1,800円以上の注文で送料無料

反脆弱性(上) の商品レビュー

3.8

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2019/05/24

正直全部を理解できた自信がないのでもう一度腰を据えて読み直したい。所々極端な考え方と感じる場面もあったが、「反脆い」という考え方は自分の中になかったのでためになった。

Posted byブクログ

2019/05/23

けんすうさんが紹介してたんだっけな。 反脆弱性が指す意味については理解できたが、事例が無駄に多い?のか冗長でとばしとばしに。 筋トレで言う所の筋肥大が、自然界や組織にも当てはまるってのはなんか分かるかも。ストレスを肯定的に捉えていたのが面白かった。(もちろん、コントロールが必...

けんすうさんが紹介してたんだっけな。 反脆弱性が指す意味については理解できたが、事例が無駄に多い?のか冗長でとばしとばしに。 筋トレで言う所の筋肥大が、自然界や組織にも当てはまるってのはなんか分かるかも。ストレスを肯定的に捉えていたのが面白かった。(もちろん、コントロールが必要な訳でその見極めがポイントなんだろうなとも思ったけど)

Posted byブクログ

2019/01/10

反脆弱性 anti fragile 衝撃などのストレスを受けるほどに強くなること 反脆弱性について、ただひたすらに、例え話などを交えて解説 欧米系のビジネス書はどうしてこう分かりにくい例え話を入れたがるものなのか。下巻は恐らく読まないだろう。

Posted byブクログ

2018/11/08

ある程度のランダムさを受容しないといけない、リスク・リターンの計算でなんでもコントロールできる思い上がりはやめておけ、という話。しかし、読みづらかった。

Posted byブクログ

2018/10/28

【由来】 ・知ってはいたけど特に興味を持ったのはダイヤモンドの書評 【期待したもの】 ・もしかしたら正剛さんの3.11本で数行で書いていることに集約される内容なんじゃないの? 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

Posted byブクログ

2018/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

脆いもの=脆弱性、環境変化の影響を受けないもの=頑健性というのが従来の議論。自分もそうだけど頑健なものが良いことのように思っていたけど、この反脆弱性というのは変化を取り込んで良い方向に向けるということかな。もちろん変化をすべてポジティブに変えることはできないけど、小さな失敗はむしろ良しとして、むしろ大きな変化からは大きなリターンを得ることが反脆弱性。

Posted byブクログ

2018/09/11

反脆いという概念って何だろ?と手にとってみた。冒頭、「衝撃を利益に変えるものがある。変動性、ランダム性、無秩序、ストレスにさらされると成長・繁栄する。そして、冒険、リスク、不確実性を愛する。」って、ドラゴンボールの孫悟空みたいなものかと。 「第1部の反脆さとは」、「第2部 現代...

反脆いという概念って何だろ?と手にとってみた。冒頭、「衝撃を利益に変えるものがある。変動性、ランダム性、無秩序、ストレスにさらされると成長・繁栄する。そして、冒険、リスク、不確実性を愛する。」って、ドラゴンボールの孫悟空みたいなものかと。 「第1部の反脆さとは」、「第2部 現代性と、反脆さの否定」、「第3部 予測無用の世界観」と、例えば進化、例えば歴史、例えば医療と、他にも様々なエピソードを用いて、反脆い状況の説明と素晴らしさが書かれている。本の半分くらいまでは、これは、良い本なんじゃないか?という期待のもと読み進めたが、後半から、自説に対する批判的な人への攻撃的な物言い(たぶん、デブのトニーは筆者の事なんだろう)が鼻に付く。そして、どんどん、株の取引をやった人なら知っているであろうオプション取引のロングポジションが筆者の思考のベースにあって、前半のエピソードは、それを展開した物なんだなと思ってしまい、反脆いの概念が筆者が言うように分からなくなってしまった… 情報の非対称性の連呼とか、トレーダー目線丸出しに思えるのだ。 この本やエピソードのそれぞれは成る程と思ったのは、これまでの既成事実を疑ってみる視点。ただ、反脆いというのかそれは?と。 概念理解なんてどうでも良くて、うまいことやれや!って言うのが、デブのトニーのスタイルなんだし、まあ、読んだ人が、良いとこどり出来れば筆者の主張の通りなんだろう。 筆者は、ナシーム・ニコラス・タレブ氏で、肩書きは、哲学者と名乗っている模様。もとはトレーダー。 文書から滲み出る自己中心的な性格から、編集者のアドバイスも聞かなかったんだろうし、翻訳者も大変だったんだろうと推察されます。 善か悪か、右か左か、白か黒かみたいな概念がベースになっていると、一旦悪い方に倒れたんだけど、結果、良い方向になった的な、ダイナミックな概念として”反脆い”という言葉で定義してエピソード満載にしたところがこの本の価値? この「反脆い」、日本語だと、「雨降って地固まる」、「転ばぬ先の杖」、「七転び八起き」などいくつもの表現があるように思える。 下巻に入り始めたが、同じ事を他の章で書いてるから読まなくて良いと筆者が言う第5部は、エピソードを読んでみると、それって運動量の考え方だと自明すぎない?と思ったり、なんか違和感あったけど、ページ数も上巻より少ないので、一応最後まで読んでみるつもり。

Posted byブクログ

2018/08/13

グイグイくるタレブ節は病みつきになる。移り変わりの激しい不確実な現代を渡り歩くには頑健だけでは不十分で逆境を成長の糧にする反脆さが重要であると説く。ブラックスワンやまぐれに魅了されタレブの新作を読み始めたが、期待以上だった。

Posted byブクログ

2018/07/18

むちゃくちゃに面白い。金融関係に限定された話かと思っていたが、極めて広く応用が効く認知の歪みに関する話であり、また各種の戦略の立て方に関する話でもある。リスクマネジメント本として長くそばに置きたい。

Posted byブクログ

2018/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

反脆弱性=失うものよりも得るもののほうが多い=ダウンサイドよりもアップサイドのほうが多い=(よい意味での)非対称性=変動性を好む。289p オプション=非対称性+理性 300p 【7プラスマイナス2回、失敗する】p389 鉄則をまとめる ①オプション性を探すこと。もっといえば、オプション性に従って物事をランクづけすること。 ②できればペイオフに上限があるものではなく、ないものを探すこと。 ③ビジネス・プランではなく人間に投資すること。つまり、キャリアを通じて6〜7回(またはそれ以上)方向転換できる人を探すこと(ベンチャー・キャピタリストのマーク・アンドリーセンの手法のひとつ)。人間に投資すれば、ビジネス・プランのような後付けのつじつま合わせにだまされずにすむ。それに、そのほうが単純に頑健だ。 ④バーベル戦略を取ること(その意味は各自のビジネスによる)。

Posted byブクログ