三月の雪は、きみの嘘 の商品レビュー
失った記憶を探して。 一度壊れてしまった様子を知っているからこそ慎重になったのだろうが、歳を重ねるごとに変わることもあるのにな。
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切ないなぁ… なんか読み終わったら大切な人に会いたくなる。 恋愛っぽい要素も少し入っていて読みやすかった!
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地元の作家、かわいらしい絵ということでなめてた、ごめん! ミステリーではないけれど、図書館を舞台にしたお話は好きだな
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なるほど…… 半分くらいで結末が大体わかってしまうストーリーは少し残念かなぁ でもでも、いぬじゅん さんらしい作品。
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最後に全てが分かるけれど切なすぎる。 でも今までのたっくんが言ってることなど全部わかって嬉しかったし面白かった!途中こんがらがるけど終わり方がほんと好き
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主人公で高校2年生の文香は、いわゆる転勤族の家庭で育ち、小学1年から転校を繰り返してきました。高校2年で転校して1週間、まだ友達がいません。文香は自分の気持ちを伝えることが苦手で、話すとすぐに自分を偽り嘘をついてしまいます。すると、クラスメイトでクールな印象の男子の拓海に「嘘ばか...
主人公で高校2年生の文香は、いわゆる転勤族の家庭で育ち、小学1年から転校を繰り返してきました。高校2年で転校して1週間、まだ友達がいません。文香は自分の気持ちを伝えることが苦手で、話すとすぐに自分を偽り嘘をついてしまいます。すると、クラスメイトでクールな印象の男子の拓海に「嘘ばかりついて疲れない?」と、嘘が見破られてしまいます。文香自身、小学1年生の頃は嘘が大嫌いだったはずなのに、なぜか嘘をついてしまう理由に、思い出せない過去に原因があることを知ります。そして、教室でのクールな印象とは違う図書室での拓海から、過去を思い出すヒントとなる本とメモを受け取ります。みんなが誰かのためにつく優しい嘘がテーマの切ない系の物語です。
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文体が私好みでとても読みやすく、久しぶりに速読をしました。作者いぬじゅんさんの価値観は私と似ていて読んでいてとても心地よかったです。この作品は"優しい嘘をつくこと"がテーマで、最初から中盤まで謎の部分が多く、軽くミステリー系要素を含んでいるのですが、最後の終盤...
文体が私好みでとても読みやすく、久しぶりに速読をしました。作者いぬじゅんさんの価値観は私と似ていて読んでいてとても心地よかったです。この作品は"優しい嘘をつくこと"がテーマで、最初から中盤まで謎の部分が多く、軽くミステリー系要素を含んでいるのですが、最後の終盤にかけての仕掛けがとても素晴らしかったです。みんながみんな誰かのために、誰かを思ってついている嘘がとても愛おしく思えました。もう一度読み返すとみんなの誰かのために着いた優しい嘘がわかり、また違う温かさを感じると思います。
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