だった2021年をすでに迎え、一部の作中作品はすでにリリースされたことになっている。 100年前として...

カクヨム黎明期に連載されていた同名作品の書籍化。 歴史的に低評価とされてしまったゲーム作品を、厄介な、そして多大な愛を持ったゲームオタクの老人が語るという作品。 連載当時は未来だった2021年をすでに迎え、一部の作中作品はすでにリリースされたことになっている。 100年前として語られる2000年代のゲームは、妙に詳細に語られる。 そんな違和感を忘れてしまうくらい、本当にあるかもしれない、作られてしまうかもしれない、そんなゲームがいくつも紹介される。 それらゲームの背景には、我々が知らないはずの100年の歴史があり、時代ごとの倫理観があり、常識がある。それがどうようもないほどに本作をSFたらしめている。 Web媒体で更新を待っていた時、間違いなく自分の心は2115年にいた。 連載版ではさらに追加エピソードが数話、同名異作として2話ほどこの世界観のストーリーを読める。

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2020/08/25

2115年のレトロゲームレビュー。くどいし長いその語り口がレビューサイトそのもので良かった。ちょうどバーチャルに親しむ日々のお供に最適でした。ただまあ、webで読む方が質感が出るかな・・・

Posted byブクログ

2018/04/12

ウェブサイトで発表されてたやつが好評なので紙に印刷してみましたと言ふもの。  時代がこう成ったので、このやうなゲームを作りました。こんなふうに糞ゲーになりました。と言ふのが延々。  ゲームを異常な速度でクリアしてしまふ美少女型ゲーム機、レヴェルが上がると画面がしょぼくなり果ては凄...

ウェブサイトで発表されてたやつが好評なので紙に印刷してみましたと言ふもの。  時代がこう成ったので、このやうなゲームを作りました。こんなふうに糞ゲーになりました。と言ふのが延々。  ゲームを異常な速度でクリアしてしまふ美少女型ゲーム機、レヴェルが上がると画面がしょぼくなり果ては凄いことになるゲームばか矯正ゲーム、なんか知らんけど異様な、ARだか何だかができた問題、他、技術の進歩と人類の愚行がいかなるバカゲーを作ってしまふかの歴史が流れる。  うむうむ。

Posted byブクログ

2018/04/05

はるか未来の視点から、現実でいう未来に当たる時期に出たレトロクソゲーを、レビューするブログという体裁の小説。 全て説話的で、何かいいことを言おうとしている感じがとてもしつこい。 承認欲求おじさんの、冗長で繰り返しが多く、謎の留保と言い訳に満ちたブログを延々と読まされているような...

はるか未来の視点から、現実でいう未来に当たる時期に出たレトロクソゲーを、レビューするブログという体裁の小説。 全て説話的で、何かいいことを言おうとしている感じがとてもしつこい。 承認欲求おじさんの、冗長で繰り返しが多く、謎の留保と言い訳に満ちたブログを延々と読まされているような。 何が悲しゅうてそんなん読んでいるのだろうと思った。分量が多くなければそこまで辛くなかったけれど、これはあまりに分厚い小説だった。 評価されないクソゲーに対する優しさは、友達がおらず、社会で存在感のない自分に対する優しさにしか思えなかった。 自己愛が強すぎるというか。 承認欲求おじさんの、ひねくれた回りくどい仕方での壮大な自己肯定。 読んでいてつらさしかなかった。 もしそのような文体を自覚的に作っているのだとすれば、この作家は大したものだけれど、ウェブ上の文章を見る限り、作家の普段の文章と変わらない。 そのような承認欲求おじさんの自己肯定を通じた作家の自己肯定なのだとすれば……なおさらつらい。 ちゃんと自腹切って買ったのだけれど、、、久々に「うーむ」と唸った。

Posted byブクログ

2017/08/07

「2115年」現在から見た「レトロゲー」を紹介する「低評価ゲームレビューサイト」のまとめ。 いわゆるクソゲーのレビューなのだけど、何故それがクソゲーと言われるに至ったか、丁寧にゲームそのものを解説しつつ、そのゲームが発売された当時(主に2050年代~2080年代)の流れを交えつ...

「2115年」現在から見た「レトロゲー」を紹介する「低評価ゲームレビューサイト」のまとめ。 いわゆるクソゲーのレビューなのだけど、何故それがクソゲーと言われるに至ったか、丁寧にゲームそのものを解説しつつ、そのゲームが発売された当時(主に2050年代~2080年代)の流れを交えつつ、レビュアーがどれほどそのゲームを楽しく遊んだかが語られる、まだ見ぬゲームなのにふしぎな懐かしさを感じる。 元がデビューサイト(という体)なので書籍になってしまうと若干の物足りなさを感じるものの、面白さには変わりなし。 根底にあるサイバーパンク感もいい。

Posted byブクログ