風と共にゆとりぬ の商品レビュー

朝井リョウ(著者)

2024/09/14

筆者の書く小説からは想像できないような、お茶目なエピソード、人柄に笑って楽しく読める一冊。

日常の色んなことをたくさん覚えていて、しかもこんな楽しげに捉えているのがすごいなぁと思った。

楽しいこと、おもしろいことへのアンテナのキャッチ力がとんでもない。

何も考えずリフレッシュしたいときに読むのがおすすめの一冊。

☆3.8

2024/06/26

面白い！！
エッセイ、コラム、肛門記。
テイストが異なる中でも、筆者の面白さが存分に詰め込まれていて、読んでいて飽きがこない。これはもう一度読みたくなる作品。

2024/03/10

小説とは打って変わって、軽妙な書き方でさらさらと読めました。
病院は躊躇わず、早めに行こうと思えました。笑

2024/02/10

平穏な出来事も日常の事件も面白おかしく書ける朝井リョウの技量に脱帽…！日記を書いていると心底そう思う。何ヶ所か声出して笑ってしまった。

そしてやはり肛門記はてっぱんで面白い笑

2024/01/27

ゆとり三部作の第二弾。面白いです。この本を読む前に、前作が未読の方は、ぜひ順番に読む事をお勧めします。

2024/01/20

こんなに何も考えないで、ひたすら笑える本があるなんて！
何度読んでも面白い！
ただ公共の交通機関で読むのはまずい！周りから白い目で見られてしまうので、要注意です。

2024/01/08

何故かエッセイ3作目からのリターン。
これほど日常を面白可笑しく書ける筆力には感嘆する。
他人の苦しみを楽しんでしまうという人間のサガに改めて気付かされ声上げて笑ってしまう本なんてそうあるもんでは無い。
正直直球の本は「正欲」しか読んでないので、正しく著者の文学に入り込めるか心配である（笑）

2023/12/26

はぁ、笑った。笑いすぎて子どもから「また朝井リョウ？」って聞かれたくらい。入院・手術って笑えないのに笑わせるのが朝井リョウのエッセイだなぁと。図書館で借りたのでやはり家に置いておきたいから購入しようと思った。ゆとりシリーズ全部好き。

2023/11/04

痔瘻との闘いを筆頭に、かかりつけ医師たちとの微妙な関係やらバレーボール好き踊り好き余興好きながらもハズしちゃった話やら、バイトでのお間抜け談やらと数多のカミングアウトが綴られる。いくらか盛ってもあるんだろうけれど、いずれも仲間には知れてることだろうし、ここまで豊かな心理描写がなされるならばドキュメンタリーですね。ワタクシなんかもそりゃあ負けず劣らず「やらかした」澱が溜まりに溜まってるけど、披瀝したとて単なる恥晒し、カネにはならん。お尻系にファッションセンスにと共通項ありなので、年は違えど参考になりました。

2023/11/02

言葉選びも流石ですが、発想がやはり素晴らしい。こんなに楽しいエッセイは他に類を見ないほど。何気ない事を、そんな風に感じるんだというところがやっぱ作家さんってすごいんだなと改めて認識する。前半の第1部の「日常」もとても面白かったのですが、第3部の「肛門記」に全て持っていかれました。電車の中などで読んだらダメなやつですよねこれ。