ベクシンスキ作品集成 新装版(Ⅲ) の商品レビュー
ポーランドの芸術家ズジスワフ・ベクシンスキの作品集 ・ベクシンスキは60年代終盤から70年代前半にかけての一時期、密教や禅、あるいは錬金術などに携わる様々な集団との係わりを持った。当時いかに自分が陶酔していたかということは、後にも嬉々として語ったものだ。その頃の彼は読書に耽り、...
ポーランドの芸術家ズジスワフ・ベクシンスキの作品集 ・ベクシンスキは60年代終盤から70年代前半にかけての一時期、密教や禅、あるいは錬金術などに携わる様々な集団との係わりを持った。当時いかに自分が陶酔していたかということは、後にも嬉々として語ったものだ。その頃の彼は読書に耽り、最も好んで手を伸ばしたのは神秘を悟ったという人々がものした書物やヴィジョン、預言書であった。 ・つまるところ、私にとって最高に喜ばしい誉め言葉は、『お前の描くものは病的だ』と言ってもらえることだ。私にはどこか、とても強く病に惹かれる傾向があるが、ここでいう"病"というのはもちろん、鼻水垂らしに心酔するということではなくて、19世紀の病的異常さのことだ。 ・ベクシンスキは自分の作品にタイトルを与えなかった。現在作品に付されている題名はいずれも、他人の付けたものである。
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