カーネーション の商品レビュー
中一の日和は、母に愛されていないと感じていた。そして、愛されたいと心から願っていた。けれども、日和が母を喜ばせようとしても、ただ母の気に障るだけ。そんなある日、電話口で泣いている母をみかける。母もまた娘を愛せない自分を責めているのか? 母との関係に悩む子の葛藤と成長を描く。
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児童文学だからか字が大きく、すぐ読める。でも内容はとっても切なかった。日和はよく素直に育ったな。お母さんへの誕生日プレゼントを用意て渡すのを楽しみにしているところから、家を飛び出すところまで日和の気持ちがすごくよく描かれていると思いました。カズさんの「家族がこわれる前に、日和がこわれるぞ」にグッときました。
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