拝み屋異聞 うつろい百物語 の商品レビュー

郷内心瞳(著者)

2024/06/02

このサイズの本はなかなか外で読んだり持ち歩けないから読み終わるまでめちゃくちゃ時間がかかった。

え！？って思うような終わり方。
これどうなるんだろう今後……………

春から冬にかけて季節の怪談と、美琴の話。

結構面白かったんだけど、
時間かけて読みすぎてあんまり覚えてない。

最後の厨二感溢れる怪異との対峙は
郷内先生らしいなぁと思ったのだった。

2024/05/17

初の百物語シリーズ！！イェーイ！！
やっぱりシリーズものの最初は、
テンションあがるね〜(っ ॑꒳ ॑c)ﾜｸﾜｸ
春夏秋冬と、季節毎に織りなす怪談集、
その収録数…なんと！百話！！わぉ〜盛りだくさん！！
その他にも連作短編も収録されて、
とても楽しめた作品でした！

個人的におすすめは…

『桜女と青い光　表、裏』
郷内さん自身が体験した話で
桜の木の下で浴衣姿の女性が…
しかしその夜にある…奇妙な夢を見る事に…

『人形殺しを見た話』
想像しただけでゾッとする。
現場にいた…郷内さんさぞかしビビったに違いない。

『創造主の家』
壊れた母様の家で登場した。
デブ婆姉妹との初対面の話
ちらっと知っていたが今回はより詳しく書かれていた。いや〜TVがマジでデケェ〜笑笑

『204号室』
ゼッッッッタイに住まん！！無理ッッ！！

『秋刀魚』
アホやな〜笑

『犬リンチ』
本当か〜？笑笑
見てみたいわ〜想像しただけで可愛い

『温泉街の女』
うわぁ…自分なら確実にやるなー笑
怖い…怖い…

以上がおすすめなんですが、その他にもまだまだたくさん面白い作品があり、
また、小橋美琴さんが体験した怪異の
連作短編は読み応えのある作品でしたね〜

作中、『人の抱える心が1番怖い』と書いてあって
読み終えた後、確かにそうだな〜と思わずには
いられない内容でしたね。　
次作も読んでいくよ〜٩(๑ᵒ̴̶̷͈̀ ᗜ ᵒ̴̶̷͈́)و ̑̑ ✧わぁ~ぃ

2024/05/04

安定の郷内さん実話怪談。
百物語。
ん…？物語？実話では…？( ･ω･)

第58話　創造の家
ワタクシゴトちょっとしたホラーがあった。
電車でこの話を読書していました。
『あんパン』のワードを目で追った瞬間に、側で会話していた知らない女性が、ちょうど重ねて「—あんパン」って言ったのにドキッとした。何という偶然。

この話が1番不可解で、印象深い。
郷内さん、人が良すぎるよ…(-∀-`; )

第60話　彼岸の風景　お萩　ウケた笑

第64話　204号室　この部屋に彼氏を住まわすのはやめましょう

第67話　猫電車　かわいい♡

2023/02/15

郷内心瞳さんの作品は共通する登場人物やその年月によって共通した出来事がちゃんと書かれているので、「これはあの時に起こった出来事か」と思いながら読めるのが、ファンにとっては楽しい。
お話はちゃんと100話ある。小話をまとめて1話カウントしているものもあるので話数はかなりある。そして、これ一冊では完結しないのですね。
実話怪談的なものなのだけれど、やはりこういう不幸って理不尽だなぁと思うことは多い。だからリアリティがあるんだけど。読むといつも自分に霊感がほしくなるなあ。
霊感のない人の体験も多数あるので、自分が気づかないだけで、この世に不思議なことはたくさんあるのかも、と思える。

2023/01/11

縁があって作者の方に会えたことあって

それから作品に触れる感じ方が変わった

実話会談と言いつつ、時に怪談が繋がりを持ち始めて大きな物語のようになってる

これからも読み耽りたい一冊

2020/06/21

　四季を通した100物語。って、100話以上のってるやないかい。
　さすが実話怪談。コンパクトにまとまっていてしっかり怖い。そうしてこの本の主筋となる物語も主張しすぎず読みやすい。
　実話怪談としてはこのシリーズの方が怖い気がする。

2018/07/05

拝み屋を営む著者が紡ぐ、怪談集。
美しい四季折々の情景に乗せて、季節ごとの怪異を紹介してくれています。
その数、タイトルの通り百話。
一つ一つのお話は短くも、興味深いものばかりで大変読みやすく、一気に読了してしまいました。
実害のない不思議でちょっと怖い話があり、実害のある背筋が凍るゾッとする話もあり。
怪談モノが好きならば一読あれ。

2017/09/25

真偽は置いておいて、やっぱり面白い。個人的には「帰還」「猫電車」「時の海」が好き。「時の海」は泣いてしまった・・・。何だかんだ言いつつ、郷内さんは凄く素敵ないい人なんだと思う。