ストラディヴァリウスを上手に盗む方法 の商品レビュー
音楽(クラシック)知識があまりない自分にとってはめちゃめちゃ内容が難しかったけど、表題作は面白かった! 「ワグネリアン3部作」も1作目が個人的には好き。
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音楽専門用語多めで100%理解は出来なかったけど、知識が無い前提で読んでも一様楽しむ事は出来た。 表題作については最後の方に明かされる犯人の大胆で上手く計画立てられた犯行方法が面白かった。 その後に3つの短編集(正直面白かった)。音楽知識無視でも全部最後のオチがビシッと決まっ...
音楽専門用語多めで100%理解は出来なかったけど、知識が無い前提で読んでも一様楽しむ事は出来た。 表題作については最後の方に明かされる犯人の大胆で上手く計画立てられた犯行方法が面白かった。 その後に3つの短編集(正直面白かった)。音楽知識無視でも全部最後のオチがビシッと決まってて読んだ後気持ち良かった。 最後のレゾナンスについてはヴァイオリン用語があまりにも多くて殆ど理解出来なかった。
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深水黎一郎さんの音楽談義です。ミステリーファンの方よりは、音楽ファンの方におすすめです。 https://www.honzuki.jp/book/255610/review/284245/
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相当なクラシックおたくでないとわからない情報が満載。私は少しはクラシックを聴くけど、ほとんどちんぷんかんぷんだった。 小説自体は可もなく不可もなし。最初の「ストラディヴァリウス」が一番おもしろかった。「ワグネリアン」は2本目の落ちが見え見え。「レゾナンス」は学生時代の処女作だそう...
相当なクラシックおたくでないとわからない情報が満載。私は少しはクラシックを聴くけど、ほとんどちんぷんかんぷんだった。 小説自体は可もなく不可もなし。最初の「ストラディヴァリウス」が一番おもしろかった。「ワグネリアン」は2本目の落ちが見え見え。「レゾナンス」は学生時代の処女作だそうだが、これはいただけなかった。ミステリーに進んだのは正解だと思う。 内容とは別だけど、本の装丁がいい。カバーを取ると、表紙が作中に出てくるある作品の楽譜になっている。この装丁に惹かれて読む気になった。これは、電子書籍では味わえない楽しみだ。
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音楽を主軸においた連作短編集。多彩な読み味で、ミステリの面白さやコミカルな人間関係、そして崩壊と幻想的な余韻など作品によって異なる印象がなんとも楽しい作品でした。 特に『レゾナンス』は緊迫感と盛り上がり、そしてラストの風景が美しく、大好きです。
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【収録作品】ストラディヴァリウスを上手に盗む方法/ワグネリアン三部作 1 或るワグネリアンの恋/ワグネリアン三部作 2 或るワグネリエンヌの蹉跌/ワグネリアン三部作 3 或るワグネリアンの栄光/レゾナンス 面白いのだけれど、私には専門的すぎて、流し読みの部分あり。
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クラシック音楽のうんちくを楽しむ本。 その部分は読んでいて楽しいですが、著者の書く若い女性像にとても違和感を感じます。 バブルの頃のイメージ。 話し方、考え方が古臭くて、ステレオタイプに描かれた女性ばかり。 一体いつ書いたの?と巻末を確認したら、 表題作が書き下ろしで、それ以外...
クラシック音楽のうんちくを楽しむ本。 その部分は読んでいて楽しいですが、著者の書く若い女性像にとても違和感を感じます。 バブルの頃のイメージ。 話し方、考え方が古臭くて、ステレオタイプに描かれた女性ばかり。 一体いつ書いたの?と巻末を確認したら、 表題作が書き下ろしで、それ以外の3作も5年以内に書かれたもの。 女性受けはしなさそうです…。
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芸術探偵シリーズは、正直謎解きを楽しむというより蘊蓄を楽しむことをメインにしてるので、表題作のトリックも「そんなん音楽に詳しくない素人に見抜けるわけないわー!」とはなりませんでした。「へ〜バイオリンってそうなの〜へぇ〜」と感心しきりに徹することができる私は、すごく優等生な読者だな...
芸術探偵シリーズは、正直謎解きを楽しむというより蘊蓄を楽しむことをメインにしてるので、表題作のトリックも「そんなん音楽に詳しくない素人に見抜けるわけないわー!」とはなりませんでした。「へ〜バイオリンってそうなの〜へぇ〜」と感心しきりに徹することができる私は、すごく優等生な読者だなァと思います(作文)。 表題作もいいんですか、個人的にはワグネリアン三部作が面白かったかな〜。 ワーグナーってあれだよね…タンホイザーとかワルキューレとかジークフリートみたいなアレでしょ…年末によくEテレとかBSで見るヤツ…位の知識しかない私でも楽しめました。オチが小気味良くて軽快。深水作品お馴染みの芸術への愛を感じられて満足できる連作です。 千住博さんの著作でも感じたけど、特定の分野の芸術を、その芸術の表現方法ではない文章という手法で説明して、なおかつ興味を抱かせるって、すごいことなんじゃないかなあって思うんですよね〜。 ◎ストラディヴァリウスを上手に盗む方法…時価数十億のストラディヴァリウスがコンサート会場から忽然と消えた!容疑者は観客とオーケストラの団員達に絞られたが、懸命の捜査にも関わらずストラディヴァリウスの行方は杳としてしれない。果たして、犯人はどこにバイオリンという決して小さくない楽器を隠したのか?そして、芸術探偵が犯人を指摘した驚くべき方法とは? ◎ワグネリアン三部作…ワグネリアンを自称する男はクラシックに毛ほども興味のない恋人をワグネリエンヌに仕立てようと奮闘し、/熱烈なワグネリエンヌの女はワーグナーへの愛ゆえに就活をことごとく失敗するもその愛ゆえに最高の仕事を見つけ、/3名の選ばれしワグネリアン/ワグネリエンヌはマニアックなクイズ番組でワーグナーの知識を競い合う。 ◎レゾナンス…深水先生の処女作。冒頭から瑞々しさ爆発←←
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音楽が主題になっている中短編集なのだけど、ミステリは芸術探偵・瞬一郎が出てくる冒頭の中編だけ。相変わらず音楽の専門知識(今回はヴァイオリンに関して)が出まくりで、犯人の絞り方もトリックも普通の人にはまず想像出来ない。まあ、そこそこ面白かったけど。 次の三部作はユーモア小説なのだろ...
音楽が主題になっている中短編集なのだけど、ミステリは芸術探偵・瞬一郎が出てくる冒頭の中編だけ。相変わらず音楽の専門知識(今回はヴァイオリンに関して)が出まくりで、犯人の絞り方もトリックも普通の人にはまず想像出来ない。まあ、そこそこ面白かったけど。 次の三部作はユーモア小説なのだろうか? ワーグナーに造詣のある読者なら大ウケするかもしれないが、大概の人は面食らうのじゃないかな。ターゲット、狭すぎでしょ。 最後の作品は殆ど純文学。著者の正真正銘の処女作だそうだ。これも興味が無いと厳しい。
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音楽ミステリ(ミステリじゃないのも入ってますが)短編集。音楽に詳しくないので、ネタが深すぎて理解できないところがあるのは少々残念ですが。 表題作はミステリとしての読み応えばっちり。これは目からウロコでした。気づかなかったなあ。たしかに「そんなことしちゃっていいの!?」ってな先入観...
音楽ミステリ(ミステリじゃないのも入ってますが)短編集。音楽に詳しくないので、ネタが深すぎて理解できないところがあるのは少々残念ですが。 表題作はミステリとしての読み応えばっちり。これは目からウロコでした。気づかなかったなあ。たしかに「そんなことしちゃっていいの!?」ってな先入観があります。 「ワグネリアン三部作」はこれまた濃いなあ。でもわからないなりにも面白さはしっかりとありました。どの作品もオチで笑えてしまいます。 「レゾナンス」はちょっと分かりにくいかなあ。たしかにあれをトリックとして使わないのはもったいない!と思ってしまうかも。
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