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英国諜報員アシェンデン の商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2020/11/20

魂を悩ますあらゆる感情の中で虚栄心ほど破壊的で、普遍的で罪深いものはない。 愛の痛みは時で癒すことができるが、傷ついた虚栄心を癒すことがだきるのは死のみである

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2020/10/29

いかにも英国風。連作短編集の趣 前書きにある、若い盲目の兵士の痛みを償う「ひとつだけあるはず」の方法とはなんなのだろうか?

Posted byブクログ

2020/08/29

主人公アシェンデンの冷静さがツボだった。 何事からも、一歩身を引いて俯瞰してみてるところがイイ! 思えば私の感じるモームらしさって、ここだったような。

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2020/07/02

「諜報員」という漢字に惹かれて購入。 時代背景もあるかもしれないが、思ったよりも淡々と物語りはすすむ。何か大きな活動を行うかといえばそんなことはない。「諜報」というよりも「諜報員いろいろ」という感じ。アシェンデンが関わる様々な諜報員たちの個性を楽しむお話でした。諜報活動の展開を...

「諜報員」という漢字に惹かれて購入。 時代背景もあるかもしれないが、思ったよりも淡々と物語りはすすむ。何か大きな活動を行うかといえばそんなことはない。「諜報」というよりも「諜報員いろいろ」という感じ。アシェンデンが関わる様々な諜報員たちの個性を楽しむお話でした。諜報活動の展開を期待するとちょっとガッカリするかも。

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2020/02/26

面白かった。 モームが描く人物は、どの人も魅力的だと思う。ちょっと頼りなくていけてない人でさえ、いい所あるんじゃないのかなぁ、なんて思ってしまう。 会ってみたいなぁー。 戦争中の話しなので、背景を知って読んだ方が面白いのだろうけど、知らなくても全然楽しめる。 彼の人物観察眼は、素...

面白かった。 モームが描く人物は、どの人も魅力的だと思う。ちょっと頼りなくていけてない人でさえ、いい所あるんじゃないのかなぁ、なんて思ってしまう。 会ってみたいなぁー。 戦争中の話しなので、背景を知って読んだ方が面白いのだろうけど、知らなくても全然楽しめる。 彼の人物観察眼は、素晴らしい。

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2019/12/25

面白かった。アクションはないが、むしろスパイ業の本質は人間観察と状況判断なのだろうと思う。作家さんが皆怪しく思えちゃう。娯楽ものとしても楽しめるが、当時の世界で自分が生き残れるだろうかとふと考えてしまった。

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2019/12/15

スパイもの好きとして手にとってみた。モームの作品は初。モーム自身も英国スパイとして活動していた経験があるらしい。(ロシア革命を阻止しようとして失敗したとのこと) この時代(第一次世界大戦ごろ)のスパイ活動ってこんな感じだったんだなぁ、と学びながら。 スパイ小説というより、純文学...

スパイもの好きとして手にとってみた。モームの作品は初。モーム自身も英国スパイとして活動していた経験があるらしい。(ロシア革命を阻止しようとして失敗したとのこと) この時代(第一次世界大戦ごろ)のスパイ活動ってこんな感じだったんだなぁ、と学びながら。 スパイ小説というより、純文学として取りかかったほうが、正しい期待値で読める。ハラハラドキドキなサスペンスではなく、美しい描写や文章力を味わうつもりで。 --- p354 上の連中がみんなそうだ。結果は欲しいが、手段をためらう。うまくいったら利用するつもりでいるくせに、それを実行する責任は他のものに負わせようとする。

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2018/10/12

小説家でスパイの主人公の冒険譚のような短編集。モーム自身がスパイだったせいか、何となくリアルさを感じさせる静けさがある。ただ、モームらしい人間観察は少しだけ影を潜めているような、それとは違うところで読む人を楽しませようとしているような。モームらしい本を読みたいとしたら、あまりお勧...

小説家でスパイの主人公の冒険譚のような短編集。モーム自身がスパイだったせいか、何となくリアルさを感じさせる静けさがある。ただ、モームらしい人間観察は少しだけ影を潜めているような、それとは違うところで読む人を楽しませようとしているような。モームらしい本を読みたいとしたら、あまりお勧めはしないところ。純粋にスパイ小説として読むと面白い。

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2018/12/06

一話完結の連ドラのように気楽に楽しめるから、旅行のお供にはうってつけですよ。Msキングの厚化粧が、何の脈絡もなく、ふと、立ちのぼって来ることがある。その口紅の真っ赤が、鮮やかなカラー映像で、一瞬、私の前を通り過ぎるのよね。。。。ハイさすがモーム!

Posted byブクログ

2018/02/13

なんとなく図書館で借りる。予想したよりも面白い。第一次世界大戦あたりに英国諜報員が各国で働く様子が書かれる。出てくる登場人物は皆おもしろく、会話もおしゃれで一気読みしてしまった。

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