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横濱エトランゼ の商品レビュー

3.1

45件のお客様レビュー

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2018/02/17

横浜って歴史があって、ドラマチックな街だな、と思った。 物語はフィクションだけど、地名や建物はリアル。

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2018/02/15

幼い頃から想い続けた人が臨時編集長を務めるタウン誌でバイトする女子高生が 横浜の歴史やそこに暮らす人達の想いに触れる連作短編集。 雰囲気はいいのだが、謎解きも恋愛も なんか全体にもちょっと足らないよーな…。 【図書館・初読・2月15日読了】

Posted byブクログ

2017/12/20

横濱という街にまつわる、歴史、不可思議ストーリー5編。 心の奥深くにしまいこまれて、しまいこまれたまま忘れ去られた記憶。ふとしたきっかけで、そんな記憶が顔をのぞかせたとしたら。 タウン誌でアルバイトをする女子高生の千紗。 編集長代理である「隣のお兄ちゃん」、よっちゃんに対...

横濱という街にまつわる、歴史、不可思議ストーリー5編。 心の奥深くにしまいこまれて、しまいこまれたまま忘れ去られた記憶。ふとしたきっかけで、そんな記憶が顔をのぞかせたとしたら。 タウン誌でアルバイトをする女子高生の千紗。 編集長代理である「隣のお兄ちゃん」、よっちゃんに対する初恋をいつまでも引きずっているが、横濱という街に潜む謎に触れるごとに、大人になっていく。 心がほっこりするだけではなく、ちょっとビターな味のする成長ストーリーでもあります。

Posted byブクログ

2017/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館より。 楽しく読了。 横浜!漠然とした憧れがある田舎者としては、こういった「いってみたいな、よその国」的な雰囲気がある(笑)。 主人公が女子高生ということもあり、何となく瑞々しいような、軽いような。でも、さらりと読了。 私的に洋館の七不思議が気になる。リアルにあるのかな。

Posted byブクログ

2017/12/01

タウン誌の編集部でバイトをしている主人公が様々な人と出会う事によって横浜の歴史や雑学に触れ、恋に悩み、大人への一歩を踏み出す成長譚。 …が、横浜に縁がなく思い入れもない地方人である自分にはあまりピンと来ず。 少々無理があるような強引な展開で「横浜」を意識させるように持って行くの...

タウン誌の編集部でバイトをしている主人公が様々な人と出会う事によって横浜の歴史や雑学に触れ、恋に悩み、大人への一歩を踏み出す成長譚。 …が、横浜に縁がなく思い入れもない地方人である自分にはあまりピンと来ず。 少々無理があるような強引な展開で「横浜」を意識させるように持って行くので興醒めしてしまった。 大学時代、地方誌の編集のバイトをした事もあるので、不純な動機で強引にバイトを始めたにも関わらず大した仕事もせず忙しいだろう編集長代理に構って攻撃を繰り出す主人公にも辟易。 バイトの終わりも恋の結末も中途半端でスッキリしない。 横浜近郊在住の人なら頭の中に描き易いしもっと楽しめるのかも。 でもどうせなら地方人でも楽しめる横浜ストーリーになっていれば良かったのにと思う。

Posted byブクログ

2017/11/18

図書館で借りた本。 高校3年生の千紗は、推薦で大学が決まったあと、幼馴染のよっちゃんの勤めるヨコハマ・ペーパー・コミュニティー略してハマペコの編集部でアルバイトをしていた。そこで知り合った人たちと、地元ヨコハマに関する小さな謎をよっちゃんと一緒に解決していく連作短編。

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2017/11/12

ちょうど1年前に横浜に行ったので、横浜三塔のエピソードや、港の見える丘公園、赤レンガ倉庫周辺などは情景がありありと浮かんできて楽しめた。 「あ、あそこね、行った行った」とか「そんな所があったのかー」とか、いろんな思いに浸りながら読んだ。 千沙の善正へのほのかな憧れも微笑ましく...

ちょうど1年前に横浜に行ったので、横浜三塔のエピソードや、港の見える丘公園、赤レンガ倉庫周辺などは情景がありありと浮かんできて楽しめた。 「あ、あそこね、行った行った」とか「そんな所があったのかー」とか、いろんな思いに浸りながら読んだ。 千沙の善正へのほのかな憧れも微笑ましく、みんなが前を向いて歩いていく感じがほっこりしててよかった。

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2017/10/30

高3でタウン誌に関わるバイトって刺激的で楽しそう。 近所の情報にも強くなれるうえに、たくさんの人に出会える。考えただけでワクワクするね。 あたしの高校時代なんて、バイトしていたわけでもなく、それも認められていなかっただろうしなぁ。時代、地域の差か? 都会っ子でこんな環境で過ごせて...

高3でタウン誌に関わるバイトって刺激的で楽しそう。 近所の情報にも強くなれるうえに、たくさんの人に出会える。考えただけでワクワクするね。 あたしの高校時代なんて、バイトしていたわけでもなく、それも認められていなかっただろうしなぁ。時代、地域の差か? 都会っ子でこんな環境で過ごせていたら、また違った人生だったのかもと想像するのも楽しい。

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2017/10/01

横浜は開港と、TVで見るおしゃれで洗練された都会的なイメージであるが、関東大震災で被災し、これが戦争よりも大きく被害を受けたことも作中から知った。タウン誌を作る作業工程、裏側なども垣間見れ、地域のちょっとした謎解き、日常の謎に、地元愛などを発揮しながら解決する姿にほっこりした。女...

横浜は開港と、TVで見るおしゃれで洗練された都会的なイメージであるが、関東大震災で被災し、これが戦争よりも大きく被害を受けたことも作中から知った。タウン誌を作る作業工程、裏側なども垣間見れ、地域のちょっとした謎解き、日常の謎に、地元愛などを発揮しながら解決する姿にほっこりした。女子高生がタウン誌のアルバイトをする中で、地元愛、恋愛話、アルバイトで学んだことを大学で生かしたい思いと悩む姿など青春らしさも感じる。地域に根ざした紙面作りが感じられ、温かみがあり、ディープな情報もあり、タウン誌の良さが伝わる。

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2017/09/21

+++ 高校3年生の千紗は、横浜のタウン誌「ハマペコ」編集部でアルバイト中。 初恋の相手、善正と働きたかったからだ。用事で元町の洋装店へ行った千紗は、 そこのマダムが以前あった元町百段をよく利用していたと聞く。 けれども善正によると元町百段は、マダムが生まれる前に崩壊したという。...

+++ 高校3年生の千紗は、横浜のタウン誌「ハマペコ」編集部でアルバイト中。 初恋の相手、善正と働きたかったからだ。用事で元町の洋装店へ行った千紗は、 そこのマダムが以前あった元町百段をよく利用していたと聞く。 けれども善正によると元町百段は、マダムが生まれる前に崩壊したという。 マダムは幻を見ていた? それともわざと嘘をついた? 「元町ロンリネス」「山手ラビリンス」など珠玉の連作短編集。 +++ タイトルの通り舞台は横浜。推薦で進路が決まった高校三年生の千紗が、幼いころ世話になったご近所さんで、ずっと気になっている善正が勤めるタウン誌の編集部でアルバイトをしながら、投書や取材中などに巡り合ったご当地にまつわる謎を解き明かしていく物語である。とは言え、解き明かすのは、千紗が相談を持ち掛ける善正であり、やさしいのかつれないのかわからない態度ながら、豊富な知識と推理力で、謎を解くカギを見つけ出し、やさしく解きほぐしてしまうのである。横浜の魅力も存分に味わえ、ほろ苦いような甘酸っぱいような恋の進展にも興味を惹かれ、それぞれの謎の主人公である人たちの歴史にも胸を熱くする。横浜に行ってみたくなる一冊である。

Posted byブクログ