あなたの隣にいる孤独 の商品レビュー
戸籍が無いまま育つと言うリアリティが、個人的には良く分からなかったが、物語全体としては心温まる読み易さがあった。シチュエーション的には、外道の歌を思い浮かんできたが、内容は全然違う。
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いつもの樋口作品の語り口を読んでいると、年末の慌ただしさを忘れてしまう。展開に珍しく少しやや強引な印象もあるが、芯の強い美少女と気弱に見える青年とベランメエ調ながら心優しい爺という鉄板キャスティングのハートウォーミングストーリ。寒さ厳しい中で読むと心が温まります。
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玲菜(麗奈)目線は本作、で、母親目線の作品も欲しいところ。ラストにほんの少し触れられている祖父の娘への「手助け」ってのも痛くて切なくて辛いよなぁ。
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無知で申し訳ないけど、樋口有介という作家を初めて知った。 図書館で、新着図書に並んでいたから読んでみた。 無戸籍という、ちょっと重めの内容なんだけど、親切な人たちに恵まれて、なんとかやっていく主人公。 読みやすかったし、面白かった。 もうちょっと先まで読んでみたかったなぁとも思う...
無知で申し訳ないけど、樋口有介という作家を初めて知った。 図書館で、新着図書に並んでいたから読んでみた。 無戸籍という、ちょっと重めの内容なんだけど、親切な人たちに恵まれて、なんとかやっていく主人公。 読みやすかったし、面白かった。 もうちょっと先まで読んでみたかったなぁとも思う。 *** “あの人”から逃れるために、母親と二人で住む場所を転々としてきた十四歳の玲菜には戸籍がない。その母親が突然、姿を消した。学校とも、社会ともつながりのない少女を一人残して…。心震える物語。
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戸籍のない少女。 何かから逃げて転々と暮らす、少女と母。 始まりは、面白そうだった! ・・・けど、事の大きさにしては、皆が軽いと言いますか・・・全体的に軽すぎちゃって。 意図的に?こういう軽いタッチなのか?と思ったりしたんですが。 淡々と語る少女や戸籍のない生活という 魅力的な題...
戸籍のない少女。 何かから逃げて転々と暮らす、少女と母。 始まりは、面白そうだった! ・・・けど、事の大きさにしては、皆が軽いと言いますか・・・全体的に軽すぎちゃって。 意図的に?こういう軽いタッチなのか?と思ったりしたんですが。 淡々と語る少女や戸籍のない生活という 魅力的な題材が、もったいない!と言う印象を持ちました。
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戸籍のない女の子 でも キチンと生活して ごく普通に暮らしている ある日 その暮らしが一変 過去と向き合う事になる ストーリー 展開に引き込まれて 本から手が離れず 一気に完読してしまった。 読み終えた後 よくあるストーリーと思いながらも 続編が読みたくなりました。出てるのかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) “あの人”から逃れるために、母親と二人で住む場所を転々としてきた十四歳の玲菜には戸籍がない。その母親が突然、姿を消した。学校とも、社会ともつながりのない少女を一人残して…。心震える物語。 戸籍がない?でも驚いたのに誘拐とはね。 他の作家さんが重いテーマで小説にすると重い事例も軽くなって嫌悪感まで感じたのに、この作家さんにはそれがない。単に好き、嫌いなのかしら。 この後の玲菜の方が興味深いんだけどなぁ。
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まさに中盤、パラダイムシフトが起こる瞬間が華。 でも、それで「さあどうなる!?」て展開に移ったあとが凡庸で…。 これといって何があるわけで無く、主人公の感情にも何かを引き換えにしてまで賭したいモノがあるわけでなく、解決までの時間を過ごしていくのが物足りない。 ただ、そうした時間...
まさに中盤、パラダイムシフトが起こる瞬間が華。 でも、それで「さあどうなる!?」て展開に移ったあとが凡庸で…。 これといって何があるわけで無く、主人公の感情にも何かを引き換えにしてまで賭したいモノがあるわけでなく、解決までの時間を過ごしていくのが物足りない。 ただ、そうした時間を経過することで主人公の中で状況と事態を受け止める猶予を描いていたのかなあ…とは考える。 考えすぎかも。 そんな感情を消化するために北関東を放浪するのは、旅情的に悪くなかったかも。 東京に近くても、近いが故に衰退していくわびしさが、また。 ※余談ですけど、あの土地って先日アイドルマスターのLIVEがあった土地ですよね。 作中に描かれる苦悩をあの土地はまだ抱え続けて解決策は見えないけど、それでも明日に向かって生きてる人はいるんだなぁ…とか、作品とは関係無いとこで感じ入ってしまったことよw
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14歳の玲菜は、母親との二人暮らし。「あの人」から逃げるために引越しを繰り返し、戸籍もないと母親から教えられていた。ある日、母親から「あの人」に見つかったので家には帰ってこないように言われた玲菜は、近所のリサイクルショップに世話になることに。母親を探すにつれ、玲菜の過去が明らかに...
14歳の玲菜は、母親との二人暮らし。「あの人」から逃げるために引越しを繰り返し、戸籍もないと母親から教えられていた。ある日、母親から「あの人」に見つかったので家には帰ってこないように言われた玲菜は、近所のリサイクルショップに世話になることに。母親を探すにつれ、玲菜の過去が明らかに・・・ 最後は中途半端というか、余韻を残すというか、個人的には消化不良。秋吉おじいさんはいい味を出していていた。
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