よるのおと の商品レビュー
静かな、田舎な夜のお話。静かだから、いざ音がするとようく聞こえるのだろうな。鹿が水を飲む音。カエルが水に飛び込む音。古池や…が発想の源とは素敵。表紙で既におじいちゃんがいるのがいい。本読んで待ってる。カレーができてるよ、いいなあ。
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表紙画は、青い夜の池にもの思う風情のカエルです。その池の側の夜道を、おじいちゃんの家に向かう男の子。夜の中、生き物たちのひそやかな音や声が満ちています。食うもの、食われるものの緊迫感もあります。後書きによると、たむらしげるさんの心の核にあるのは、なんと、松尾芭蕉の「古池や…」のよ...
表紙画は、青い夜の池にもの思う風情のカエルです。その池の側の夜道を、おじいちゃんの家に向かう男の子。夜の中、生き物たちのひそやかな音や声が満ちています。食うもの、食われるものの緊迫感もあります。後書きによると、たむらしげるさんの心の核にあるのは、なんと、松尾芭蕉の「古池や…」のようです。深〜く納得です。
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図書館にて借りた。 静かでうるさい?!夜の音。 都会に疲れたら 田舎に聞きにおいでよ。 そんな感じがする。
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--- 視点(絵の構図)が面白い。 巻末の説明を読むと、著者が松尾芭蕉の俳句「古池や 蛙飛びこむ 水の音」から表現してこの本を描いたとのこと。
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夜の静けさのなかでの、音の存在感。 生命があり、躍動感があり、静けさがある。 悠然と泳ぐコイ、カエル、ホタル、フクロウの攻防、ドラマがある。
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国際子ども図書館の展示会「平成を彩った絵本作家たち」で紹介されていたことから借りてみた。 タイトル通り夜の音に焦点を当てた絵本。線のはっきりしたきれいな絵も印象的。
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こんな素敵なおじいちゃんの家があれば、行ってみたい。 青で描かれた世界が美しい。 遠景から近景へ、その迫力。ほんの数分の出来事とは思えない動きを感じる。 これが「古池や」からできた絵本ということが意外だ。
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少年の目に祖父の家が映り、祖父がおいしいカレーで出迎えるまでの僅かな時間。そのなかに世界の全てを絵としておとしこんだらきっとこんな感じ。
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男の子がおじいちゃんの家に入るまでの数十秒が描かれている 聞こえる音や男の子以外の世界 ページをめくるごとに世界がどんどん広がっていく 不思議な絵本
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男の子が池の側を歩いて家に着くまでの少しの時間、 鹿たちは水を飲み、カエルはホタルを食べ、フクロウが飛び立ち、カエルは水の中に逃げる、波紋が広がる、 男の子が家に着く 本当に数秒 私たちが今、生きてるこの時間にもいろんな事が起きてる 世界は動いてる 宇宙すごい…
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