かがみの孤城 の商品レビュー
面白かった。映画化にちょうどよさげなお話だけど、めちゃくちゃ端折って形になるんだろうなと思う。 原作であれこれ想像しながら読めてよかった。
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面白いけど序盤がやや退屈だったので気が向いた時に少しずつ読んでましたが、半分過ぎたあたりからミステリー色が出てきてめちゃくちゃ面白くなり、一気に読み進めました。 最高でした!! 終盤は思わず泣いてしまいました。 青春小説としてだけでなく、ミステリーとしても一級品でした。 終盤は...
面白いけど序盤がやや退屈だったので気が向いた時に少しずつ読んでましたが、半分過ぎたあたりからミステリー色が出てきてめちゃくちゃ面白くなり、一気に読み進めました。 最高でした!! 終盤は思わず泣いてしまいました。 青春小説としてだけでなく、ミステリーとしても一級品でした。 終盤は怒涛の展開でどんでん返しの嵐でした。 一件落着と思ったところから更に畳み掛けてくるので興奮しっぱなしでした。 序盤が退屈とか思って申し訳ないです。 本当に最高でした!!
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自分も中学二年生の頃、いじめで不登校となった経験があり、感情移入して読んでしまった。 女子同士特有の距離感や、共通の敵・非難対象を作って結束を強めるあの感じ、女性なら心当たりがあるのではなかろうか。 大人になった今では学校なんてちっぽけな世界だと思うけれど、子供の頃は学校というコ...
自分も中学二年生の頃、いじめで不登校となった経験があり、感情移入して読んでしまった。 女子同士特有の距離感や、共通の敵・非難対象を作って結束を強めるあの感じ、女性なら心当たりがあるのではなかろうか。 大人になった今では学校なんてちっぽけな世界だと思うけれど、子供の頃は学校というコミュニティが全てであり、そこからあぶれてしまった自分は全否定された気がしていた。 将来自分に子供ができることがあれば、絶対に自分だけは味方となってあげたい。 悪役は最後まで清々しいほどの悪役っぷりでいてくれて、そこは良かったと思う。 変に心変わりされたり、同情の余地があったりしたらきっと綺麗ごとだなと冷めてしまっていた。 どうやっても話の通じない人はいると割り切れる方が良い。 そしてとにかく伏線の回収が素晴らしかった。また読み返したくなる作品。 小説を読んだ後に映画も見たのだが、映画の方は仕方ないけれど途中で察してしまいやすいかな。
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購入してしばらく読めていませんでしたが、面白くて一気読みしました。 最後に点と点が繋がって感動しました。 自分がした行いは巡り巡って誰かに影響していくんだなぁ。 スバルも約束を守っていて感動。
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いつか読むリストには入れていたものの永らく読んでいなかったのですが、おすすめ図書のラックで偶然見つけて読みました。初めはなかなか進まない展開に、オオカミさまじゃないけど「時間かかりすぎ!」と思ったんですが…友だち関係で苦労してる子たちだから、然もありなんなのかなぁと。一口に&qu...
いつか読むリストには入れていたものの永らく読んでいなかったのですが、おすすめ図書のラックで偶然見つけて読みました。初めはなかなか進まない展開に、オオカミさまじゃないけど「時間かかりすぎ!」と思ったんですが…友だち関係で苦労してる子たちだから、然もありなんなのかなぁと。一口に"学校に行けない・行かない子たち"と言っても理由はさまざまで、その辺りの描き方も丁寧だし、一見まるまるファンタジーかと思いきやミステリーとしてもとても良く面白かったです。ポプラ社刊ということで、ジュブナイルだろうと油断してましたが…いやいや、かつて中学生だったおばちゃんにもめっちゃ響きましたよ。孤城での体験は、記憶は無くなっても魂に刻み込まれていたんだなぁと…なんとも切なく優しい読後感でした。
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すごく面白かった。いろんな伏線が張られていて最後にはこの人だったのか!ってびっくりする。自分が学校に行きたくない時期もあって、こんな孤城があったらいいなって惹きこまれた本でした。
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おもしろかった!映画化されたり、何かと話題になっていたこの本だけれど、確かにおもしろい。すごく心にずしんと来る。 不登校になると、子どもはこんな気持ちで平日の昼間をすごしているんだなあとか、親もこんな言動をとるんだなあとか、知らなかったけれど決して他人事ではない話。ファンタジーな...
おもしろかった!映画化されたり、何かと話題になっていたこの本だけれど、確かにおもしろい。すごく心にずしんと来る。 不登校になると、子どもはこんな気持ちで平日の昼間をすごしているんだなあとか、親もこんな言動をとるんだなあとか、知らなかったけれど決して他人事ではない話。ファンタジーなんだけど、終わりが決まっていて、最後はどうなってしまうんだろうというドキドキ。7人それぞれが抱えていそうな何か。悪意のない加害生徒と担任の言動への絶望感。急な展開とスリル。最後の最後で明かされるつながり。 映画も見ればよかったなあ。テレビで放送されたら絶対に見ようっと。
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面白すぎる…辻村さんの作品は心理描写がすごく丁寧かつ的確で大好きです 読み終わったあと、涙が止まらず職場で読まなければよかったなと後悔しました
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辻村さんの作品は傲慢と善良に続いて2作目。今回も描写が鮮明に浮かんできた。特に序盤のこころとお母さんの会話の場面、美織たちがこころの家の周りを囲んで囃し立てる場面は追体験しているようで怖かったし苦しかった。 一度ではなく何重もの伏線が張られており驚きの連続。お見事!!唯一あれ?と...
辻村さんの作品は傲慢と善良に続いて2作目。今回も描写が鮮明に浮かんできた。特に序盤のこころとお母さんの会話の場面、美織たちがこころの家の周りを囲んで囃し立てる場面は追体験しているようで怖かったし苦しかった。 一度ではなく何重もの伏線が張られており驚きの連続。お見事!!唯一あれ?と感じた喜多嶋先生とアキは紅茶と言う共通点で親子かな?と思ったけれどアキは喜多嶋先生のこと知らないし、、まさかの結末でした! 続きが気になってページを捲り、どんどん世界に引き込まれてあっという間の554ページ。結末を踏まえた上でもう一度読み返すとまた違う面白さがありそう。
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