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一人っ子同盟 の商品レビュー

3.8

40件のお客様レビュー

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2024/10/05

芦田愛菜さんの推薦本からピックアップ。分かりやすいハッピーエンドではありませんが、どうにもならない事情の中で、葛藤しながらもまっすぐ生きている子供たちの姿、登場する人物の優しさに感動しました。自分も一人っ子を育てている立場なので、大人が思っている以上に子供は子供の立場で色々考えて...

芦田愛菜さんの推薦本からピックアップ。分かりやすいハッピーエンドではありませんが、どうにもならない事情の中で、葛藤しながらもまっすぐ生きている子供たちの姿、登場する人物の優しさに感動しました。自分も一人っ子を育てている立場なので、大人が思っている以上に子供は子供の立場で色々考えているのかな?と想像が膨らみます。

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2024/05/28

子どもって、大人が思うよりもずっと色々なことを考えている。子どもの心の動きがリアルに表現されていて、懐かしさと切なさとで胸が苦しくなった。みんな,幸せになって欲しい。

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2024/02/29

切なくもどこか、心が熱くなる、そんな作品でした。 重松さん作品は教科書でしか触れたことがなく、このように子どもの等身大の感情表現を書けるのかと驚愕しております。 あとがきも必読。

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2023/10/02

よくここまで子供目線で描くことができるなぁと。 かなりリアルに心情描写が続くので、自分の子供時代を思い出し、モヤモヤしたことも。 子供から見た大人の姿が印象的でした。

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2023/09/21

★3.5 久しぶりの重松作品はやはりグッときます。 子ども時代から遥か遠くに来てしまったからでしょうか、作中のご両親やおばあさんに共感します。

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2023/05/29

ハム子もオサムもなかなか好きになれなかったけど、後半になって漸く彼らの優しさとかが伝わって来て、最後はじんわり温かくなれた作品かな。

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2023/04/21

「昭和」がまだあと十数年続くあの頃。小学6年生のノブとハム子は、一人っ子。ふたりそれぞれに弟もどきができて、今までの生活に経験のない事が起き始める。昭和の団地に住む子供達が、多少複雑な事情を持つ大人達の事情に振り回されながら、助け合い支え合って、友人となる。安定の重松作品。 が、...

「昭和」がまだあと十数年続くあの頃。小学6年生のノブとハム子は、一人っ子。ふたりそれぞれに弟もどきができて、今までの生活に経験のない事が起き始める。昭和の団地に住む子供達が、多少複雑な事情を持つ大人達の事情に振り回されながら、助け合い支え合って、友人となる。安定の重松作品。 が、とう言う私もこの時代の一人っ子。重松さんでさえ、一人っ子はわがまま。一人っ子はひ弱でたくましさに欠ける。これも世間の常識なんだろう。なんて表現なさる。全く遺憾でありまあす。確かにまだ一人っ子が少なかった。一人っ子と知ると、よくも知らない大人達が、甘やかされてるんでしょうね、なんておっしゃる。あんたんとこの娘の方が、学校では、グズでわがままよ!とは口には出さない。裕福な貴族の御子息御令嬢でもあるまいし、通常、家庭内負荷が2倍3倍にのしかかる奉仕者でしかありません。その常識を押し付けられない様に私の知る一人っ子達は、責任ある行動をとっておりました。 そして、一人っ子を甘くみてはいけません。家庭盤ゲームが一人だとできないからね、だと。トランプだって、一人で4人分やるし、人生ゲームだって一人で5台は動かし、銀行だってやり切った。子供が複数居ないとできないなんて、満ち足りたた家庭人の上から目線はいただけない。オセロはできないけどね。人生ゲームの準備から片付けまで無言でやり続ける忍耐力と空想力のどこがひ弱でしょうか。しかも、無口を愛嬌がないとか言い始める世間。ただの愚痴をここまで読んでしまった方は、申し訳ありません。 たぶん、一人っ子の習性として、同盟は組まないと思います。

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2023/04/18

一人っ子は一人っ子で大変だなあと思った。僕は兄弟がいるけど将来 ずっと兄弟で助け合って生きていけたらなと思う。一人っ子っていうのは 事情があって一人っ子っていうのが多いのかな と思うのでなるべく 一人っ子の話題っていうのは避けた方がいいのかな と思った。

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2023/02/15

消化しきれない事を受け止め乗り越えようとする子供が過ごした世界は、思春期を過ごした10代の頃の息苦しさを思い出す一方、瑞々しさもある作品。

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2022/10/19

初めて重松清さんの作品を読んだが、子どもたちの生きる世界っていうものを大人の重松清さんがリアルな子どもの目線に立って描いているのが素敵だと思った。

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