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本の子 の商品レビュー

3.5

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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2024/03/19

「本の子」が誘う、名作の文字でできた世界! そう、文字たちは本の扉を開ければ即座に、目くるめく世界に連れて行ってくれるのです。このときめきを可視化してくれたような絵本です。

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2023/12/05

〝わたしは本の子...物語の世界からやって来て、想像力の筏に乗って浮かぶ...言葉の海を旅してきた。 いっしょに行こうと、あなたを誘いに...この言葉の道にそって、あなたを連れていってあげる。一緒に、空想の山を旅しよう...ここは、私たちの世界。わたしたちは、物語でできている.....

〝わたしは本の子...物語の世界からやって来て、想像力の筏に乗って浮かぶ...言葉の海を旅してきた。 いっしょに行こうと、あなたを誘いに...この言葉の道にそって、あなたを連れていってあげる。一緒に、空想の山を旅しよう...ここは、私たちの世界。わたしたちは、物語でできている...誰でも、みんな来られる。何故なら、想像力は自由だから〟・・・本の世界からやって来た「本の子」は、文字どおり本の文字に埋め尽くされた、読書の世界へと誘ってくれます。『ドリトル先生航海記』『ドラキュラ』など本づくし絵本!

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2022/06/09

「想像力は自由だから」 漢字にふりがながないので、中学生以上向けかな。 全身青白い幽霊?妖精?のような女の子のイラストがややシュール。

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2022/04/14

表紙の女の子を見ると、守護霊のように儚くも見えるが、れっきとした「本の子」です。 内容は、物語の素晴らしさを本の子が教えてくれるということなのですが、その構成が面白く─例えば、海の絵は、海が舞台の色々な物語の文章で構成されている─しかも、物語として実際に読めるところが、また太っ...

表紙の女の子を見ると、守護霊のように儚くも見えるが、れっきとした「本の子」です。 内容は、物語の素晴らしさを本の子が教えてくれるということなのですが、その構成が面白く─例えば、海の絵は、海が舞台の色々な物語の文章で構成されている─しかも、物語として実際に読めるところが、また太っ腹(?)というかすごいと思い、私もいかだのシーンでは、思わず本の向きを変えて、「モンテ・クリスト伯」や「さらわれたデービッド」等を、読み耽ってしまいました(面白そう)。 読みたい本を見つけるのもそうですが、本書を読んで改めて実感したことは、物語って、無限に存在し続けられるものなんだということでした(まさに宇宙ですね)。 物語は作者の想像力でできているのと共に、読む側の想像力で形作ることも、同じくらい楽しく素晴らしいことであって、しかもそれがひとりひとり違った世界になって、また広がってゆく。 そこに正解なんておそらく無いだろうし、想像力は人を選ばず、誰でもすぐに物語の世界に飛び込み、楽しむことができることの素晴らしさは、一度体験したら中々抜け出せない、ワクワクする瞬間。 そのはじめの一歩を踏み出すきっかけとして、最適な一冊かと思います。 ただ、絵本だけど、物語の文章はそのままで漢字に振り仮名もないので、ちょうど海外の名作小説に興味を持ち始める頃、小学校高学年、中学生くらいが対象でしょうか。 あるいは、物語の素晴らしさを忘れかけている方に。 目に見えるものだけが、世界ではありません。

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2021/12/23

 なんとも不思議な絵本。    なにより不思議なのは、北アイルランドの著者の本なのに、文章が翻訳されて日本語なのは当たり前としても、イラストの中の文字情報もすべて日本語に置き換わっているのは、なぜ???  昨今の絵本作家さんは、諸外国で翻訳されて出版されることを想定して、イラスト...

 なんとも不思議な絵本。    なにより不思議なのは、北アイルランドの著者の本なのに、文章が翻訳されて日本語なのは当たり前としても、イラストの中の文字情報もすべて日本語に置き換わっているのは、なぜ???  昨今の絵本作家さんは、諸外国で翻訳されて出版されることを想定して、イラストの部分と文字情報の部分は分けて作っておくのかな?  デジタル処理なら、レイヤーを分けて作っておけばそれも楽にできる作業だなと想像はつくけどね。 「わたしたちは 物語で できている」  見開きのイラスト全体を眺めながら、本との出会いの楽しさを感じとれる楽しい1冊。

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2021/03/07

「この本の世界は、かなりの部分が文字どおり、本から出来ています。」 どういうことかと思ったが、なるほど!と。 想像を超えた本でした。 ついつい絵(?)に目がいってしまいますが、詩がいいです。 懐かしいタイトルがいっぱい。 本好きにはたまらないですね。 表紙の絵が印象的で、...

「この本の世界は、かなりの部分が文字どおり、本から出来ています。」 どういうことかと思ったが、なるほど!と。 想像を超えた本でした。 ついつい絵(?)に目がいってしまいますが、詩がいいです。 懐かしいタイトルがいっぱい。 本好きにはたまらないですね。 表紙の絵が印象的で、子どもの目を引いたようで。鍵穴を見て、「ホンモノみたい!」、裏表紙を見て、「あ、鍵もある」と喜んでました。

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2021/02/02

たまらなく好きです。 この中にたくさんの物語がつまってる。でてくる本だけじゃなくてもうありとあらゆる本の物語が。 その世界の広さを感じるだけでたまらなく嬉しくてたまらなく好きな本です。

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2020/12/19

ものすごく大好きな絵本。原著でもぜひ読みたい。読もうと思ってそのままになってた本も思い出したし、また読み返したいと思う本もあった。

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2020/07/15

この本を読むだけなら1分もかからないで読める。 でも、絵を読むと数十分もかかるだろう。絵を全て読もうと思ったら、何時間も何日もかかるだろう。 絵本にはページ数、文字数に関わらず、物語が奥深く潜在している。それを可視化してくれたような本だ。 AIは膨大な情報...

この本を読むだけなら1分もかからないで読める。 でも、絵を読むと数十分もかかるだろう。絵を全て読もうと思ったら、何時間も何日もかかるだろう。 絵本にはページ数、文字数に関わらず、物語が奥深く潜在している。それを可視化してくれたような本だ。 AIは膨大な情報の中から関連のある必要な情報を瞬時に集められるかもしれないが、それを編集して新しい意味付けをするのは人間の仕事なんだろうなと思えた象徴的な本だった。

Posted byブクログ

2022/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オリヴァー ジェファーズ (著), サム ウィンストン (著), Oliver Jeffers (原著), Sam Winston (原著), 柴田 元幸 (翻訳) Walker Books のBook Trailer https://youtu.be/zQDPBBs_wfo

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