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かがみの孤城 の商品レビュー

4.5

2313件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1327

  2. 4つ

    643

  3. 3つ

    218

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    4

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2024/10/02

#90奈良県立図書情報館ビブリオバトル「おすすめの1冊」で紹介された本です。 2部制で実施の第2部。 1部は通常回で、2部は奈良県内の新聞社員によるエキシビションでした。 2018.5.19 https://m.facebook.com/events/20916125542002...

#90奈良県立図書情報館ビブリオバトル「おすすめの1冊」で紹介された本です。 2部制で実施の第2部。 1部は通常回で、2部は奈良県内の新聞社員によるエキシビションでした。 2018.5.19 https://m.facebook.com/events/2091612554200245?view=permalink&id=2141538149207685

Posted byブクログ

2024/09/30

★ 結びの部分が色々予想して読んでいた割に、予想外だったので、面白くておすすめです★ 学生でもなく、育児中の身からしたら、学生時代こんな事あったなーという気持ちと、子どもの気持ちを考えて育児しなければと教訓になる部分と、主人公達の立場と、主人公の親やまわりの大人の立場、どちら...

★ 結びの部分が色々予想して読んでいた割に、予想外だったので、面白くておすすめです★ 学生でもなく、育児中の身からしたら、学生時代こんな事あったなーという気持ちと、子どもの気持ちを考えて育児しなければと教訓になる部分と、主人公達の立場と、主人公の親やまわりの大人の立場、どちらとも言えない感覚で、やや俯瞰して読み始めた。。 境遇が辛いものがあり、共感できるとこも多々あったが、鏡の中というファンタジー要素があった為、あくまで物語として捉えられて、読んでいてしんどくなりすぎなかった! 穏やかなエッセイみたいなのがしばらく続いて、最後まで深く没入できる感覚が掴めないまま、私には世代的にハマらなかったかなと思いきや、ラストは感動して泣いてしまった。。

Posted byブクログ

2024/09/29

少し子供向きだと感じたけれど、最後の展開は流石、辻村深月だった。最後の展開でこの本の評価が一気に変わった。全ての辻褄が合い、不覚にも感動した。

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2024/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不登校の子どもが抱えている葛藤がかなりリアルに描かれている。その子どもが何を求めているのか。ここでは城だけれども、現実ではフリースクールなどの支援施設。そこが担っている役割は何なのか。考えさせられる。

Posted byブクログ

2024/09/27

結構感動しちゃいました。 ある日鏡の中に引き込まれて そのお城には7人の子供とオオカミ様 子供たちの「学校に行けない」事情 だんだんとわかってくる共通点 回収されていく伏線 スクールの先生と主人公の出会いが 最後まで読むことで鳥肌もの

Posted byブクログ

2024/09/30

このアプリ内での評価が『4.42』というとんでもないスコアだったので読んでみた。 割と早いタイミングでメインの仕掛け?設定?に気付いてしまったけど、それによって面白さ半減するようなことは全然無かった。 むしろシンプルに自分を褒めた。 子供が読んでも楽しめるのかもしれないけど、...

このアプリ内での評価が『4.42』というとんでもないスコアだったので読んでみた。 割と早いタイミングでメインの仕掛け?設定?に気付いてしまったけど、それによって面白さ半減するようなことは全然無かった。 むしろシンプルに自分を褒めた。 子供が読んでも楽しめるのかもしれないけど、この作品を色んな気持ちになりながら最大限楽しむことができるのは、やっぱり大人なんだろう。 本筋からはズレるかもしれないが、読んでいて1番関心したポイント… この作者自身か、あるいはとても親しい人が引きこもりを経験してないと辻褄が合わないぐらい、 引きこもりの心理描写が巧みに描かれていた。 私自身、心の病で仕事を辞め、引きこもりニートしていた時期があったりなかったりなので、 そこのクオリティは保証できる。 「わかる〜!」って。 思い返せば小学校の時、同じクラスに不登校の子がいたけど、当時は「なんであの子は、こんなに楽しいのに学校に来ないんだろう」ぐらいにしか思ってなかった。 その主観を振りかざして「いいから学校来いよ!」とか身勝手に言わない少年ではあったが、反面その子に対して何か手を差し伸べられるような少年でもなかったな。 あの子は今どうしているだろうか。結果的に元気なら、それで良いけど。

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2024/09/26

久しぶりに一気読みした。 SFなのにこんなに感動したのは初めて。 まずSFとしては設定がものすごく入り込みやすい。大体は世界の設定から始まるけど鏡という媒介を通して別世界と繋がっているためというのもあってか分かりやすかった。また、ストーリーもよかった。登場人物がみんな不登校気味の...

久しぶりに一気読みした。 SFなのにこんなに感動したのは初めて。 まずSFとしては設定がものすごく入り込みやすい。大体は世界の設定から始まるけど鏡という媒介を通して別世界と繋がっているためというのもあってか分かりやすかった。また、ストーリーもよかった。登場人物がみんな不登校気味の生徒だけれども、みんなとのつながりを通して精神的に成長するシーンなども良かった。またストーリー展開も素晴らしい。最後にちりばめられた伏線を回収していくのはスゴすぎ。最後のおおかみさまの正体とか喜多嶋先生の存在とか。7人がみんなそれぞれの人生を歩んでいく分岐点のシーンではみんなが別れ離れになってしまうのが悲しいと思う一方でどんな風にみんなが成長していくんだろうというワクワク感など色んな感情を楽しめた。 とっても心が暖かくなる1冊。 改めてこの本読めて本当によかった。

Posted byブクログ

2024/09/24

これ以上の心奪われる、そして深い作品に出会えるだろうか… とにかく、心が痛んだり これでいいんだよ!と共感したり、学生の頃 出会いたかった本。 心を傷つけられた全ての人に読んでもらいたい。

Posted byブクログ

2024/09/22

とても読みやすく、小学生中学生の子供でもお勧めできる作品ですが、大人が読んでも十分に楽しめます。 主人公がかがみの孤城で出会う仲間を通じていじめと向き合い、成長していく姿に感動しましたし、ミステリ要素もしっかり盛り込まれており大満足でした!

Posted byブクログ

2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファンタジーっぽいし、上下巻で長そうだしと思ってなかなか手に取らなかったけれど、読み始めたらあっという間で、とても面白かった! 鏡の中の城自体は、ファンタジーだけど、そこはメインじゃない。 7人がそれぞれの生きづらさを抱えながら、闘うのではなくて、逃げ込んだ鏡の中に居場所を見つけ、少しだけ勇気づけられる姿が印象に残った。 年代は違えど、喜多嶋先生を通して、(知らないながらも)現実でもお互いを助け合っていて、それが分かったときは、随所に散りばめられた伏線が綺麗だなと思った。 現実と鏡の中の出会いや物語が、全て繋がっているのが面白いなと思った。

Posted byブクログ