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未来の年表 の商品レビュー

3.7

353件のお客様レビュー

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    98

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2023/01/28

■日本がこれから迎える人口減少問題を数値で具体的に知りたい人向けの本 ■いつ頃に、どのような根拠から、どんな状況になるのかが、わかりやすかった ■今後の処方箋については、もっと、深く検討してみたい感じもした

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2023/01/19

今後、少子化による働き手の現象にともない、社会全体の労働時間を縮めることが求められている。その施策のひとつとして、24時間社会からの脱却だ。 最初は反発が起きるだろうが、一度そのように設ければ、人々の意識は徐々に変化していくのではなかろうか。 すでにファミレスでは、注文は端末を利...

今後、少子化による働き手の現象にともない、社会全体の労働時間を縮めることが求められている。その施策のひとつとして、24時間社会からの脱却だ。 最初は反発が起きるだろうが、一度そのように設ければ、人々の意識は徐々に変化していくのではなかろうか。 すでにファミレスでは、注文は端末を利用して、商品もロボットで運ばれるなど、になっている。 今は、飲食業だけだが、この波は他にも普及していくだろう。 人口減少にともなって、人がまばらに住むエリアも出てくることが予想される。 行政コストの効率から考えると、ヒト・モノ・カネの集約が大事になってくる。 コンパクトな街づくりが求められる。 今はリモートワークがオッケーな職場も増え始め、田舎に移住するヒトも居ると聞く、このような流れが今後も続くのだろうか。  定年退職した大学教授が所有している資料を、空き家などに書庫(+机、椅子)として蔵書を地方移住させるアイディア(知の巨人村構想)は中々興味深く感じられた。

Posted byブクログ

2023/01/10

将来洞察の中でも比較的、将来の予想が簡単と言われている 人口の変化について論じた本。 発売が2017年なので、ちょっと古いと言えば古いのですが、 それでも一読の価値ある本になっています。 中身は結構ホラーストーリーで、 人口が減ることであんな所やこんな所にまで悪影響が出てくるの...

将来洞察の中でも比較的、将来の予想が簡単と言われている 人口の変化について論じた本。 発売が2017年なので、ちょっと古いと言えば古いのですが、 それでも一読の価値ある本になっています。 中身は結構ホラーストーリーで、 人口が減ることであんな所やこんな所にまで悪影響が出てくるのか…と、 結構げんなりする内容になっているのですが。 我々(特に若い人たち)はこの現実から目を背けちゃダメなんでしょうねぇ。。 現実を直視するのは結構つらい営みですが、 一度は知って自分なりのアクションを考えたい本です。 著者は、加えて、「で、どうするのか?」についても、 提言してくれています。 痛みの伴う改革案なので、決して実現は簡単ではないと思うのですが、 これくらいのことをしないとホントはダメなんだろうな、、というのも まずは知ることから始めるのでも、 価値があることかと思います。 個人的に学びになったのが、 言われてみたら当たり前なんですが、 高齢化対策と少子対策は別物だ、という記述にハッとさせられました。 高齢化はある意味避けられない(お年寄りの数を意図的に減らしていくことができない)ので、 本当は少子化対策をしっかりしていくことが大事だと思うのですが、 選挙で勝つためには数の多い高齢者向けの施策に偏りがちという矛盾の解決が 政治の難しさですよね。。

Posted byブクログ

2022/12/28

人口動態はほぼ決まってる。その事実をどう解釈し、自身の環境改善に活かすか、です。その戦略は今の年齢にものすごく影響受けますね。 あなたはあと何年生きるつもりですか、と…

Posted byブクログ

2022/11/09

序盤からネガティブで危機感を感じさせる内容だけど、本当に今後どうなるか心配です。 3人目の子供に、1000万円交付の案は極端で笑ってしまったけど、このくらい思い切ったことをしないといけないのかなとも思う。

Posted byブクログ

2022/11/04

少子高齢化が叫ばれて久しいが、出生率低下と社会を支える担い手の不足で、かなり急速に人口が減少していくのは避けられなそうだ。「人口減少カレンダー」がこわい。 【今後起こること】 国立大学倒産、IT技術者不足で技術による人口減対策も厳しい、介護離職多発、軽度認知症老人の増大、輸血の...

少子高齢化が叫ばれて久しいが、出生率低下と社会を支える担い手の不足で、かなり急速に人口が減少していくのは避けられなそうだ。「人口減少カレンダー」がこわい。 【今後起こること】 国立大学倒産、IT技術者不足で技術による人口減対策も厳しい、介護離職多発、軽度認知症老人の増大、輸血の血液不足、老人ホームすら減る、空き家だらけ、未婚大国、自治体の崩壊や消滅、農業先細りで世界的な食料争奪戦に巻き込まれ、外人が国土占拠。 課題だらけなのをあらためて認識した。

Posted byブクログ

2023/01/01
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時々カチンと来る表現があり(女を何だと思っているんだ、とか、家族信仰とか、外国人に対してとか)読みにくさもあったが、これが現実だよなぁという感じ。お先真っ暗ジャン、と思うが実際そうなのだよ。 提言には概ね賛成。居住地域を決める、とか、市区町村統合、とか、セカンド市民、とか。

Posted byブクログ

2022/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今となっては有名な課題だが2017年時点での提示が驚き。 そして5年経っても対策は進んでないことがわかる 日本の課題 ①出生数の減少②高齢者の激増 ③社会の支え手不足④これらを踏まえた人口減少 対策 高齢者の定義を変えてしまう 24時間社会の脱却し、不便さを許容 コンパクトシティ 脱東京集中の促進 子供産んだら給付

Posted byブクログ

2022/06/28

前半のデータは参考になるが、後半の提案は産経新聞論説委員だけあって保守的な傾向が見えたり、分析も昭和を生きた人の視点が抜けきれない。

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2022/05/15

人口減少は悪という前提で書かれている。 人口減少によりどんな暗い日本になっていくか、そしてもはやどうしようもないということを突きつけてくる。 対策として第三子出生を出生しろ、と結局人口を増やすことを挙げているし、AIを否定している。 飛び地で町村合併をすることを提案しているが...

人口減少は悪という前提で書かれている。 人口減少によりどんな暗い日本になっていくか、そしてもはやどうしようもないということを突きつけてくる。 対策として第三子出生を出生しろ、と結局人口を増やすことを挙げているし、AIを否定している。 飛び地で町村合併をすることを提案しているが、そこには少なからずAIの技術が活用されると思うのは私だけだろうか。 アナログに紙媒体の資料を車で運ぶとでもいうのか。 第三子に一千万円を!と豪語しているが、そんかお金どこからでるのか。 この現実を踏まえたうえで、うまく付き合っていくためのビジネス、サービスを創造することこそが、明るい明るい未来を想像させるのではないか。 暗い現実と妄想、現実味のない解決策だけ挙げられて、読後、暗い気持ちにさせられる。

Posted byブクログ