知的機動力の本質 の商品レビュー
久しぶりに野中郁次郎の本を読んだ。やっぱり難しい。戦争という今はあまり近くない事象について論じられててもピンとこないというのが感想である。いつしか至極近い存在にならないようにしないといけないが。海兵隊の組織という点でも、あまりピンと来なかった。SECIモデルはどこかで当てはめる事...
久しぶりに野中郁次郎の本を読んだ。やっぱり難しい。戦争という今はあまり近くない事象について論じられててもピンとこないというのが感想である。いつしか至極近い存在にならないようにしないといけないが。海兵隊の組織という点でも、あまりピンと来なかった。SECIモデルはどこかで当てはめる事もできるかもしれない。
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はじめに 第1部 アメリカ海兵隊の知的機動力 第1章 海兵隊の歴史的概観 第2章 海兵隊の組織論的分析 第3章 海兵隊の知的機動力モデル 第2部 「ウォーファイティング」(翻訳) 第1章 戦争の本質 第2章 戦争の理論 第3章 戦争の準備 第4章 戦争の遂行 注 お...
はじめに 第1部 アメリカ海兵隊の知的機動力 第1章 海兵隊の歴史的概観 第2章 海兵隊の組織論的分析 第3章 海兵隊の知的機動力モデル 第2部 「ウォーファイティング」(翻訳) 第1章 戦争の本質 第2章 戦争の理論 第3章 戦争の準備 第4章 戦争の遂行 注 おわりに 参考文献
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会社の宿題。陸軍から海兵隊にお前ら転換しろと言われてるんだろうが。「期待されてない」組織だったからこそこの組織ができたんだろうね。
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機動力とは、自軍は最小限の被害に留め、敵軍には最大限のダメージを与えるための哲学である。企業の組織論に活かせるとても示唆に富んだ内容でした。
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野心的な論考である。私は軍人ではないから、この兵法を直接利用することはできないが、私の仕事である商売に何らか通じる側面もありそうだ。本書は海兵隊がいかに戦うべきか指南した兵法書であるからして、極めて差し迫った、瞬間の判断が死命を分ける場面が想定されているのに対して、商売はそこまで...
野心的な論考である。私は軍人ではないから、この兵法を直接利用することはできないが、私の仕事である商売に何らか通じる側面もありそうだ。本書は海兵隊がいかに戦うべきか指南した兵法書であるからして、極めて差し迫った、瞬間の判断が死命を分ける場面が想定されているのに対して、商売はそこまで切迫性はなく、軍隊のいかに戦うかという側面は、商売ではむしろいかに稼ぐかという経済的側面であり、同一ではない。また、経済的側面のみならず、仕事ではどう暮らすかという共同体的側面もあり、海兵隊が集団として一心同体で戦場を生きるという、戦闘での勝利が至上命題である状況とは異なる。しかし、カオスそのものである戦場で瞬間の機会を捉える重要性を強調するなど、商売も機転が大事だから、参考になる。また、個々の状況に対処する中でも、全体状況ではそれがどんな位置を占めるか思い描く必要性など、この点に関しても参考になった。本書は戦争の仕方を超えて、極めて普遍的な哲学を説いている点で、刺激に富んでいる。
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アメリカ海兵隊の組織分析から今の時代に必要な企業組織を浮かび上がらせている。もはや希薄になりきった昔の日本企業の強みと見事に合致しているのがなんとも。あの強み(現場力)はどこへ行ってしまったんだろう。グローバル化、成果主義、短期(サラリーマン社長)経営などで削ぎ落とされて行ったん...
アメリカ海兵隊の組織分析から今の時代に必要な企業組織を浮かび上がらせている。もはや希薄になりきった昔の日本企業の強みと見事に合致しているのがなんとも。あの強み(現場力)はどこへ行ってしまったんだろう。グローバル化、成果主義、短期(サラリーマン社長)経営などで削ぎ落とされて行ったんだね。ただ、大きな企業がこんな組織になることはもうなさそう。WLBとは別方向だよな。ベンチャーか社内の一部の組織かな。
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海兵隊員とかに興味を持つ人って日本だとあんまりいなさそうだけど、鬼軍曹とかが出てくるやつのもとはこの人達かも。軍隊xイノベーション=海兵隊っていう文脈での本で、大変面白いです。ブートキャンプと呼ばれる地獄の訓練が、組織構成員の全員に対して行われていて、それが共通文脈、暗黙知の基本...
海兵隊員とかに興味を持つ人って日本だとあんまりいなさそうだけど、鬼軍曹とかが出てくるやつのもとはこの人達かも。軍隊xイノベーション=海兵隊っていう文脈での本で、大変面白いです。ブートキャンプと呼ばれる地獄の訓練が、組織構成員の全員に対して行われていて、それが共通文脈、暗黙知の基本となっている。テクノロジーへの対応としては、”ライフルマン”と組織構成員全員が定義されており、技術、道具、そこへの一体化、人体の拡張などが共通理解となる。そのなかで、3人一組の現場への権限委譲組織が機能するようになる。全ての戦争は一期一会なので、共通のプロセスを作ることは意味がない。そういった意味で戦争はサイエンスであると同時にアートである。コミュニケーションはシンプルである。
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北村淳著のMCDP-1の邦訳(絶版)が再録されているだけでも(これは1997年バージョン)読む価値あり。 野中先生はJohn Boydのアメリカ海兵隊に与えた影響を淡々と書かれているが、もっと本質的に影響を与えた事は書いて欲しかったな。OODAループの件も今まで既存の著作としては...
北村淳著のMCDP-1の邦訳(絶版)が再録されているだけでも(これは1997年バージョン)読む価値あり。 野中先生はJohn Boydのアメリカ海兵隊に与えた影響を淡々と書かれているが、もっと本質的に影響を与えた事は書いて欲しかったな。OODAループの件も今まで既存の著作としては一番丁寧に記載がされているが、ここはもう少し掘り下げ欲しかった。(野中先生のSCSIモデルとの対比で書かれている。) 戦争、とか軍隊とかの言葉で忌避する人、多いと思いますが、ご一読おすすめです。 MCDP-1については経営者なら特に読む価値あり。 戦争という言葉を企業生存(サバイバルモード)と読み替え、あとは戦略、戦術、作戦のあたり、人事にまつわる事等、ハッとさせられると思います。 この辺りにもBoydの匂いがプンプンします。 是非
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戦争の理論と実践は、ビジネスでの戦略立案とアクションに通底するものがあるのだろう。 特に、外部環境が目まぐるしく変化する現在の場合、理論やセオリーだけでなく、目の前の現実にも目を向け、如何に折り合いをつけるか。 そして、何より大切なのは、主導権をとるために、タイミングを逸しず、動...
戦争の理論と実践は、ビジネスでの戦略立案とアクションに通底するものがあるのだろう。 特に、外部環境が目まぐるしく変化する現在の場合、理論やセオリーだけでなく、目の前の現実にも目を向け、如何に折り合いをつけるか。 そして、何より大切なのは、主導権をとるために、タイミングを逸しず、動くこと。 原理原則は、何事につけて同じであることに気付かされる。
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米海兵隊の組織論的研究に、組織的知識創造理論を応用。第2部にはドクトリンであるウォーファイティングの邦訳を掲載。 存在意義を問われ続けた海兵隊はその分自己変革に躊躇ない。20世紀の五大戦術革命のうち3つは海兵隊の開発したコンセプト。奇才エリス少佐。マグタフMAGTF、Marine...
米海兵隊の組織論的研究に、組織的知識創造理論を応用。第2部にはドクトリンであるウォーファイティングの邦訳を掲載。 存在意義を問われ続けた海兵隊はその分自己変革に躊躇ない。20世紀の五大戦術革命のうち3つは海兵隊の開発したコンセプト。奇才エリス少佐。マグタフMAGTF、Marine Air-Ground Task Force。 ブートキャンプの在り方や隊員全てライフルマンといった考え方、ガゼットの存在などは自衛隊も取り入れたほうがよい。 海兵隊の強さの源泉がひしひしと伝わってくる。
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