ケンジントン公園のピーター・パン の商品レビュー
これが、ピーター・パンの物語?同じ作者なのに、フック船長と戦うピーター・パンとは、かなり違います。 とっても不思議な、そして切ない世界。イギリスの公演の雰囲気や、妖精の宮廷は「不思議の国のアリス」みたいで、透明感とやわらかなぬくもりと、ちょっとした皮肉。アリスと違うのは、細く、冷...
これが、ピーター・パンの物語?同じ作者なのに、フック船長と戦うピーター・パンとは、かなり違います。 とっても不思議な、そして切ない世界。イギリスの公演の雰囲気や、妖精の宮廷は「不思議の国のアリス」みたいで、透明感とやわらかなぬくもりと、ちょっとした皮肉。アリスと違うのは、細く、冷たい風が通り抜けるような切なさ。お母さんと子どもの愛が深い分、それを裏返すように離れてしまったときの寂しさが深い。まだ子どもの成人率が低かったころだからと思いますが、失われたものへの思いに胸がきゅっとなる作品。母になった経験がある人には、号泣ものかも。でもだからこそ、人を大事にしたいという思いも溢れているように感じました。
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原書名:PETER PAN IN KENSINGTON GARDENS 公園大周遊 ピーター・パン 鶫の巣 閉め出しの時間 小さい家 ピーターの山羊 著者:ジェームス・マシュー・バリー(Barrie, James Matthew, 1860-1937、スコットランド、劇作家)...
原書名:PETER PAN IN KENSINGTON GARDENS 公園大周遊 ピーター・パン 鶫の巣 閉め出しの時間 小さい家 ピーターの山羊 著者:ジェームス・マシュー・バリー(Barrie, James Matthew, 1860-1937、スコットランド、劇作家) 訳者:南條竹則(1958-、中央区、作家)
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ロンドンのケンジントン公園を舞台とした、ピーターパン(牧神)も出てくるが、主に妖精たちの生態を描いたおとぎ話。子供の頃はおとぎ話が大嫌いじゃった。今でいう所の辻褄合わなくなると夢落ちですかい、と勝手に怒りをあらわにしていた。竹取物語、浦嶋太郎は今でもトラウマじゃ。現在は少しは経験...
ロンドンのケンジントン公園を舞台とした、ピーターパン(牧神)も出てくるが、主に妖精たちの生態を描いたおとぎ話。子供の頃はおとぎ話が大嫌いじゃった。今でいう所の辻褄合わなくなると夢落ちですかい、と勝手に怒りをあらわにしていた。竹取物語、浦嶋太郎は今でもトラウマじゃ。現在は少しは経験値積んでるので、ごっつりメルヘンにも優しい。あんまり深く掘り下げると悲しさが染みでるタイプの本なので、サラッと読むのじゃ。挿し絵が素晴らしいー。
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