ソール・ライターのすべて の商品レビュー
ライカを買ったりして、スナップ写真を改めて考えたくて、そう言えば読んでなかったなと購入 写真集に特別面白いとか思うことは少ないので、星は3つだが静かな街並みの写真は綺麗だ
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重なり合うイメージ、印象的な色使い。また、写真の横に添えられたライターの言葉に、「これぞ芸術家」と思った。
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話題の写真集らしい。人物や都会の風景、窓越しの雨、ヌードなど、素のままの、日常的なスナップなんだけど、なんだか惹かれる。ソウル・ライター的という表現が共通言語になっているときいて、なんだか納得。普遍的・通底するものを言語化(映像化)するって、すごいな。
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値段がかなりお得感ある 『Early Color』も良いけど見開きがあったり面白い じっくり味わったけど今後もふとした時に開くのが楽しみ 浮世絵や琳派の影響があるんだ まあそうだよね 前日本っぽさあるって言われた時にそうっすか?みたいな反応したのかなりセンスない
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伝説の写真家 ソール・ライター氏が残した 写真と絵画を集めた一冊です。 彼が暮らしたニューヨークの ロウアー・イーストサイドの街角風景が、 独特の感性によって切り取られています。 彼の写真は人に観せるために 撮りためたものではありませんでしたが、 そういった意図がないにもかかわら...
伝説の写真家 ソール・ライター氏が残した 写真と絵画を集めた一冊です。 彼が暮らしたニューヨークの ロウアー・イーストサイドの街角風景が、 独特の感性によって切り取られています。 彼の写真は人に観せるために 撮りためたものではありませんでしたが、 そういった意図がないにもかかわらず、 観る者の心を惹きつける詩情にあふれています。 彼はカラー写真のパイオニアと呼ばれたりしますが、 モノクロの作品にも不思議な魅力を感じました。 氏の言葉にあるように、 どこである、何である、ではなく、 どのようにそれを見るかということ、 そして日常で見逃されている美を、 誰かのためにではなく、 ひたすら撮り続けることが このような感動を生むのでしょうね。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」 作品と言葉で、人気写真家ソール・ライターの人生哲学と美意識を紡ぐ一冊です。初期のストリートフォトから広告写真、プライベートヌード、ペインディングなど約200点とともに、アトリエ写真、愛用品などの資料も収録...
「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」 作品と言葉で、人気写真家ソール・ライターの人生哲学と美意識を紡ぐ一冊です。初期のストリートフォトから広告写真、プライベートヌード、ペインディングなど約200点とともに、アトリエ写真、愛用品などの資料も収録しています。
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2017年にBunkamuraミュージアムで開かれた回顧展の図録。 アメリカでカラー写真のパイオニアと呼ばれている写真家だという。ショーウィンドウやカフェのガラス越しに世界を切り取る視点が多く、ルイジ・ギッリの先達のようだと思った。 だが、一番鮮やかだったのは最後に並べられた...
2017年にBunkamuraミュージアムで開かれた回顧展の図録。 アメリカでカラー写真のパイオニアと呼ばれている写真家だという。ショーウィンドウやカフェのガラス越しに世界を切り取る視点が多く、ルイジ・ギッリの先達のようだと思った。 だが、一番鮮やかだったのは最後に並べられた抽象画。この作品群を見ると色彩感覚だけで食っていける人だったとよくわかる。元々は画家志望だったとか。 少年のような女性たちのヌード写真が多く見れるのもよかった。ヌードを見るのは得意じゃないけれど、平たい胸を見せ裸で煙草を吸う彼女たちは少年性に溢れていて、悪戯っぽい目がセクシーというのとはまた違う魅力として浮かんでくる。
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ニューヨークが生んだ伝説。「作品」と「言葉」で紡ぐ人生哲学。ファッション、ストリート、ヌード、絵画まで、その全貌を伝える約230点を収録。(e-honより)
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ソール・ライターの、カラーにこだわった写真はそれでもカラフルとはまた違う、静かな、優しい、彼の生活圏のささやかな日常を、彼の視点によって見るものに随分とドラマチックに印象づける。 仕事の写真でさえ何故か、ファッションだけではないなにかが静かにエモーショナルに語りかけてくる。 ...
ソール・ライターの、カラーにこだわった写真はそれでもカラフルとはまた違う、静かな、優しい、彼の生活圏のささやかな日常を、彼の視点によって見るものに随分とドラマチックに印象づける。 仕事の写真でさえ何故か、ファッションだけではないなにかが静かにエモーショナルに語りかけてくる。 傘や雪についた足跡や、ガラス越しの人や風景、子供たち。 彼の写真はまさにデッサンのようで、油絵のようで、さりげなく、そして同時に強烈な印象を残す。 似たような素敵な写真は沢山見るけれど、彼のように何者にもなりたくない、ただ撮りたい、そんな人が撮った写真はただ静かに、孤高としてそこにある。 ページをめくる度に、心が震えるのを抑えることが出来ない。 ドラマチックな一冊。 Photographs are often treated as important moments but really they are little fragment and souvenirs of an unfinished world. 写真はしばしば重要な瞬間を切り取るものとして扱われたりするが、本当は終わることのない世界の小さな断片と思い出なのだ。
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ソール・ライターの作品集。 数年前の展覧会の図録も兼ねているらしい。 行きたかったな。 表紙の雪と足跡の写真や、雨粒に包まれた窓越しの写真が好き。 子供の頃、母が運転する車の窓越しに、雨に包まれた田舎の小さな町を眺めるのが好きだったのを思い出した。 雨が好きなのはこの頃からだっ...
ソール・ライターの作品集。 数年前の展覧会の図録も兼ねているらしい。 行きたかったな。 表紙の雪と足跡の写真や、雨粒に包まれた窓越しの写真が好き。 子供の頃、母が運転する車の窓越しに、雨に包まれた田舎の小さな町を眺めるのが好きだったのを思い出した。 雨が好きなのはこの頃からだったのか。 ライターさんも雨や雪が好きと仰っているので、勝手に親近感を感じている。 図録というものには、主催者や関係者による挨拶や解説の文章が載っている。 この本の巻末にもいくつか載っている。 その中で、 ライターと同時期のアメリカの芸術作品が、「私」の問題を語ることで「アメリカ」の問題を語る事になるという物であったのに対して、ライターの作品は「私」を拡張しようという意思が全く無い というような考察がされている。 アメリカの芸術については知らないけど、私もこの本の写真やライターさんの言葉を読んでそのように感じたし、それは私自身の感覚と同じだと思えるので、ここでも勝手に親近感を感じた。 ここからは素人の感想だけど、ライターさんは自分の作品について、あれこれと解説したり何かの問題と結びつけたりはしない人なんじゃないかな。 ただそこに存在している物事や人々が形作る美しさをゆったりと眺めて受け入れているというか。 もちろんそれは、ただ構図が格好いいだけの写真という意味ではなくて。 目的や意図を持たずに、うつろいゆく美を見つめて、私達に「日常で見逃されている美を時々提示」してくれている。 そういう、説教臭くないところが、私は好きなんだと思う。 まぁなんか小難しい事は抜きにして、はちゃめちゃに格好いい写真ですよね。
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